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Yamareco

記録ID: 3483521
全員に公開
ハイキング
札幌近郊

無意根山ー久々の薄別口から

2021年09月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:14
距離
13.9km
登り
829m
下り
832m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:23
休憩
0:51
合計
6:14
距離 13.9km 登り 829m 下り 832m
10:12
38
10:50
10:51
40
11:31
18
11:49
11:59
31
12:30
29
12:59
29
13:28
3
13:31
14:03
4
14:07
17
14:24
16
14:40
36
15:16
15:24
6
15:30
28
16:25
1
16:26
ゴール地点
天候 晴れ曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
北大小屋からの梯子は慎重に(特に下り、濡れ、凍結時)
駐車場からしばらく歩くと第一の林道片側崩落個所。崩落してからかなり経ち、草が茂ってきている。修復する予定はないようだ。
2021年09月01日 10:28撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 10:28
駐車場からしばらく歩くと第一の林道片側崩落個所。崩落してからかなり経ち、草が茂ってきている。修復する予定はないようだ。
手前に北大小屋の薪運搬の手伝い依頼があり、
2021年09月01日 10:28撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
2
9/1 10:28
手前に北大小屋の薪運搬の手伝い依頼があり、
3本、ついでなので背負うことに。これが結構重かった。1本2k近くはあったろうか。
2021年09月01日 10:34撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
5
9/1 10:34
3本、ついでなので背負うことに。これが結構重かった。1本2k近くはあったろうか。
久々の宝来小屋。
2021年09月01日 10:45撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 10:45
久々の宝来小屋。
リンドウ(エゾオヤマノリンドウ)の群生。
2021年09月01日 11:17撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:17
リンドウ(エゾオヤマノリンドウ)の群生。
2021年09月01日 11:18撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:18
無意根の尾根が見えた。ガスっている。
2021年09月01日 11:26撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
9/1 11:26
無意根の尾根が見えた。ガスっている。
最初の渡渉個所。アルミの梯子が取り付けられたんですね。
2021年09月01日 11:27撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:27
最初の渡渉個所。アルミの梯子が取り付けられたんですね。
しばらく登って大蛇原に到着。
2021年09月01日 11:32撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:32
しばらく登って大蛇原に到着。
以前、湿原にあった木道は撤去されたんですね。
2021年09月01日 11:33撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
9/1 11:33
以前、湿原にあった木道は撤去されたんですね。
北大スキー部の小屋に到着。重荷から解放。水を飲んでくださいと書かれているので小屋の中に。この小屋の存在はかけがえがない。
2021年09月01日 11:41撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:41
北大スキー部の小屋に到着。重荷から解放。水を飲んでくださいと書かれているので小屋の中に。この小屋の存在はかけがえがない。
小屋の中は綺麗に清掃されている。台所の蛇口から湧水が勢いよく出ている。一杯頂く。連絡すれば自由に宿泊できるとのこと。
2021年09月01日 11:44撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 11:44
小屋の中は綺麗に清掃されている。台所の蛇口から湧水が勢いよく出ている。一杯頂く。連絡すれば自由に宿泊できるとのこと。
台地(テラス)に登りきった。ここから分岐までの間に熊の目撃情報があったので平日でもあり、時々笛を吹いて緊張しながら歩きます。この先、古い熊の糞があった。ガスが尾根を覆い、時折、雨が降ってきた。
2021年09月01日 12:41撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 12:41
台地(テラス)に登りきった。ここから分岐までの間に熊の目撃情報があったので平日でもあり、時々笛を吹いて緊張しながら歩きます。この先、古い熊の糞があった。ガスが尾根を覆い、時折、雨が降ってきた。
分岐に到着。途中、古い熊の糞があった。少し歩いたところで、同じく薄別口から登ったという同じソロの人とすれ違った。頂上はガスの中だったが、ほっとする。
2021年09月01日 12:55撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 12:55
分岐に到着。途中、古い熊の糞があった。少し歩いたところで、同じく薄別口から登ったという同じソロの人とすれ違った。頂上はガスの中だったが、ほっとする。
烏帽子ー神威方面。
2021年09月01日 12:55撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 12:55
烏帽子ー神威方面。
頂上付近はガスの中。
2021年09月01日 13:05撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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頂上付近はガスの中。
すばらしい斜面。ここをパウダーで滑れたら最高だろうが、最近でも遭難事故が何件かある。冬期の寒さは尋常でない。
2021年09月01日 13:05撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:05
すばらしい斜面。ここをパウダーで滑れたら最高だろうが、最近でも遭難事故が何件かある。冬期の寒さは尋常でない。
頂上までは這松の中の緩い登り。
2021年09月01日 13:18撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:18
頂上までは這松の中の緩い登り。
北大エレガントスキー部の遭難碑。昭和49年(1974年)3月25日とある。5人が雪崩れで流され2名死亡の事故。調べてみると生存者の生々しい手記が残っている(https://ameblo.jp/ka-hoh/entry-10815282331.html)。積雪期にはありうることで人ごとでない。
2021年09月01日 13:24撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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北大エレガントスキー部の遭難碑。昭和49年(1974年)3月25日とある。5人が雪崩れで流され2名死亡の事故。調べてみると生存者の生々しい手記が残っている(https://ameblo.jp/ka-hoh/entry-10815282331.html)。積雪期にはありうることで人ごとでない。
遭難碑の先に小さな空き地があり、その先に笹の台地が見下ろせた。
2021年09月01日 13:24撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:24
遭難碑の先に小さな空き地があり、その先に笹の台地が見下ろせた。
最高地点1464m。
2021年09月01日 13:26撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:26
最高地点1464m。
石祠。よくこんな思いものを担ぎ上げたものだ。
2021年09月01日 13:26撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:26
石祠。よくこんな思いものを担ぎ上げたものだ。
無意根山頂標識に登頂。
2021年09月01日 13:31撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:31
無意根山頂標識に登頂。
三角点。
2021年09月01日 13:31撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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三角点。
少し先に大きなケルンがあります。残念ながらこの先から中岳、喜茂別岳方面はガスで見えなかった。
2021年09月01日 13:34撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:34
少し先に大きなケルンがあります。残念ながらこの先から中岳、喜茂別岳方面はガスで見えなかった。
ここにもリンドウの群落。
2021年09月01日 13:34撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
9/1 13:34
ここにもリンドウの群落。
山頂直下の裾野のテラス。
2021年09月01日 13:34撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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山頂直下の裾野のテラス。
南側は西側からのガスがかかっている。
2021年09月01日 13:34撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
9/1 13:34
南側は西側からのガスがかかっている。
西側は這松が密生。
2021年09月01日 13:35撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:35
西側は這松が密生。
東側の景色。札幌岳、狭薄山、空沢岳、漁岳の尾根。
2021年09月01日 13:54撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 13:54
東側の景色。札幌岳、狭薄山、空沢岳、漁岳の尾根。
無意根尾根から見る天狗岳。
2021年09月01日 14:21撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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無意根尾根から見る天狗岳。
密生したボリボリ。帰ってみそ汁にして頂きました。
2021年09月01日 15:16撮影 by  Canon IXY 210 , Canon
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9/1 15:16
密生したボリボリ。帰ってみそ汁にして頂きました。
撮影機器:

感想

薄別口からは7年ぶりの無意根山です。大蛇が原の遊歩道の木道が撤去されていたり、北大小屋からの旧道に代わって新しくできた尾根ルートがすっかりしっかりした登山道になっていることー前回は伐採したばかりの笹の根元が歩きづらかった、渡渉個所にしっかりした梯子が取り付けられたことなどやはり年月が過ぎると変わってゆくんだなという印象を持ちました。テラスー分岐付近での熊の目撃情報があったので平日で来訪者も少ないと思われ、少し緊張しながら登っていましたが、分岐付近で下りてきた1人とすれ違い、少し安堵し、ガスに隠れていましたが山頂を目指しました。この時間もう誰も来ないだろう山頂で、西側がガスでしたが直下のテラスや東側の眺望を楽しみました。山頂付近の遭難碑を調べ、当時の生存者の記録を読んでみました。3月の山スキーで雪崩れにあい、2人が死亡した遭難で、流されているときの状況が生々しかったです。最近でも2009年雪庇を踏み抜いて落下し、仲間からとり残されてビバーク後凍死、今年6月、単独沢登りで遭難など。危険と隣合わせの山であることを忘れてはならないなと改めて自覚しました。天候が悪くなればガラッと状況が急変します。小屋付近でボリボリを大量に採取し、家に帰ってみそ汁で頂きました。

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