サクラソウ(さくらそう) / 桜草, ニホンサクラソウ, 日本桜草
最終更新:2022-10-10 14:39 - jj1xgo
基本情報
サクラソウ科サクラソウ属に分類される多年草。山地のやや湿った草原や高原などに自生する。広義ではサクラソウ属の総称を指し、狭義では別名ニホンサクラソウと呼ばれる一品種を意味する。サクラソウ属は全部で300種以上存在すると言われ、江戸時代に園芸植物として流行し、改良され、さまざまな品種が生み出されたとされている。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草。日本のサクラソウ類の代表で、日本では北海道南部、本州、九州の高原や原野に分布し、朝鮮半島から中国東北部へかけても分布するが、野生の群落をみることはまれになっている。また埼玉県と大阪府の県(府)花に指定されている。江戸時代に育種が進み、数百に及ぶ品種が作られた古典園芸植物でもある。2019(平成31)年時点では322品種を後述の「さくらそう会」が認定しているが、この中には明治以降の作出品種も含まれる。ニホンサクラソウ(日本桜草)ともいう。また、サクラソウ属植物は世界中に約400種あり、ホザキサクラソウ(Primula vialii) など一部を除くと花の形や草姿に極端な違いがないので、「サクラソウ」を総称とすることが多い。したがって同属の他種が「サクラソウ」と俗称されることがあり注意を要する。園芸店で「サクラソウ」として売られている植物としては西洋サクラソウ(P. polyanthus)、オトメザクラ(P. malacoides プリムラ・マラコイデス)、トキワザクラ(P. obconica プリムラ・オブコニカ)、などがあり、本種は少ない。