レイジンソウ(れいじんそう) / 伶人草
最終更新:2022-09-11 11:33 - jj1xgo
基本情報
関東以西の本州や四国・九州の山林や林縁に自生するキンポウゲ科トリカブト属の多年草。花は淡紅紫色で頂萼片は上部で細くなり、花柄や頂萼片には開出した毛がある。葉の裂片には卵型で鈍頭の鋸歯がある。和名の「伶人草」は、花の上部がかぶと状であり、雅楽の奏者である伶人の冠に見えることから付けられた。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
レイジンソウ(伶人草、学名:Aconitum loczyanum R. Raymund)は、キンポウゲ科トリカブト属の多年草。明るい林の中や山地の草原に生える多年草。近畿地方以西の本州や、四国、九州に分布する。和名は伶人草で、花の形が伶人(舞楽の奏者)が被る冠に似ていることからつけられた。高さ40-80cmになり、上部には密に短毛が生える。根生葉には長い柄があり、掌状に5-7裂する。茎葉は小さい。花は8-10月に茎の先や葉の腋につき、淡紅紫色で長さ約2.5cm、外側に開出毛が生える。花柄は長さ1-1.5cmで、開出した毛が密に生える。