（最終回 第4回）日光湯元温泉から手白沢温泉へー湯沢の渡渉地点から手白温泉へ

2021年09月19日(日) [日帰り]

• GPS: 11:06
• 距離: 17.9km
• 登り: 1,482m
• 下り: 1,488m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:35
• 休憩: 0:26
• 合計: 11:01

距離 17.9km 登り 1,493m 下り 1,496m

5:29 女夫渕温泉
8:06 8:18 手白峠
11:53 12:02 手白峠
14:10 手白澤温泉ヒュッテ
14:31 ブナ平
15:27 ウスクボ平
16:21 16:26 女夫渕温泉
16:30 ゴール地点

コース状況／危険箇所等

日光湯元温泉から手白沢温泉へのルートの最終回（第4回）です。　
女夫渕温泉駐車場〜手白峠〜湯沢〜手白峠〜手白温泉〜女夫渕温泉駐車場

参考にしたのは以下の資料です：
1）矢島市郎著「日光・鬼怒高原」三省堂（昭和14年5月発行）
　　P62-64　項番22　噴泉塔と高薙山
2）山と渓谷　尾瀬と日光の巻末「奥日光山岳概念図」　（昭和25年6月発行）
3）今昔マップ　関東　1928〜1945年部分
4）脇�濮燹嵌�瀬をめぐりて」山岳　大正14年五月号
5）手白峠へのルートはshige-ponさんの記録を参考にさせて頂きました
　　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-933383.html

★湯元温泉から手白温泉を通して歩いた記録を探してみましたら「日本の自然」（串田孫一著）にありました。　晩秋の頃（1960年11月）、湯元を昼過ぎに発ち刈込湖〜金田峠〜西沢金山跡〜湯沢渡渉地点〜手白峠〜新助沢〜手白温泉到着（泊）が記述されています。

湯沢の渡渉地点で日暮れとなり、懐中電灯を取り出して歩き星を眺めた事が書いてあります。　この時はまだ懐中電灯を持ってこの古道が歩けたようです。　

写真

日光湯元温泉から手白温泉からへのルート図概念図です。　（昭和25年6月発行の山と渓谷　尾瀬と日光から）

第1回から今回の4回目のデータを纏めたものです。（日光湯元温泉から手白沢温泉）

今日のルートの古地図です。

9/19 5:30

女夫渕駐車場から出発

9/19 5:32

奥鬼怒スーパー林道を歩きます

9/19 6:03

ここから登り始め手白峠を目指します

9/19 6:14

進みます

9/19 6:19

振り返ります

9/19 6:42

かなり大きい

9/19 6:59

進みます

9/19 7:13

今日は快晴・・・だったのですがこの後はずっと森の中で青空を見ることは殆どありませでした

9/19 7:16

ぬた場

9/19 8:01

分岐点と覚しき所へ出て来ました。　右は手白温泉へと続く古道

9/19 8:01

左は湯沢の渡渉地点へ向かう古道

9/19 8:02

古道

9/19 8:08

手白峠の目印　赤灰皿・・・　ここまでは予定通りだったのですがここからどうやってトラバースしながら湯沢の渡渉地点まで下りて行くのかがよく分かりません。

9/19 8:09

取り敢えず南西にトラバース（後で登り返して分かったのですがこれは間違いです！　正解は赤灰皿を南に尾根に沿って下るとそのまま南西にトラバースする古道が現れます。　赤灰皿の南に倒木が重なっておりこの時は気がつきませんでした。

9/19 8:25

古道から外れています

9/19 8:32

一つ目の崩落地点

9/19 8:39

古道より高い所を横断して下ります。　下っていった場所で古道に遭遇

9/19 8:40

引き返して古道が崩落地にぶつかる地点を確認

9/19 8:40

本来の古道のルートはここを横断していたようです

9/19 8:40

古道

9/19 8:44

古道

9/19 8:46

トラロープがありました　ここを古道は通っていたようです

9/19 8:47

第二の崩落地点

9/19 8:47

良く見ていたら写真の中央部にある鉄杭を見つけました。　あのトラロープはこの杭と繋がれていたのかも。

9/19 8:48

古道

9/19 9:10

1530m付近の平坦地です

9/19 9:10

古道・・・この踏み跡もいつかは苔で覆われてしまのでしょう

9/19 9:30

崩落地点を通るのでチェーンスパイクを装着していました

9/19 9:30

古道

9/19 9:32

何か書いてあります
○○　　斎藤家　菅沼三班　？？？　

9/19 9:33

湯沢が見えてきた

9/19 9:35

第一回（7月）に見た景色

9/19 9:36

湯沢の渡渉地点です！！

9/19 9:39

ちょっと休憩と思って石を眺めていたら赤いマークを発見

9/19 9:40

こちらにも赤マーク　そして隣は白く浮かび上がっています

9/19 9:40

何かのマーク？

9/19 10:09

登り返します　・・・　実は登り返しの方が古道を捕捉するのは楽でした

9/19 10:17

休憩　(^^)　登り返しはシンドイ

9/19 10:20

古道

9/19 10:23

足跡

9/19 10:23

ちょっと眺めて

9/19 10:25

引っかき傷

9/19 10:34

森の中

9/19 11:23

崩落地点・・・ここを横断できるか様子をチェックしたのですが奥に見えないところがありリスクが大きいので断念

9/19 11:29

元来た通り高巻きします

9/19 11:38

古道に復帰　・・・　今日初めて人が手をいれた跡・・・営林署の方？が切ったのでしょうか　ルートが正しいと確信した地点

9/19 11:44

古道

9/19 12:01

赤灰皿に到着・・・奥の藪から出て来ました

9/19 12:08

手白沢温泉に向かいます

9/19 12:10

倒木　・・・　古道を見失います

9/19 12:14

古道に復帰

9/19 12:23

崩落地点　一カ所目

9/19 12:29

崩落地点　二カ所目　この後古道を見失います

9/19 12:37

適当に北西に向かって歩いています

9/19 12:53

適当に北西に向かって歩いています

9/19 12:56

向こうに赤いものが見えた！

9/19 12:57

赤灰皿！　どうやら古道に復帰　（全くの偶然です　(^_^;)

9/19 13:16

向こうに建物があるので見に行きます

9/19 13:17

明治大学奥鬼怒沼山荘

9/19 13:46

新助沢に到着

9/19 13:45

渡渉地点

9/19 14:06

「噴泉塔へは通行不能」　案内板

9/19 14:09

手白沢温泉　・・・　今日は泊まりはしないのですが・・・いつかは　(^^)

9/19 14:23

地熱調査ボーリング！！

9/19 14:33

なんとあの赤灰皿がここにもありました。　今日は3つも出会えた！

9/19 16:20

戻ってきました

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

yoshifrom2017

過去の記録は以下の通りです。　歩いた順番は違うのですが湯元温泉から順を追って記載します。
1）湯元温泉から金田峠へ（刈込湖入口から金田峠を往復）
　　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3401641.html

2）金田峠から西沢金山跡へ（西沢金山跡から金田峠を往復ー往：古道、復：新道）
　　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3470147.html

3）西沢金山跡から湯沢の渡渉地点まで（西沢金山から渡渉地点まで往復）
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3370663.html

コメント

shige-pon

shige-ponです。
いつ行くのかな〜っと、首を長くして待っておりました
参考にさせて頂きます

yoshifrom2017

shige-ponさん、　お待たせ致しました！！　(^^)　どうやって行こうかと・・西沢金山跡から行った方がスムーズかな、でもその日には戻ってこれないかな〜等と悩み・・結局shige-ponさんのルートを参考にさせてもらいました。　ありがとうございます。　　古道の捕捉率は湯沢渡渉地点から手白峠は8割ぐらいでしたが手白峠から手白沢温泉は出だしはそれなりにわかりましたが崩落地点から先はダメでした。全く偶然に赤灰皿に到達した感じです。