ショウジョウバカマ(しょうじょうばかま) / 猩々袴
最終更新:2022-10-10 16:06 - jj1xgo
基本情報
多湿地に生える常緑の多年草。低地の湿原から亜高山帯まで生育域が広く、低地では春早くから、高山では夏に花を見ることができる。葉は両面無毛でやや質が厚く光沢があり、ロゼット状に多数が根生し、冬季も凍結に耐えるために赤みを帯びながらも枯れずに残る。開花時に花茎の基部から新葉のロゼットが展開し始める。雪解けとともに葉の中心から高さ10-20cmの花茎を伸ばし、先端に短い総状花序をつけ、うつむき加減に3-10個のピンクの花を咲かせる。花序全体で一つの花に見える。
名前の由来となった「猩々(しょうじょう)」とは、物語や地方の伝説などに出てくる想像上の動物で、酒を好んで飲む赤ら顔のサルの様な生き物のこと。オランウータンを漢字で書くと「猩々」と書く。ショウジョウバエなど見た目が赤い生物に「ショウジョウ〜〜」という名前が付くものがある。「袴(はかま)」については、根性葉と呼ばれる地表部分にロゼット状に広がる葉が袴のように見えるからとされる。
名前の由来となった「猩々(しょうじょう)」とは、物語や地方の伝説などに出てくる想像上の動物で、酒を好んで飲む赤ら顔のサルの様な生き物のこと。オランウータンを漢字で書くと「猩々」と書く。ショウジョウバエなど見た目が赤い生物に「ショウジョウ〜〜」という名前が付くものがある。「袴(はかま)」については、根性葉と呼ばれる地表部分にロゼット状に広がる葉が袴のように見えるからとされる。