イワオウギ(いわおうぎ) / 岩黄耆, タテヤマオウギ
最終更新:2023-09-09 11:37 - jj1xgo
基本情報
本州中部以北から北海道の亜高山帯〜高山帯の砂礫地や岩場・草地に自生する。高さ10〜70cm、長さ1.5cmほどの黄色を帯びた白色の花を、茎の上部に10〜25個ほどを下向きにつける。名は、漢方の黄耆に似て岩場に生えることからついたもの。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
イワオウギ (岩黄蓍、Hedysarum vicioides subsp. japonicum var. japonicum) はマメ科イワオウギ属の多年草である。別名をタテヤマオウギとも言い、中部以北の本州と北海道の亜高山帯から高山帯にかけての草地・砂礫地に分布する。花期は6-9月、やや黄色がかった白い小さな花が、茎の先に房状に10-30個咲く。根は木質で、乾燥に耐えられるようになっている。よく似た種類にシロウマオウギやリシリオウギ、タイツリオウギ(いずれもイワオウギとは別属のゲンゲ属)があり、分布域も重なっている。イワオウギは他の種と比べて花が穂状に長いこと、また果実のなる季節であれば、さやに節があることで他種と識別できる。
category:高山植物
category:マメ科