安達太良山（表登山口〜仙女平〜山頂〜ゴンドラ〜奥岳）

2012年05月05日(土) ~ 2012年05月06日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 11.1km
• 登り: 937m
• 下り: 814m

コースタイム

表登山口(10:45)〜林道交差(11:05)〜水場(11:45)〜仙女平(12:05-12:10)〜表登山道・薬師岳登山道分岐(13:05)〜主稜線(13:35)〜山頂(13:40)〜主稜線(13:45)〜表登山道・薬師岳登山道分岐(14:05)〜ゴンドラ駅(14:30)

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

海老名〜新宿 \480
新宿〜本宮 \6,830(新幹線自由席　大宮〜郡山含む)
本宮駅〜大玉村役場　\1,310（タクシー）
ゴンドラ \900（片道）
岳温泉〜二本松駅 \580
二本松〜新宿 \6,830(新幹線自由席　郡山〜大宮含む)
新宿〜海老名 \480

写真

2/11 0:49

登山口というか歩き始めとなった大玉村役場

2/11 4:24

主稜線手前の雪渓のトラバース

2/11 5:02

山頂の三角点

2/11 6:25

岳温泉への帰路、後方の安達太良山

撮影機器：

PENTAX K100D PENTAX Corporation

感想

OrichiNeko

百名山59座目。本当は大峰に行きたかったのですが、2泊3日の予定が組めそうにないため、1泊で行け、豪雪地帯ではないところということで安達太良山へ行ってきました。南からスタートを切るため、候補は石筵口か表登山口。交通の便はどちらも同じような感じで迷いましたが、なぜか表登山口が良いような気がしたのでそれに決めました。バスを調べると、本宮から岳温泉のバスだと登山口直前まで行けます。しかし、そのバスは朝はないので、糀免行きのバスに乗って大玉村役場あたりから歩くことにしました。本当は土曜夜は郡山に泊まって日曜朝7:10のバスに乗って歩きはじめることを考えていましたが、日曜の天気予報が良くなかったため、土曜のうちに登ってしまって、降りてから泊まることにしました。
さて、今回は海老名駅近くのコインパーキングに車を停めて出発です。小田急で新宿に出て、山手線で池袋に行ってから埼京線に乗り換えます。大宮からの新幹線もすいています。郡山まではすぐですね。東北線に乗るまでにパンを買って朝食。さて、本宮で8:58のバスに乗るべくバス乗り場へ急ぐと・・・バスは来ない。乗り場にあった時刻表が破れてしまっていて良く見えないんですよね。改めてスマホ使って時刻表見たら、このバスは全て日曜・祝日運休ということが判明しました。やっちまったという感じですね。途方にくれたというほかありませんが、とはいえ何か動かないとどうにもならないのは事実。また9時ですから、全て歩くという選択肢もないことはなかったのですが、タクシーにちょっとだけ乗るという妥協をすることにしました。バスを降りる予定だった村役場までいくらか聞いたら1,000円くらいという話でしたが、北に向かって東北道くぐるあたりでもう1,000円越え。心が騒いでしまい、役場手前で下車。それでも1,310円でした。
せいぜい3kmですから、得したの40分くらいですね。1,310円は無駄ではなかったと自分を説得するように登山口を目指します。途中、富岡町仮設住宅という標識があり、福島の現実を感じさせられるものがあります。さて、馬場平がようやく近づいてきたころ、目の前に車が止まり、「どこ行くの？乗ってく？」と声をかけられました。とにかく時間は貴重ですから、甘えさせていただきました。ここから登山口までは一気に登る感じになっていたので、本当に助かりました。僅かに雨が降っていたので、カッパのズボンだけ履いてスタートです。送ってくれた方は、「道は迷いやすい」というように言われたのですが、とにかく明瞭な道は緩やかにひたすら登って行きます。間もなく林道をよこぎります。その先、途中から前日までの雨の影響か、道は半分川のような状態になってきました。その状態で飽きるほど歩くと、小川を渡る水場に到着。休憩する場所もないため歩き続けていると、ようやく仙女平に到着。周囲が開けましたが、目標の安達太良山はガスの中。斜面は結構雪もありますね。
さて、ここから先は雪が出てきました。ただし靴が刺さるし、踏みぬくほどではない状態で非常に歩きやすいです。しかし急にリボンやペンキがなくなって来て、いつ迷ってもおかしくない感じになって来ました。特に道が山頂から遠くなる方向につけられているので、雪の上の踏み跡を慎重に見つけながら進みます。その状態で高度を徐々に上げ、やっと折り返すと今度はかなり大きな雪渓のトラバース。これも靴が刺さるのでアイゼンなくても大丈夫でしたが、かなりの急斜面で少し嫌な感じでした。
難所を抜けるとついにゴンドラからの道に合流。天気は良くないですが、この先は流石に道も明瞭で、人も多く一安心です。大きな雪渓をぬけて最後の登りをこなすと、主稜線に到着。「山頂」の標識はこちらにあります。鎖もある乳首山の登りをこなすと狭い山頂へ到着。二等三角点がありますが、真っ白で何も見えない。寒いので早々に退散です。
ゴンドラ駅へ下って行きます。ゴンドラ乗らずに歩こうかとも思いましたが、少しでも復興に貢献できればと思ってゴンドラ乗ることにしました。山麓の駅でちょっと休憩。富士急ホテルで入浴しようと思っていたのですが、休業中。岳温泉でお風呂のために歩いて下山始めます。で、いつの間にかすっかり晴れ。山頂も見えるようになっていました。これは・・・日ごろの行いが悪かったかな？
で、とぼとぼ歩いてたらまた声かけられちゃいました。で、岳温泉まで乗せていただきました。福島いいとこですね。岳温泉では「岳の湯」(300円)で汗を流し、「成駒」さんで人気のソースかつ丼をいただきました。食べたあとでB級グルメ「安達太良カレー」というのがあったようで、これ食べれば良かったと思ったのですが、どうも調べたら特に決まった仕様はないようで、店店で好きなようなカレーを出している模様。これはB級グルメといっていいんでしょうかね？
今回は交通機関の調査不足。でも日曜の朝に途方にくれるよりは結果的には良かった。なんといっても、福島のみなさんありがとうございました。うれしかったです。