塩見岳 〜南ア・三伏峠テント泊〜
- GPS
- 17:32
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 2,124m
- 下り
- 2,142m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:25
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 13:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三伏峠小屋:小屋仕舞い済。水、トイレもすべて使用不可。テント場は使用可。 塩見小屋〜塩見岳:クサリ場複数だが危険度は小。むしろ落石の恐れ(当方ヘルメット被りました)。 |
その他周辺情報 | 信州まつかわ温泉 清流苑:松川IC近く、大きな露天風呂、500円。 |
写真
感想
2年ぶりの南アルプス遠征。白根三山も考えましたが、ここは渋く塩見岳を選択しました。千葉からですと岡谷経由の大回りなので、軽バンですと中々躊躇しますが、最近高速での騒音にも慣れてきました。バイクよりはマシと割り切れば、高速料金も安いし、荷室(板張り済)で寝れるので、意外と登山向きの車に思えてきました。
日曜の仕事から帰宅し、準備して早々に出発、首都高、中央道とも順調に進み、翌0時過ぎには駒ヶ岳SAに到着、そのまま後部のベットで車中泊しました。本当は登山口まで行って車中泊しても良かったのですが、トイレがきれいなのと、コンビニ(ヤマザキ)も併設されており便利なのでSA泊としました。
朝、7時過ぎに鳥倉登山口のゲート前の駐車場着。車は15台ぐらいでまだまだ余裕ありでした。先ずはここから登山口まで50分の林道歩き。行きはいいのですが、帰りは足裏が辛そうです・・・。
三伏峠までの登山道は急登という感じではなく、登りやすかったです。但し、木の桟橋が複数掛かっていましたが、これが濡れていて、しかも傾斜がついている所もあり、結構スリッピーです。当方かなり慎重に進んだものの、帰りに1回滑って尻もちついてしまいました。
登っている途中、小屋の方が続々と下山されており、「小屋は閉鎖し、トイレも使えない、水は途中の水場で汲んで上がってください」とのことでした。水場にも親切に張り紙がされておりました。
12時丁度に三伏峠に到着、早速テントを張って落ち着きましたが、暇なので烏帽子岳まで・・・。散歩気分で行ったのですが、なかなかどうして本格的な登山の様相を呈してきました。山頂はガスの通り道で、切れ間から明日登る塩見岳がチラ見え。でも結構かっこいい山容で、明日が楽しみ(ちょっと怖い・・)です。
翌3:45に塩見岳に向け行動開始。最近ヘッドランプ・ハイクが慣れてきて、当初の暗闇の恐怖感はもうなくなりました。未明の行動開始は、星空からだんだん白んで行く綺麗な一時を眺めながら歩けるので、結構好きになりました。
塩見小屋までの道のりの長いこと、結構疲れます。塩見小屋で小休止して、イザ塩見岳へ。天狗岩のクサリ場でヘルメット装着。当方あまりヘルメットつけないのですが、最近の地震での落石映像を見てしまうと、ガレ場ではやはり装着した方が身の為との考えになってきました。
それにしても見上げる塩見岳、結構カッコいいです。南ではなく北アルプスの山の様です。クサリ場を楽しみながら、8時半に塩見岳西峰に登頂。いきなり富士山が目に飛び込み、横を向くと白根三山、甲斐駒、仙丈ケ岳、後ろを向くと荒川、赤石岳、物凄い眺望です。晴れた時に来れて本当に良かったです。
続いて東峰にも登り、帰路につきました。やはり塩見小屋から本谷山迄のコース、脚にきました。結構体力持っていかれました・・・。ふらふらになりながら三伏峠のテント場に戻り、コーヒー飲んで撤収して、何とか日没前に駐車場に戻ってこれました。
松川IC近くの温泉でさっぱりして、夜の高速を順調に飛ばし、日が変わる前に無事千葉に帰りました。塩見岳は、首都圏からだと中々不便で、かつアプローチも結構長いので、行きにくいですが、さすがに南アの真ん中にある3千メートル峰、眺望は圧巻で、本当におススメの山です。体力的にはきついですが・・・。
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