【斑尾作戦】斑尾山・大明神岳・万坂峠【丁41.7】
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- GPS
- 08:08
- 距離
- 28.6km
- 登り
- 1,243m
- 下り
- 1,374m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:JR飯山線飯山駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: 最初の上りと万坂峠への下りは急なので、ゆっくりと行きたい。 登山ポスト: ? |
写真
感想
信越方面における作戦では、終始、士気旺盛。
しかしながら、前日の信越トレイル東半山行において、細かいアップダウンと仏ヶ峰登山口への急降下で脚は満身創痍の状態に陥った。
当初想定では、2日目においても引き続き信越トレイルを歩き、また、歩ききることを考えていたが、高い士気とは裏腹に、脚の状態や、東京に帰る際の数十キロ、数時間に及ぶ大渋滞を考えれば、あまりドン・キホーテなことはできないわけで、どこから歩き、どこで終えるかといったことは、前日、平丸峠から降りながら延々と考えていたことであった。
【当初想定】
1日目:道の駅信越さかえ→天水山→北峠→信濃平駅
(花の駅千曲川に移動)
2日目:花の駅千曲川→北峠→斑尾山→飯山駅
しかしながら、1日目は北峠の手前の平丸峠で終了。2日目の行程として、
(案1)平丸峠から西半を歩く。
(案2)北峠から西半を歩く。
をまず考えた。しかし、案1だと、ぐねぐねした距離の長い道を峠まで行かないといけないし、案2では信越トレイル上に最初からミッシングリンクが発生する。
そこで、何が重要かということに立ち返って考えてみると、私は斑尾山に行ってみたいと考えている。そして、疲労の度合い等を考えると東から歩いたのでは取りこぼす可能性がある。そこで、
(案3)道の駅ふるさと豊田を出発し斑尾山に登頂。その後、平丸峠へ向けて東進。推移経過の状況によっては北峠で山行を終了し、信濃平駅に降りる。
を採用。ただし、この時点では2日目も1日目に引き続き弥栄作戦を継続するつもりだった。
1日目よりも早く起床し、斑尾山への取り付きへ向けて夜の帳の中へ歩き出す。歩いてみると前日の疲労や脚の痛みが、やはり残っている。早速どこまで行けるかということを考える。斑尾山・袴岳・毛無山は歩いておきたいと、涌井までは進出し、国道292号を北飯山駅まで降りることを考える。
しかし、斑尾山の取り付きに至り、山中に入ってみると、やはり2日目とあって歩くのがしんどい。こんなことではどこまで行けるかわからない。また、信越トレイル西半はもう完歩できそうにないし、ヘロヘロで歩いていても楽しくない。そこで、信越トレイル完歩というのはやめて、最低限行きたいと思っていた斑尾山に目的地を絞り、改めて斑尾作戦とする。信越トレイルは柏ヶ峰にかけてJR飯山線から離れていき、希望湖・毛無山を経て戻ってくるというルートなので、奥地への進出を避けたのは賢明だった。この判断で気持ちも体も軽くなったような心地がする。
1300mの稜線に乗れば斑尾山はすぐで、山頂からは東側に伸びる信越国境の山々を見渡すことができる。しかし、私が見たいのは野尻湖だ。野尻湖を見るため、西側に300mほど離れた大明神岳へ!
山頂標識には大したものがないが、西側野尻湖方面の展望が開け、妙高山他の湖対岸にある山々が眼前にどどんと広がる。
いやあ、これはこれは。斑尾山を優先してよかったなあと、腰をおろして朝食をとる。その後、後から来た、地元の方と思われる男性に「火打はいい」とか「あの辺りが岩菅で・・・」等といろいろ教えていただき、また、地元の柿もいただいた。真にありがとうございました。東京のスーパーで売っている柿は、わざとそうしているのか平たく四角いのが多いが、ここの柿は縦長だった。
さて、来るべき所まで来て見るべきものを見たので、あとはどこで降りるかなのだが、件の男性が、スキー場のリフトの上、北側からの展望が良いと言っていたので、そちらを通るルートで下ることとする。まさにその通り、日本海までよく見える。絶好の天気の日には八海山までも見えるというが。万坂峠で降りることに悔いは無かった。
最後の道路の下りは、実のところ再度長野県内に入る標高1000m地点まではやや上りだったり、やや距離があったりするのだが、体力と時間に余裕を持って飯山駅に到着。
状況を見極めつつ戦線をうまく縮小し作戦を無事完了した。
東京への帰りは予想以上の大渋滞で、長野県内から渋滞が始まり、県境手前から断続的な大渋滞。また、事故、故障車の連続でさらに渋滞。結局帰還は21時18分。22時には車を返すことになっていたので、斑尾山・万坂峠で終えたのは賢明な判断だった。
結局、信越トレイル上歩けなかった所ができてしまったが、飯山・栄といった北信地域は長閑で良いところなので、今度は宿をとって、渋滞を気にしてあくせくすることなく、ゆったりと残部分の回収を行いたいものである。
〜おしまい〜
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