ヒツジグサ(ひつじぐさ) / 未草
最終更新:2022-09-22 11:52 - jj1xgo
基本情報
山間の池沼や川、高地の湿原に自生する多年生の水草。開花は6〜9月。花は直径4〜6cmほどで、地下茎から水面まで伸びる長い花柄の先に咲く。白い花弁は長さ3〜4cmの長楕円形。8〜15枚の花弁が重なり合うように並び、外側ほど大きいのが特徴。未の刻(ひつじのこく)に花が開ききるため「未草」と名付けられたとする説が多い。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
ヒツジグサ(未草、学名: )は、スイレン科スイレン属に属する多年生の水草の1種である。水底に根を張った地下茎から長い葉柄を伸ばし、水面に円形の葉を浮かべる (図1)。花期は6月から9月、長い花柄の先についた1個の花が水面上で咲く (図1)。花の大きさは直径3?7センチメートル (cm)、萼片が4枚、多数の白い花弁と黄色い雄しべがらせん状についている。ヒツジグサの名の由来は、未の刻 (午後2時) 頃に花が咲くためとされることが多いが、この頃に花が閉じ始めるためともされる。中国名は睡蓮または子午蓮であるが、日本語での睡蓮 (スイレン) はスイレン属の総称として用いられる。