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Yamareco

記録ID: 349122
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山

2012年05月17日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:53
距離
10.2km
登り
1,188m
下り
1,186m

コースタイム

13:04 登山口
13:57 3合目
14:13 5合目
14:23 避難小屋
15:16 山頂 15:35
16:00 避難小屋
16:05 5合目
16:20 3合目
16:57 登山口
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険な場所は無い
迷うところも無い
3合目のところで保全活動募金 200円
山頂は反対側の有料道路駐車場から来た観光客で一杯
登山口は民間駐車場のみ
立ち寄った関ヶ原古戦場
立ち寄った関ヶ原古戦場
登山口、古風な感じがしぶい
登山口、古風な感じがしぶい
3合目近く、スキー場跡地が広がる。昔滑り下りてきた事を懐かしむ。
3合目近く、スキー場跡地が広がる。昔滑り下りてきた事を懐かしむ。
保全活動募金
5合目、突然の自販機にえっと思う
5合目、突然の自販機にえっと思う
あのてっぺんに行くのね
あのてっぺんに行くのね
新しい避難小屋
振り返ると結構登ってきたのが分かる
振り返ると結構登ってきたのが分かる
山頂、小屋が並ぶ
山頂、小屋が並ぶ
山頂標識、観光客が一杯
山頂標識、観光客が一杯
霞んで琵琶湖が見えない
霞んで琵琶湖が見えない
伊吹山遠望

感想

朝早く名神を走らせていると今日は工事が多く、一車線になってしまうことが多い。
しかも夜間通行止めがあるみたいだ。そんなことは知らなかった。トホホ。
関が原が近づくと伊吹山が見えてきた。大きな山並みだ。
関が原ICで名神を下り、大垣の町から能郷を目指す。少しずつ狭くなった道を走っていくと、右手に猿楽と書かれた大きな文字がある神社に着いた。ここに登山届けとかかれた公衆電話ボックス跡があった。それにしても素晴らしい神社だ。地元の方たちが長年守り続けてきたのだろう。その歴史に感動する。

もう少し狭くなった道を行くと、目の前にゲートがあった。ここから先は私有地で通行できないようだ。この時点で10:40、ここから歩くと2時間余計に歩かなくてはならない。仕方なく引き返すこととした。温見峠からアプローチしようと聞いてみたが、やはり通行止めらしい。やばいこのまま帰らなくちゃいけないのか?

ということで、急遽伊吹山に変更した。大垣市に出て、関が原をぬけてそのままとはいかない。やはり関が原は古戦場跡、すこし見学だ。三成陣地跡、島佐近の文字、そうか佐近か、感慨深いものがあった。この丘でどんな気持ちで戦況を見つめていたのだろう?

気持ちを取り直し、伊吹山へ登山口に着いたが、駐車場が私有地に置くようになっている。たしか昔スキーに来た時も、こんな感じでおばちゃんに料金渡した気がする。ただ登山口近くの駐車場には誰も居ない。声をかけてみたが誰も出てこない。仕方なく帰りに払えば良いだろうと、車を置き歩き始める。

大きな灯篭が迎えてくれて登山道が始まった。階段を過ぎると広い石交じりの道になる。ジグザグを繰り返し木立の中を歩いていくと目の前が開けてきた所が1合目だった。この手前で登山者を抜いたが、この時点でメロメロ状態だった。こんなんで山頂まで行けるのか?はなはだ疑問であったが、案内役の人が付いていたから、良いのだろう?

1合目を過ぎるとスキー場跡地を直登するように登っていく。周りの花々に励まされながら歩いていると、団体さんが休憩していた。これは出発前に抜かねば、わずかに歩調をあげ、林の中に入る前に抜いていった。直ぐに2合目の標識があり、右手の方から回り込むように歩いていくと目の前に大きな伊吹山が目に入ってきた。もう少しで
3合目なんだ。ここはスキーに来たときに見覚えがある。遠い記憶をたどりながら歩いていく。

左手にはゴンドラ駅が見えた。少し行くと保全活動募金の看板があった。素直に200円を入れ、周りで保全活動をしている方に挨拶しながらまっすぐに伸びた道を歩いていく。右に曲がる手前が4合目であった。再び石交じりの道を登っていくと古びた小屋があり、前には新しい自動販売機があった。ここが5合目である。目の前の伊吹山の勇士を見るにはちょうど良い。ここで一息水を飲む休憩だ。ここから山頂にはジグザグを切って登る道がハッキリと見える。

スキー場跡地の急斜面だけに結構辛いのかなと言い聞かせて登り始めた。中腹に小屋が見えた。良い目標になるのであそこまでと思いながらゆっくりと歩いていく。近づいてきた小屋は石造りのしっかりとした真新しい小屋だった。

振り返ると3合目の向こうに近江の平野部と琵琶湖がまぶしい。今日は伊吹山で良かったのかも知れない。そう思いながらゆっくりゆっくり歩いていく。見上げたり振り返ったり、6合目、7合目と過ぎ、岩場が出てきた。お堂のような行導岩も同じ高さになってきた。やがて8合目の広場に出る。ここには休憩用にベンチとテーブルがあった。
今日はあまり人が居ないがきっと休日は一杯なんだろうと思いながら、ゆっくりと登っていく。益々岩場が増え結構な坂となる。途中手掛け岩なるところがあり、ごつごつした岩場を過ぎると、山頂への標識が飛び込んできた。

山頂遊歩道にでたのだ。もう山頂へは直ぐなのだが、そこは人が溢れて、土産物屋さんが並ぶ山頂らしくない場所であった。まあ直ぐそこまで車が来るし、関西では花の伊吹山として観光で売っているから仕方無いのだが。そそくさと一周して山頂で記念撮影をした。しかしアイスクリームの誘惑に負け買ってしまった。美味い!残りの半周を回って、往路と同じコースを歩き始める。一度歩いた道だから気楽である。しかも大半の登山道は見えているのだから。琵琶湖を見下ろしながらゆっくりと歩く。

8合目では団体さんが休憩していた。降りるときは気持ちよくスキーしたい気分になるが。歩くしか出来なくてまどろっこしい。ひたすらのんびりのんびり歩くだけである。3合目のトイレで一息入れて2合目、1合目と過ぎた。ちょっと足が痛いと思いながら。林の中に入っていく、気持ちよかった展望ともお別れだ。

ただ思い切り天気の良い暑い日は結構辛い山だろう。もう少しで登山口だ。直ぐ横にケカチの水という湧き水があった。左手に大きな灯篭をみて、一礼。無事下りて来れたこと、山に感謝して登山口に出た。駐車場に行くとおじさんが待っていた。お金を払って伊吹山を後にした。

ここからは小谷城跡に行ってみたが昔のように上まで行けなかった。駐車場からバスで輸送されるようになっていた。時間も終わっていたのでそこから余呉湖方面に行く。ここからは栃ノ木峠越えである。ここの宿場町は結構良い雰囲気を出してくれていて僕は大好きである。柴田勝家が開いたこの街道。そんな歴史も好きだな。このあたりの蔵のある景色も良い感じなんだ。

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