黒部下の廊下

コースタイム
6:50扇沢-7:30トロリーバス-7:50黒部ダム-10:16鳴沢小沢-10:52新越沢合流点-11:54黒部別山沢-12:24白竜峡-12:20十字峡-14:06作廊谷合流点-14:19半月峡-15:05仙人ダム手前吊橋-15:25仙人ダム-16:17権現峠-16:45阿曾原温泉小屋
15日
6:25阿曾原温泉小屋-8:27オリオ谷-9:29大太鼓展望台-9:45志合谷-10:08蜆谷-12:30欅平駅12:49-14:09宇奈月温泉駅
天候 | 14日快晴 15日晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
回送業者:三渓社 http://www.sankei-ar.cm 料金ネットでの申し込みと 今年くろよん50周年記念で 扇沢ー宇奈月温泉18000円という格安値段に、宇奈月温泉の駐車料も2日感1100円がサービスでした。 トロリーバス:扇沢ー黒部ダム 通常片道¥1500 この日はイベントをしていて 三渓社から割引券をもらい¥300安くなり¥1200でした。 トロッコ電車:欅平-宇奈月温泉 一般乗車券\1660 デラックス車両券\520 温泉:宇奈月温泉とちの湯 \500 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所多数 注意して通行 |
写真
感想
本年のハイライト 下の廊下 を歩きに行ってきました。
私の様な体力、脚力、集中力のない者は踏み入ってはいけない聖域だと思っていました。昨年黒四ダムで、関電の職員に上手に紹介され行ってみたくなり、調べたら何とか行けそうな気がして無謀と知りつつ行って来ました。
メンバーは夫とサコさん私の姉の4人。姉は比較的健脚、サコさんの連れになって貰うのと回送費分担で助かります。
扇沢から入山後、車の回収のルートと料金、時間などがネックでしたが、いろいろ検討の結果、マイカー回送業者に宇奈月温泉に回送して貰うのが時間料金ともに一番効率的と解りました。
回送業者:三渓社 http://www.sankei-ar.cm
料金はネットでの申し込みと 今年くろよん50周年記念で 扇沢ー宇奈月温泉18000円という格安、宇奈月温泉の駐車料も2日間1100円がサービスでした。
予定より30分近く遅れて7:00扇沢に着き、三渓社に車を委ね7:30の始発に乗り黒部ダムへ。
7:46黒部ダムに着くも、下の廊下への出口が解らず構内を少しうろつき、職員に聞くと車道を少し戻る感じで出口まで案内してくれました。
ダムの下に下り橋を渡る途中放水が見え凄い迫力。感動! 今年の観光放水は明日迄。しかしゆっくり見ている時間は無い。
とは言え先々深い渓谷に感動し、夫と2人立ち止まり撮影を繰り返ししていると姉とサコさんは瞬く間に遥か向こうに。後から来る人々にも抜かれ・・・。
予想はしていたけれど登山道は終始狭く危険。気が抜けない上に登って来る人とのすれ違いに緊張。
昨日の阿曾原温泉小屋は凄い混み様だったとか。当然すれ違う人も多かったと思います。
崩壊地点では僅かな距離なのにかなり登って降りるなど脚にきます。
目が眩む高度の岩壁の中腹をコの字にくり抜いた箇所が何ヶ所も、しかも長く。
十字渓のなどの吊り橋の設置もどうやって工事したのでしょう。
2人に十字峡で追いつき、また引き離されを繰り返しながら仙人ダム手前の吊橋の僅か手前で丸太の補修工事中なのと、吊橋を一人づつ渡っていたのでここで合流。
仙人ダムを過ぎ、急な登りで瞬く間にサコさんに置いて行かれ、阿曾原温泉までコースタイム7時間40分のところを9時間かかって4時45分ヘロヘロになり無事到着。宿泊者の中では一番遅い到着だったようです。
サコさんは4時30分に、姉は4時40分に着いたようです。サコさんは着くと小屋の人にすぐ風呂へ行けと言われ速攻で入りに行ったようです。
温泉は男女1時間ごとの交代制で、女性は4時~5時。男性は5時~6時、主人はこの時に。私は6時からのに行くため6時10分からの夕食もそこそこに一人で入りに行きました。この時間からの入浴客は誰もいなくて貸し切り。この時季さすがに虫もいなく、温泉の湯気が立ち昇り星と月だけの世界。風呂の淵にヘッデン置いてまったり過ごせました。
ただし、温泉までは行き下りなので5分、帰り登りなので8分かかります。灯りは月のみ。山なので、真っ暗です。風呂は囲いが無いので脱衣所も何処もかしこもオープンです。
この日の宿泊客は80名との事でした。予約をしてあったのでⅠ号室で畳一枚使えましたが、予約なしの方々は、食堂だったので、全員の夕食が終わるまで荷物置き場か一号室で待機だったようです。食堂は隣の厨房で火を使うので暖かく、消灯までテレビも点いていたのでちょっとうらやましかったりして。とはいえ同室の皆さんが酒盛りで盛り上がっている中風呂から帰ったらすぐ寝ちゃいましたけど。
翌15日、6時の朝食を済まて、6時25分遅めの出発。
実は、黒部ダムからの9時間より欅平までの5時間の方が変化に富み印象的でした。
危険個所、迫力ともに下の廊下に劣らず、昨日の9時間で朝から筋肉痛の身には辛かったです。特に最後の大下りは最低でした。後700mのところから雨になり、濡れてもいいかと思っていると本降り模様になりカッパが間に合いそうにないので上に逢ったヤッケを羽織っている間にみるみる濡れる状態でした。
よく転ばず、筋肉痛と闘いながら駈け下りたと思います。
およそ11時に携帯が通じたので、着いたら昼食をすますように言い、私たちは昨日の残りのおにぎりを食べ腹ごしらえをしました。
12時30分、欅平駅に着くと、1時間前に着いて天ぷらそばを食べ充分休憩した2人がニコニコ出迎えてくれました。
雨が降って寒く、登山客、一般客入り乱れて大変混んでいましたが、12時49分発のトロッコ電車の普通車は吹きさらしで雨も降っていて濡れそうで寒そうなので覆いのあるデラックス車両に乗れたので差額500円で乗って宇奈月温泉に。
車窓からの景色を楽しみにしていたのですが、雨で紅葉も早く、凄い景色の中を2日も歩いていていたのであまり感動できませんでした。
宇奈月温泉の目の前の一般車の駐車場にマイカー発見。見つけやすい場所に置いてあり、トロッコ電車に乗っていた1時間20分位の間に更に強くなった筋肉痛ビンビンの身には助かりました。
駐車場で日帰り温泉トチの湯(500円)の場所を聞き、温泉に入って帰路に着きました。
道中のレポを書きたかったのですが沢山あり過ぎて、何をどうかいて良いのか混乱して書けませんでした。
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