ヒメフウロ(ひめふうろ) / 姫風露, シオヤキソウ, 塩焼草
最終更新:2023-07-30 13:11 - jj1xgo
基本情報
石灰岩地に自生する1年草、または越年草。フウロソウ属の中でも花の大きさが小さく可愛らしいところから「姫」と名づけられた。細くて長い柄の先に1輪か2輪、ピンク色の花を咲かせる。花びらは5枚で、紫に近い濃いピンク色の筋が2本縦に入る。赤い葯(やく)を持つ雄しべが先に立ち上がって花粉を出し、後から雌しべが出てくる「雄性先熱」という種類の花で、雄しべは色々な形に変化するため時期によって違う姿が見られる。
独特の匂いがあり、シオヤキソウ(塩焼草)という別名は、塩を焼いたときの匂いに似ているところからつけられた。
独特の匂いがあり、シオヤキソウ(塩焼草)という別名は、塩を焼いたときの匂いに似ているところからつけられた。