コウシンソウ(こうしんそう) / 庚申草
最終更新:2023-06-12 08:22 - jj1xgo
基本情報
日本固有の食虫植物で、被子植物類タヌキモ科の多年草。明治23年(1890)、栃木県の庚申山で群生しているのが発見され、山の名をとって「庚申草」と命名された。霧がかかり、太陽が1日に数時間は当たるという非常に特殊な環境のところで、コケの生えている断崖にへばりつくように生育する。葉と花梗の表面に密生する小さな腺毛から粘液を出し、小さな虫を捕らえて養分にする。花期は6月中旬から7月。