キタザワブシ(きたざわぶし) / 北沢附子
最終更新:2022-09-11 11:03 - jj1xgo
基本情報
ミヤマトリカブトの亜種で、茎葉が3深裂し、花序が散房状〜総状になる。花は青紫色で、雄しべにはあらい毛が密生、雌しべは無毛または屈毛〜斜上毛がある。花柄には屈毛がある。本州中部でも日本海側に分布するミヤマトリカブトに対し、南部の太平洋側の山岳(日光山地、八ヶ岳、関東山地、南アルプス、中央アルプス、御嶽山の亜高山帯)に分布する。名前は南アルプスの北沢峠で最初に発見されたことによる。附子(ぶし)は漢方におけるトリカブト属の塊根の事。