チョウノスケソウ(ちょうのすけそう) / 長之助草
最終更新:2022-08-18 20:37 - jj1xgo
基本情報
北海道から本州中部以北の高山の礫地に生える小型の植物。草のように見えるが、木質化した枝を四方に這わせて伸びる高山矮小常緑低木である。雪解けとともに、しわが多い楕円形の新葉を広げ、葉の展開が終わる頃に太い芽では先端から蕾を出して花弁が8枚の白い花を咲かせる。花後には白く長い綿毛をつけた果実を実らせる。やがて少し紅葉して雪の下で休眠に入る。
山の解説 - [出典:Wikipedia]
チョウノスケソウ(長之助草、Dryas octopetala)は、北半球の極地および高山に生育する匍匐性の常緑小低木で、バラ科に属する。高山の岩場に群生し花も美しいので知られる。日本では須川長之助(ロシア人植物学者マキシモヴィッチの助手)が初めて採集したことからこの名がある。日本のものは一般に変種(var. asiatica)とされる。