薩摩富士

2021年08月30日(月) [日帰り]

• GPS: 03:47
• 距離: 7.8km
• 登り: 833m
• 下り: 836m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:41
• 合計: 3:47

5:58 スタート地点
6:07 6:07 二合目
6:40 6:40 五合目
7:28 7:28 九合目
7:38 8:19 開聞岳
9:08 9:08 五合目
9:34 9:34 二合目
9:45 9:45 かいもん山麓ふれあい公園
9:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

かいもん山麓 ふれあい公園の駐車場利用

コース状況／危険箇所等

＜登山口〜5合目＞
登山口の2合目までは車道歩き
＜5合目〜山頂＞
7合目まではゴロゴロした小岩が目立つ。7合目以降は山頂まで岩場が多くなる。朝方は日当たりの悪い区間は岩の表面が濡れていることがあるため転倒注意。山頂の広い岩場のみ展望・日当たりがよい

その他周辺情報

食事処：
だいとく
枕崎の名物料理を食べられるお店。
名物の鰹を使った料理はどれも絶品。特に、枕崎産最高級本枯節でだしを取ったかつおラーメンは、美味しすぎて箸が止まらなかった。
ランチのラストオーダーも15時半と遅く、下山時間が多少遅くなっても訪問できる余裕がある。
公式HP：http://hamarankai.makurazaki.net/daitoku/

写真

8/29 12:27

前日は大隅半島巡り。
錦江湾の透明度の高さに驚いた

8/29 12:41

道の駅「たるみず」から見る桜島は圧巻

8/29 12:44

霧島連山方面も韓国岳から高千穂峰までよく見えた

8/29 12:44

道の駅裏にまわると、桜島をより近くに感じられた

8/29 12:45

東からは、南岳周辺の火口から上がる噴煙がよく見えた

8/29 13:14

南からの桜島

8/29 13:19

こちらは富士山らしい山容

8/29 14:25

遠く南西方面に薩摩富士

8/29 15:03

実は初訪問

8/29 15:04

鹿児島の島々と位置関係

8/29 15:08

ガジュマル。
見るのは10年前の屋久島以来かな

8/29 15:11

この行動力には頭が下がる

8/29 15:28

展望台まで少し歩いた

8/29 15:32

ここまで来ると、南国感ハンパない

8/29 15:40

開聞岳はどこから見ても目立つ

8/29 15:41

岬の灯台は遠くから見るだけ

8/29 15:44

でも展望エリアは広い

8/29 15:55

灯台の先には霞んだ屋久島

8/29 16:08

帰り道の途中にある神社も南国仕様

8/29 17:52

お次は根占の雄川で涼んだ

8/29 17:58

雄川の滝

8/29 17:58

上流のダムが放流中だったから、滝つぼには下りれず

8/29 18:30

明日の快晴が約束されるような夕焼け

8/30 5:47

ここから本編。
のぼり旗のある百名山は初めて

8/30 5:49

閑静な田舎の山麓。
空気がおいしい

8/30 5:52

案内に従う

8/30 5:56

ご対面

8/30 5:57

2合目の登山口で日の出。すでに暑い

8/30 6:01

何も考えなくていい捻りのないルート

8/30 6:12

百名山らしからぬ序盤の道の狭さ

8/30 6:29

少しずつ道が広くなり

8/30 6:35

あっとう言う間に5合目の展望台へ

8/30 6:35

遠くに霧島連山

8/30 6:35

指宿市方面

8/30 6:57

5合目から先は浮石が多いが日陰になり暑さから逃れられた

8/30 7:02

7合目で視界が開け、昨日訪れた佐多岬が見えた

8/30 7:02

早朝だから周辺の島々もまだ霞んでいなかった

8/30 7:04

7.1合目ってなんやねん

8/30 7:07

仙人洞

8/30 7:14

この辺りから山頂まで岩場が続く

8/30 7:27

もう少し

8/30 7:29

前原海岸

8/30 7:29

桜島も見えてきた

8/30 7:31

小ぶりの梯子

8/30 7:39

実は足元の岩は

8/30 7:39

海沿いで湿度が高いからなのか、表面がかなり濡れていた。
かなり厄介

8/30 7:40

52mってなんやねん、その情報いるのか謎

8/30 7:42

山頂直前で、鳥居が急に現れた

8/30 7:42

実は麓の枚聞神社の奥宮にあたる

8/30 7:44

着いた

8/30 7:44

漢らしい展望案内図

8/30 7:45

山頂は緑に覆われているが、けっこう広い

8/30 7:45

池田湖と桜島が直線状に並んでいる構図が印象的

8/30 7:45

良い山じゃないか。
やはり山の良し悪しは標高では決められない

8/30 7:45

錦江湾

8/30 7:46

左に桜島、右に霧島連山

8/30 7:55

振り返れば、屋久島の宮之浦岳と永田岳の九州2トップも顔を覗かせていた。やはり再訪したい奥岳だ

8/30 7:55

枕崎方面

8/30 8:04

山頂標識先の岩場からの景色

8/30 8:04

眼下もよく見下ろせた

8/30 8:12

この看板がないと意外と迷うかも

8/30 8:15

後から登ってきた若者2人組がドローンを飛ばしていた

8/30 8:20

昼飯はあの辺で摂る予定

8/30 8:21

短い梯子も意外と高度感あり

8/30 8:41

岩場を越え

8/30 8:53

倒木を跨ぎ

8/30 9:38

下山

8/30 10:19

山麓の枚聞神社裏には開聞の姿が映る

8/30 10:40

偶然撮れた開聞岳が噴火しているような構図

8/30 11:05

ソテツは南国の証

8/30 11:14

長崎鼻から見る開聞

8/30 11:15

長崎鼻で散歩

8/30 13:07

やっと南北コンプリート

8/30 13:52

お待ちかねの鰹三昧

8/30 14:03

枕崎ぶえん鰹も。
お腹も心も大満足

8/30 14:46

火之神公園キャンプ場。
自転車ツーリングで泊まりに来たい

8/30 14:50

立神岩の奥で噴煙を上げる硫黄島が印象的

8/30 14:58

こういう遊び心は好き

8/30 15:10

かつおのぼり。なんとも枕崎らしい

8/30 16:57

知覧特攻隊の人達にとって開聞岳は特別な山であったのだろう

8/30 20:52

鹿児島市の夜景

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

感想

nicopoji

遅めの里帰りのついでに、3ヶ月ぶりに山に登ることにした。
久しぶりということもあり登ることにかなり不安があったため、優しい山を選ぶことにした。九州の未踏の日本百名山は、難易度が優しい開聞岳と韓国岳が残っていたため、多面的に考えてこの2座とした。まずは開聞岳。

当日は日の出とともに出発し、連日の残暑の暑さも堪え、やはり体力もペースも落ちていることはやむを得なかったが、気をつけて登ったため怪我なく登頂できた。山頂まで誰にも会わず、やはり百名山は平日に登る方が利点が多いと思った。
山頂からの景色は予想以上に素晴らしく、1000mに満たない山とは思えなかった。
本土の海沿いに、さらに周辺にこの山と同じくらいの高さの山はなく、そして独立峰。これほど特別感のある山は珍しい。
麓からは西から見ても東から見てもその景色は格別。かの有名な伊能忠敬に天下の絶景と言わせてしまうほど存在感の強い山。

下山後は、枕崎で鰹料理に舌鼓を打ち、知覧特攻平和会館で悲しい歴史を痛感した。
南薩のあらゆる歴史の多くの舞台には、開聞岳が深く関わっていることを知ることができ、登ってよかったと思える山だった。