神室山・・・転じて「禿岳」
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:21
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 467m
- 下り
- 454m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■危険箇所は特になし |
写真
感想
この連休は台風の影響で天気がどうなることかと心配したが、快晴の山日和になった。どこか1泊で山に行こうと思っていたら、姫が「槍に行ってくる」「前回天気が悪くて穂先に行けなかったから」・・・って、「槍の穂先なんて10回以上行ってるでしょ!?」と言ってはみたものの先を越され猫の世話もあるし、TONOは日帰りで山に行くことになった。で目的地は神室山。有屋口は工事で通行止めになっているとのことなので、役内口から周回することにした。ここからだと登山口まで2時間はかかるし早く起きねば。
朝、目が覚めると5時半だった。ゲッ寝坊した!普段は猫が交互にやって来て鳴いたり、顔を舐めたり、枕の上の狭いスペース座ったりして、睡眠の邪魔をするので4時半頃には一旦起きるのだが、この日に限って誰も起こしに来ない。いつも無駄に起こすくせに、肝心な時に4匹も揃って役立たずどもめ。
急いで家を出たのでナビをセットせずに出発したが、順調に大きな登山案内の看板と鳥居がある所までは着いた。そして何故かここが西ノ又コースとパノラマコースの分岐だと思い込んだ。連休なので何で1台も車が停まっていないんだろう・・・と思いつつも準備をして歩き始めた。のっけから地形図と様子が異なることに気付いてはいたが、あまり深く考えずに沢沿いの林道を先に進んた。まるで上高地〜横尾とか新穂高〜白出沢に向かう林道みたいだな・・なんて思って歩き続けたのは、姫が上高地から槍沢経由で槍に向かっていることを考えていたからかも知れない。1時間ほど歩いてどう考えてもおかしいとザックから山と渓谷の地図を出してよ〜く見たら、さっきの鳥居のある場所から右に入った所が登山口だと判明。徒労感・・・もうこれから戻って登り始める気にはならなかった。でもせっかく遠くまで来たし、この時間からでもサッと登れる山は・・・禿岳か。そのうち登ろうと思っていた山だし、花立峠からピストンして帰りは峠から山形に抜けよう。
花立峠に着いて登り始めは11時半。山に登り始める時間じゃないよなと思いながら一気に山頂まで。山頂からは神室連峰の雄姿がド〜ンと広がっていた。東北のミニアルプスと呼ばれるだけのことはある。まるで神室の展望台だ。しばらくそよ風を感じながらこの景色に見入っていた。神室〜天狗森〜小又山〜火打山〜八森山〜杢蔵山・・・あの稜線を歩いてみたいが、今の自分の体力では縦走は無理だろう。ちょこちょこ稜線を歩いて繋げていくしかないな。
神室転じて禿・・・神室山に行けなかったのは残念だが、神室の展望台からその全貌を見れてモチベーションが上がったのは、「禍を転じて福と成す」だった。とりあえず次回は間違いなく登山口に着ける自信はある(笑)ちなみに花立峠から山形方面は通行止めになっていて、鳴子経由で帰路についた。さて明日も休みなんだが、天気予報では晴れて暑そうだ。
(TONO)
帰宅後、姫からラインが届いた。夕方地震があって槍ヶ岳山荘はかなり揺れて、槍の穂先から岩がガラガラ崩れ落ちてきてスタッフが脱出していたらしい。穂先を往復していた時間じゃなくて幸いだった。ニュースでは飛騨の地震と言っていたが、出ていた地図をみると震源地はちょうど槍穂高の辺りの様だ。余震もあるだろうし無事に帰れれば良いが・・・
いいねした人