アサマフウロ(あさまふうろ) / 浅間風露
最終更新:2022-11-11 10:00 - レコ君
基本情報
フウロソウ科の高山植物(多年草)
中部地方の湿った草地に生える
ハクサンフウロより花の色が濃く、葉の切れ込みが深い
名前は浅間山の周辺に多く自生することにちなむ
中部地方の湿った草地に生える
ハクサンフウロより花の色が濃く、葉の切れ込みが深い
名前は浅間山の周辺に多く自生することにちなむ
山の解説 - [出典:Wikipedia]
フウロソウ科(フウロソウか、Geraniaceae)は被子植物の科のひとつ。観賞用に栽培する、いわゆる「ゼラニウム(Geranium)」を含むが、これは現在フウロソウ属(Geranium)とは別のテンジクアオイ属(ペラルゴニウム属 Pelargonium)に分類されている。約800種を含み、クロンキスト体系の分類では11属ほどに分ける。草本または低木で、温帯と亜熱帯を中心として、世界に広く分布する。
葉は切れ込みのある単葉または複葉で、托葉がある。花は5数性、放射相称または左右相称の両性花で、虫媒花で目立つものが多い。がく(合生)と花弁(離生)は5枚、雄蕊は多くの種で10本。雌蕊は5個(一部の種では3個)の心皮からなり、子房上位。花柱は果実にくちばし状に宿存する。果実は分果で、5(または3)裂する。
フウロソウ属が特に多く(約430種)、日本にはフウロソウ属のみ10数種が自生する。テンジクアオイ属はケープ植物区(南アフリカ)に集中して多様化している。Sarcocaulon属は多肉化している。