ヒキオコシ(ひきおこし) / 引起, エンメイソウ, 延命草
最終更新:2022-10-02 07:58 - jj1xgo
基本情報
山地や丘陵地の草地/林縁/伐採跡地など、乾き気味の場所に生育する多年草。茎の断面は四角形で草丈は50〜100cm。葉は対生し、葉身は5〜10cmの広卵形、先が尖り、縁に粗い鋸歯がある。9〜10月に枝先の葉腋に小さな紫色の唇形花をつける。
名前は「引き起こし」の意味で、行き倒れた重病の旅人に弘法大師(空海)がこの草を飲ませたら起き上がった、との伝説に基づくとされる。
別名「延命草」とも呼ばれ、本種には強い苦味があり、地上部を乾燥したものは生薬として利用される。
名前は「引き起こし」の意味で、行き倒れた重病の旅人に弘法大師(空海)がこの草を飲ませたら起き上がった、との伝説に基づくとされる。
別名「延命草」とも呼ばれ、本種には強い苦味があり、地上部を乾燥したものは生薬として利用される。