ツマトリソウ(つまとりそう) / 褄取草
最終更新:2022-10-10 14:23 - jj1xgo
基本情報
北海道や本州北部、四国などに分布し、6〜7月の初夏に花を咲かせる高山帯の多年草。花は基本的に白色で、おおよそ1.5〜2.5cmの大きさ。茎は地面から5〜25cmほどの高さまで伸び、全体的に背の低い小柄な草花である。葉の大きさは2〜7cmほどで、幅広で丸みのある形状をしている。稀に花びらの先端が淡い紅色に染まることがあり、その色の入り方が鎧の威色目(おどしいろめ)の1つである「褄取り」に似ていることから、この名がついたと言われている。