白鳥山〜坂田峠からのピストン〜栂海新道の中継地点

2021年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 03:56
• 距離: 6.3km
• 登り: 756m
• 下り: 748m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:03
• 休憩: 0:54
• 合計: 3:57

距離 6.3km 登り 756m 下り 755m

7:48 坂田峠駐車場
8:25 金時坂ノ頭
8:32 シキワリの水場
9:10 山姥平
9:35 10:28 白鳥山
10:48 10:49 山姥平
11:14 シキワリの水場
11:20 金時坂ノ頭
11:44 坂田峠
11:45 ゴール地点

コースは全体を通して山頂以外はほぼ樹林帯です。眺望はあまり良くないですが、登山道自体は暗い感じはしないです。明るく快適です。上部は赤土が多く、粘土質で滑りやすいです。白鳥小屋展望台は素晴らしい眺めです！

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道8号線から上路方面へ入ります。上路集落に入る手前で工事による通行止めがあり、迂回路があります。通行止めゲートが出てきて一瞬驚きますが、すぐに迂回路に気付きますので問題ないと思います。
上路集落を抜けて10分も走らないくらいで坂田峠の分岐があります。
ここを右折し、5分程度で坂田峠駐車場に到着します。一部道路が崩落しているところがありますが、特に問題なく通れます。
坂田峠駐車場が満車の場合はすぐ上に20台程度停めれそうな舗装された立派な駐車場があるので心配要りません。

コース状況／危険箇所等

とてもよく整備されており、草も刈り払われており明瞭です。前日の雨が残っていたのか、ぬかるみが数カ所あり一部歩きづらいところがありました。
また、山の上の方に行けば行くほど「粘土質の赤土」があり、滑りやすいです。
その他、つまずきやすいステップを固定するための杭にも「ピンクのテープ」で目印にしてあり、大変助かります。整備された方の素晴らしいご配慮です。

その他周辺情報

下山後は朝日町境の国道8号線沿いにある「たから温泉」があり、日帰り入浴が出来ます。その他、付近のドライブインで名物のたら汁が楽しめます。
糸魚川方面では市振に道の駅があり、食堂やお土産も購入できる売店があります。

写真

9/25 7:21

上路集落に入る前に通行止めがあり、迂回路を通ります。

9/25 7:29

坂田峠駐車場(白鳥山登山口)はここを右折です。

9/25 7:44

坂田峠駐車場です。右奥に進むと広い駐車場があります。

9/25 7:45

栂海新道の案内標識。

9/25 11:54

坂田峠駐車場標識。白鳥山山頂まで3時間。親不知まで2時間20分。

9/25 7:45

坂田峠駐車場はすでにこれだけの車が来ています。

9/25 7:45

広い駐車場までは110メートルと記載されています。20台程度停めれると思います。

9/25 7:45

登山口へはこちらY字路(左手)を進みます。

9/25 7:50

3分ほど行くと登山口に着きます。ここから登山スタートです。

9/25 7:50

このような標識があります。ここは白鳥山登山道ですが、栂海新道の一部でもあります。

9/25 7:52

さて登り始めですが、いきなりの急登から始まります。

9/25 7:54

階段も初っ端から出現。

9/25 7:57

なかなか最初から洗礼がすごいです。

9/25 8:02

これでもかと急登が続きます。ここは金時ノ坂という名前の結構知られた急登のようです。

9/25 8:06

少しは一息つける部分もあるので、この区間で呼吸を整えます。

9/25 8:13

さてまだまだ急登は終わりません。

9/25 8:15

立ち止まり振り返ると海が見えてきました。

9/25 8:23

金時の頭。スタートからここまでが急登区間です。ここで一息。
でもこれは高温多湿な季節には登れませんね。きっと熱中症気味になり・・・バテる自信があります(^^;

9/25 8:29

ちょっとした川を渡ったりしますが、滑りやすい箇所でので注意が必要です。

9/25 8:32

引き続き滑りやすい区間が続きます。

9/25 8:32

シキワリの水場です。ちょろちょろと水は出ていました。
表示板は割れていました。

9/25 8:33

水場を通過後はこの谷筋からまた少し登り返しです。

9/25 9:00

階段が整備されているおかげで快適です。

9/25 9:10

しばらく進むと山姥平にでます。周囲は明るくなり開けるのですが樹木に覆われていて眺望はあまりよくありません。

9/25 9:11

このあたりからかなりぬかるみの箇所が多いです。滑りますし、汚れます。

9/25 9:15

山姥平はアップダウンが少なく気持ちのいい森林歩きです。

9/25 9:21

山姥平を進んでいくと山姥洞への分岐があります。

9/25 9:25

このあたりから樹木の背丈が低くなってきて少しずつ眺望がよくなってきます。

9/25 9:28

滑りやすい赤土。

9/25 9:29

気持ちのいい森林浴が楽しめます。

9/25 9:31

少し開けたところより頚城山塊方面を望みます。ガスがかかったり晴れたりの繰り返しです。

9/25 9:31

ちらりと本日のゴールの白鳥小屋が見えてきました。

9/25 9:32

ナナカマド・・・まだ葉は色づいていません。

9/25 9:34

白鳥小屋到着！！

9/25 9:39

小屋の前の山頂広場〜写真左手の道が犬ケ岳方面への縦走路です。栂海新道。本日は白鳥山が目的地なのでここより先には行きません。今年は栂海新道の50周年記念の年なので縦走する人が多く感じます。白鳥山頂上に来るまでにで10名くらいの方とすれ違いました。逆に坂田峠からはトレランの方が朝日小屋目指して走っていきましたが、もはや超人の域ですね。私には無理です(^^;

9/25 9:40

白鳥山頂上標識＆小屋全景。屋根の上に見えるのは誰でも上がることができる展望台です。

9/25 9:46

展望台へのはしごです。はっきり言って高いです。高所恐怖症の方は厳しいかも。

9/25 9:48

展望台は狭いのでマックス3人まででしょうか。2人くらいまでがベストだと思います。転落防止柵も低いので混雑時は順番待ちですね。

9/25 9:46

展望台より糸魚川市方面。

9/25 10:21

糸魚川市方面。新幹線の駅が見えます。

9/25 10:20

右側に境川と中央には宮崎漁港が見えます。

9/25 10:20

富山平野（朝日町、入善町）方面。黒菱山、大鷲山がよく見えます。

9/25 10:21

左手に犬ケ岳、右手には初雪山が見えます。

9/25 9:56

良い感じの白鳥小屋標識。

9/25 9:57

小屋前より。

9/25 10:02

小屋内部（1F）。整理されておりきれいです。

9/25 10:02

2Fもきれいです。1、2Fとも火気厳禁です。

9/25 10:02

小屋の利用料金（協力金）。2,000円から。

9/25 10:03

厚志箱と記帳用のノートがありました。

9/25 10:17

白鳥山山頂からすぐのところにあるトイレなのですが傾いていて利用できません。この付近に利用済みの紙などが放置散見されたのですが・・・トイレ付近と言ってもその付近は厳密にはトイレではありませんのでなんとなく微妙な気持ちになりました。

9/25 10:38

さて、名残惜しいですが眺望抜群な山頂から下山開始です。

9/25 10:40

山姥洞との分岐です。ピストンなので来た道を戻ります。

9/25 10:46

木漏れ日が良い感じです。

9/25 10:47

またまた、ぬかるみエリア突入です。ぐちゃぐちゃ嫌いです(>_<)

9/25 10:49

山姥平通過。

9/25 11:05

ブナの葉がきれいです。

9/25 11:05

森林浴最高！(^^)

9/25 11:11

ここの登山道の素晴らしいところは写真のようなつまずきやすい土留めや階段固定のためなどの杭にちゃんとピンクのテープを巻き付けてあるところです。ここまで丁寧に配慮されていると「感謝」通り越して「感動」です。

9/25 11:13

シキワリの水場通過。

9/25 11:21

金時の頭〜ここから急な下りです。

9/25 11:25

さてダイナミックにおりますよ〜(>_<)

9/25 11:30

海が見えてきました。

9/25 11:34

急な下りでも階段設置のおかげで足場が安定しています。

9/25 11:40

もう終盤ですが快走下山中。

9/25 11:42

・・・という間に下山完了です！

9/25 11:42

坂田峠クロスから先はまだ栂海新道が続いており、ここから先は尻高山を経由して親不知（日本海）に降りることができます。

9/25 11:43

手作り感が満載の味のある標識。

9/25 11:43

坂田峠についての説明。（消えかかっています）

9/25 11:43

尻高山方面から白鳥山登山口を見る。ここで交差（クロス）しています。

9/25 11:43

坂田峠駐車場に向かい、戻ります。

9/25 11:44

2〜3分で坂田峠駐車場到着！

撮影機器：

iPhone XS Apple

装備

個人装備

ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ 調理器具 ライター コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 ストック カメラ ポール

備考

9月下旬でしたが水は2リットル＋予備1リットル持っていきました。消費量は1.5リットルでした。まだまだ低い山では暑さが厳しいので水は重要です。

感想

ユキカゼ

　地元の里山なのですがこれまでなかなか足を運ぶ機会がなく、初めての白鳥山でした。先行した方1名がトレランで朝日小屋まで1日で登りを駆け抜けて行ったので、その超人的な体力に驚きました(^^;
　他の方のレビューにあるように登り始めからそこそこの急登で面食らいましたが、そのあとは穏やかに高度を上げていく感じでした。しかし、高温多湿な季節だと熱中症になりそうな感じなので春秋専門の山ですね。また、地元山岳会の方が丁寧に手入れをされており、素晴らしい状態の登山道です。特にピンクのテープが足元の杭に結び付けてあるのは感動です！
　行程のほとんどが樹林帯で眺望は良くないですが、山頂小屋の展望台からの景色が素晴らしく必見です。しかし、写真の通り展望台自体は狭く転落防止柵も低いので注意が必要です。山頂にあるトイレは崩壊していて利用できません。
　山頂で一緒になった方が「まだ早い時間だから犬ケ岳までいってきたら？」と言ってくださいましたがざっと見た感じ、遥か彼方の犬ケ岳までの往復は遠いのでやめました(^^;
栂海新道・・・このエンドレスな縦走路に挑戦される方に感服です。すれ違った皆さんが「本当に素晴らしいよ、栂海新道最高！」と言っていました。