チシマギキョウ(ちしまぎきょう) / 千島桔梗
最終更新:2022-08-15 00:48 - jj1xgo
基本情報
イワギキョウとよく似ているが、チシマギキョウは花弁に長い毛があり、イワギキョウには無い。また、チシマギキョウの萼片は広く三角形で、イワギキョウの萼片は細くふちに鋸歯がある。更に、イワギキョウは上向きに咲くことがあるが、チシマギキョウは横向きに咲く。花の色も、イワギキョウはやや明るい平坦な青紫で、チシマギキョウではやや濃いめの深みのある紫である。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
チシマギキョウ(千島桔梗)はキキョウ科ホタルブクロ属に属す多年草である。生息地は、アジア北東部及び北アメリカである。具体的には、ロシア連邦のカムチャツカ半島、千島列島及び樺太島に、日本の北海道、本州中部地方以北の高山帯の岩場や砂礫地、アメリカ合衆国のアラスカ州に分布することが確認されている。花期は7〜8月。花の色は青紫色、大きさは4cmほどで縁に白い毛が生えている。
よく似た種にイワギキョウがある。本種と異なり花弁に毛が生えていない点、萼片が三角形をしている点などから区別できる。