城山（岩尾山、医王山）戦国の山城 ”山中城址" に登る

2021年09月25日(土) [日帰り]

• GPS: 01:50
• 距離: 2.0km
• 登り: 144m
• 下り: 125m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:05
• 休憩: 0:46
• 合計: 1:51

12:28 スタート地点
13:04 13:50 城山
14:19 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

名鉄名古屋本線「名電山中駅」下車、県道324号線を南へ進み、国道1号線を超えて1つ目の信号を右折してほどなく三河山中城址舞木口の掲示板前に出ます。
車では、城址前には駐車場は無い為、前述の信号交差点角に3〜5台程停めれる「山中城址駐車場」があります。

コース状況／危険箇所等

案内に従って整備された散策路を登れば、山頂（主郭）に着きます。縄張り図を持参して歩くと良いですが、全てがよく整備されてはいないので季節によっては草木で道が塞がっていますので注意を。

写真

9/25 12:18

県道324号線沿いにある「三河山中城址駐車場」へ車を停めて出発します

9/25 12:19

駐車場前の信号（押しボタン式）を渡って道沿いに進みます。案内板もあります

9/25 12:20

前方の小山が目的地・城山（標高196m・比高100m）です

9/25 12:21

ここが登り口。

9/25 12:25

岡崎市指定史跡です

9/25 12:25

地元愛にあふれた手作り案内板です

9/25 12:25

縄張り図

9/25 12:28

柵があります。開けっ放しにしないように

9/25 12:41

左側が削平地ぽい場所から狙われているような

9/25 12:42

道は前に続いているが・・・

9/25 12:42

先ほどの左にあった削平地を覗くと曲輪の表記がありました

9/25 12:44

曲輪から見た先ほど通った道、完全に狙い撃ち

9/25 12:49

ここは堀切らしいですが草木で覆われて明確でない

9/25 12:49

堀切の崖上部は曲輪が存在するのでそれらしき削平地も見受けられる

9/25 12:55

馬出がありました。小規模な曲輪でここに兵を伏せて頃合いを見て左右の通路から敵を挟撃する場所です

9/25 12:56

馬出の周囲のへりには土塁と呼ばれる盛り土を張り巡らせています

9/25 12:57

縄張り図の手書き�山圓瞭�り口部にあたります

9/25 12:58

曲輪の下と思われる細い通路を進みます

9/25 13:00

標識が見えてきた

9/25 13:00

その右を見ると大きな曲輪、東郭がありました

9/25 13:00

9/25 13:02

東郭から見上げた場所が山頂の主郭（本曲輪）となります

9/25 13:02

東郭を振り返る

9/25 13:06

虎口が見えます

9/25 13:06

こちらの平地は二の郭にあたります

9/25 13:07

こちらが山頂の主郭です

9/25 13:18

山中城址の碑

9/25 13:23

物見曲輪に向かいます

9/25 13:24

腰曲輪（帯曲輪）ですね。これを横目に下ります

9/25 13:25

2つ目の段の腰曲輪

9/25 13:25

9/25 13:25

3つ目の腰曲輪

9/25 13:26

尾根を削り取って分断する堀切がありました。

9/25 13:26

よくわかる遺構です

9/25 13:27

さらに下りの道が続いていたので下ってみます

9/25 13:27

ここにも大きな堀切がありました

9/25 13:27

かなりの土木工事です

9/25 13:33

右手にある大きな曲輪の下を進みます

9/25 13:34

また、大きな堀切が見えてきました

9/25 13:34

これは深いですね。右手の曲輪との比高は5mはあります。築城当時はもっと深く角度はきつかったかも知れません

9/25 13:34

堀切より曲輪を見上げます

9/25 13:34

光が指す方向に進みます

9/25 13:35

ここが物見曲輪と呼ばれる場所のようです

9/25 13:35

あとで調べたら向かいの山の上に見えるのは一畑山薬師寺の岡崎本堂のようです

9/25 13:39

堅堀（たてぼり）があるようです。山の斜面に平行に掘られた堀の事で敵兵の横への移動を防ぐ役割があります。残念ながら草が生い茂ってはっきりと確認できませんでした

9/25 13:39

もう一度、前述の堀切まで戻り、左手の5m程の壁をよじ登ります

9/25 13:39

壁の反対側の小山は土塁ですね

9/25 13:40

上を目指して登ります

9/25 13:41

上がりきると平坦な場所でした

9/25 13:42

平坦な場所を進むと表示があり曲輪だった事が判りました

9/25 13:42

縄張り図の手書き表示の�軍圓砲△燭蠅泙�

9/25 13:42

これはよく判りますね。下の曲輪から細く上に伸びている通路は虎口です

9/25 13:42

縄張り図の下の曲輪と上の曲輪をつないでいる細い通路です

9/25 13:43

虎口を過ぎると上の曲輪です。右の斜面の上は二の郭にあたります

9/25 13:43

��の表記の曲輪です

9/25 13:52

馬出のところまで戻りました

9/25 13:52

次は曲輪が連続してつながっている北東尾根に向かいます

9/25 13:53

斜面を削って細い道が続く

9/25 13:53

曲輪に出ました

9/25 13:54

�Г良週�の曲輪にあたります

9/25 13:54

三角の敷地になっているのですが草木が生い茂って判りづらい

9/25 13:55

さらに奥に進むと一段下がって平たい場所があり

9/25 13:55

さらに奥は先細りしていますが、平坦地が段々に続いています

9/25 13:56

縄張り図と照らし合わすと一致しますね。各曲輪は喰い違い虎口で分けられているのですが、シダが生い茂って判りづらい

9/25 13:57

先端に来たら切岸で尾根が大きく分断されていました。写真では判りづらいですが人工に作られた崖です

9/25 13:57

縄張り図の�Δ龍蔑悗留βΔ砲△燭蠅泙�

9/25 13:57

�Δ龍蔑悗�ら振り返ると曲輪が段々に少しづつ上がっています。当時は木などは植えられていません

9/25 13:59

縄張り図�Г龍蔑悗�ら�靴粒圓鯔召�

9/25 14:00

縄張り図ではこんな感じ

9/25 14:10

保存会の皆さん、ありがとうございます

撮影機器：

PowerShot SX720 HS CANON

装備

個人装備

筆記具(1) ティッシュ(3) 携帯電話(1) 時計(1) 保険証(1) バンドエイド(1) 飲料(3) 雨具(1) カメラ(1) 携行食(1)

感想

tos-M

三河山中城址は、今川氏と松平氏の激しい争奪戦が繰り広げられた城址です。当時の遺構が広範囲にわたって良く残っており山城好きにはたまらない城址の一つです。
地元の保存会の方のご尽力により、遺構を大切に保存しつつよく整備されたハイキングコースとなっています。下山後、地元の保存会の代表の方とばったり出会ってお話を聞く機会がありました。私たちも遺構を踏み荒らさないようにマナーを守って訪れないといけないですね。本当に感謝です。