荒島岳(勝原ルート) :塩見峠下見録付
- GPS
- 07:11
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 1,256m
- 下り
- 1,256m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 7:11
天候 | 晴れ、ときどき曇り けっこう暑かったです。とくにトトロの木のあたりに到着するまで。その後も、気温は低いものの、かなり汗をかきました。 今年は9月初めから涼しくなり始めて、今年は残暑の期間が短いなと思っていたのですが、逆に10月になっても暑い日が続き、ちょっと例年と違う感じです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道158号線から駐車場へのアクセスポイントは、国道のカーブのところで急に現れますので、気が付いた時には行き過ぎてしまいます。あわてて急ハンドルしないように気を付けましょう。行き過ぎてしまったら、慌てずそのまま進んでU-ターンしても危なくないところで転回して返ってきましょう。 【その他探検記】 能郷白山、塩見峠登山口へのアクセスの下見をおこなったので、ちょっと記述しておきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【勝原登山口駐車場〜シャクナゲ峠】取り付きは舗装道路。見た目より角度あり。舗装道路が終わると登山道。石や岩がごろごろして歩きにくい。特に下りの時はかなり歩きにくい。最初のほうは軽い藪漕ぎ状態です。けっこう長い距離藪漕ぎです。ダニの心配をしながら歩きます。藪漕ぎがおわってもしばらく石ごろごろの道が続きます。そのあとは木の根っこの道です。靴を引っかけて転ばないようにしましょう。後半は風化の進んだ階段道です。けっこう角度があります。 【シャクナゲ峠〜荒島岳山頂】シャクナゲ峠を越えるとすこし下り道です。少しの下り道が終わると登りですが、何回も急登が現れます。けっこう太ももに来ます。看板には滑落注意と書いてありますが、実際はそれほど危険個所には感じませんでした。(個人的な感想です。) |
その他周辺情報 | 全然「周辺」という感じではないですが、かわだ温泉という所に行きました。 勝原登山口からですと、一乗谷の復元集落(浅井氏)を通って行きますので、観光もできます。 |
写真
装備
備考 | 今回、涼しいかもという油断もあり、うちわを忘れたのですが、うちわがあったほうが良かった。かなり暑かったです。トトロの木のあたりから気温は涼しくなったのですが、風もほとんど吹かず、今回も大汗をかきました。 |
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感想
日本百名山に全部登ろうという野心はないけれど、今までに行った百名山にあまりはずれは無かったので、いつか行ってみたいと思っていた荒島岳。近いようで、なかなか日帰りでは遠い距離にあり、しかしスキーに行くことを考えればそれほどハードル高くないな、と思い至って今回決行してみました。感染症拡大予防のこともあり、百名山なので週末は避けた方が良いのだろうな、と、今回たまたま仕事の都合も付いて平日ポカ休みできたので(ずる休みじゃないです)行ってみることにしました。
実際、車で移動してみると、移動時間はスキーに行くのとあまり変わりなく、ただ山登りの場合は不測の事態に備えて、なるべく早く登り始めて早めに切り上げるようにしたいので、スキーに行く時よりも小一時間ほど早く出発しました。朝起きるのが辛かった。
コースについては、百名山にしてはなんだかなあ、という印象です。とりつきの藪漕ぎもダニが気になるし、シャクナゲ峠から荒島岳山頂までのコースもまあまあ荒れた感じでした。個人的な感想ですのでご容赦ください。
コースの難易度ですが、最初思っていたのは、伊吹山のコースと比較して標高差も変わらないし、コース距離も短いし、3時間も有れば山頂に到着するだろうと見込んでいました。ところが実際は予想外に苦戦しました。シャクナゲ峠を越えた後の登り道には何回も急登が現れて太ももが悲鳴を上げました。先週の比叡山からの縦走路で調子にのってガシガシ歩いたときの筋肉疲労が多少なりと残っていて、そのせいで太ももが音を上げたのかもしれません。実際に歩いたのはGPSでは9Km ほどになっていますが、体感では15Km ぐらい歩いたような感じでした。荒島岳、あなどれず。
もし次回来るとすれば、越前下山駅から下唯野駅まで縦走みたいに歩いてみたいものです。
【その他】
今回、ポカ休みしてちょっと気になっていたのがいつも行っている定例の打ち合わせ(もちろん仕事の)。登っている最中、10:00を待って、休憩がてらi-Phoneを使ってWeb会議に出てみました。Webベースなので資料も共有、閲覧できるし、顔を写せばTV会議状態にもできます。便利な世の中になりました。そこまでして仕事するか、と言われそうですが、決して強制されたわけでなく、どちらかというと山登り中に会議に参加するってどういう感じ?と興味本位で参加したのでした。なかなか新鮮で楽しい経験でした。自由にさせてくれる良い会社です。
【追記:能郷白山、塩見峠登山口へのアクセスの下見】
緊急事態宣言も全国的に解除になり、久しぶりに「登山+温泉」を決行。とはいうものの、有名どころは避けて、密を回避。かわだ温泉という所にいきました。一泊しました。
一泊したので次の日、「そういえば国道157号線は薄墨桜の所までしか行ったことないな」ということと、能郷白山の登山口が塩見峠というところにあるはずなので下見に行こうかな、ということで、国道157号線で県境越えをしてみることにしました。結果、国道ならぬ酷道で、まあまあ緊迫のドライブになりました。福井側から行くと雲川ダムとかふたつほどダムがあって、途中までは絶好のドライブルートなのですが、それを過ぎるとかなり荒れた狭い林道のような道になります。対向車が来ないことを祈りつつのドライブです。やっとの思いで塩見峠に着くと、少し道幅も広くなって、ほぼほぼ駐車車両で両側が埋まっています。そこから岐阜県側を下るのですが、岐阜県側は少しはましな道だな、などと思って走行していると、すぐに福井県側と似たような道になります。広くなったり細くなったり。 福井県側と岐阜県側を比較すると、まだ岐阜県側のほうがましですが、ましといってもかなり狭い道が延々と続きます。もういや、と言いたくなるくらい長いです。ガードレールの無い、一歩間違うと谷底必至の対向不可の道がずーーっと続きます。かなり疲れました。みなさん、よくこの道を塩見峠まで行かれるなと感心しました。
次いつ来れるかわからないし、この日はお天気がここ最近で一番の快晴になっていまして、塩見峠に着いた時は無性に登りたくなったのですが、水なし、行動食なし、おまけにちょっとした坂道でも太ももがだめなので、おきらめて帰ることにしました。次回に期待。
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