栗駒山 いわかがみ平 中央コース往復
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- GPS
- 02:34
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 526m
- 下り
- 507m
コースタイム
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:33
天候 | 霧・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
駐車場、そこそこ空きあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所、全くなし。 |
その他周辺情報 | 臨時駐車場を少し下ったところにある駒の湯に行ったが、受付で「日帰りは15時で終了です。」とのことで入れず。時計を見るとジャスト15時。いと悲し。 |
写真
感想
東北遠征最終日。当初の予定では、浄土平へ向かうつもりだった。だが、当日の天気予報では、福島付近は雨で、岩手から北は晴れ。遠征前からこの予報をしている気象会社もあったので、浄土平の「代打」として栗駒山を考えていた。それにしても「控え」が栗駒山って、さすが東北、層が厚い。2018年9月、須川高原温泉に泊まった時、宿の方から栗駒山の話をお聞きして、山の存在を知った。紅葉の10月は混み合うこと、比較的すぐに登頂できることもこの時知った。この時、何の装備もないまま、登ろうと途中まで歩を進めたが雨が降り出し引き返した。あれから3年、再び登ろうとは、思ってもみなかった。
いわかがみ平には昼前に到着。駐車場はいっぱいと思っていたが、思いのほか空きが多かった。予報とは裏腹に、霧雨。しかし、気象レーダーでは雨雲と認識されていないようで、何も映らず。車の中で昼飯食って、雨具・スパッツを着用して出発。スパッツ付けるの数十年ぶりで、装着に少し手こずる。ちょうど下りて来た方がおられたので、上の状況をお伺いしたところ、「午前中登って青空だった。紅葉もきれいだった。」とのこと。上は晴れてるのかもと期待。本日は、帰りの飛行機のこともあり、遅くとも15時に下山したかった。中央コースを登って、東栗駒コースを下る計画だが、時間によっては、中央コース往復も想定。霧雨の中、多くの方が下ってくるが、雨具を着用している方はなく、標高上げればガスの上に出られると予想。ならば、汗ばんできたので、せめて上だけでも雨具を脱ぎたいところ。なかなか、ザックを置ける場所が見つからず。ハイマツ帯に入ってからベンチを見つけ雨具脱ぎつつ一休み。ガスは消えず、視界は悪いまま。紅葉は諦め、一心不乱に登る。途中、山頂までの長い木段が続く。もともと木段は嫌い。地元、大阪に木段だらけの山がいくつもあって、何度も登っているうちに免疫ができた。今では木段を見ると俄然ファイトが湧いてくる。そんなこともあって、あっという間に山頂に着いた。山頂はガスで眺望は望めないが、穏やかで薄いガス越しに日差しと青空も見える。
東栗駒コースから登ってきた方に話を伺うと、「ガスで何も見えない。ぬかるみがひどい。」とのこと。下り歩きが苦手、というよりヘタクソな私。東栗駒コースを下れば、ぬかるみで転びまくることは容易に想像できた。加えてガスで見えない状況では歩いても仕方がない。よって、中央コースを下ることにした。ただ、時間に余裕があるので、登り時には見ていなかった周辺の景色を楽しみながらゆっくり下ることとした。結果的には、ゆっくり下ったことで、滑って転ぶこともなし。当たり前のことだが、転ばない歩き方を実践できてよかった。
標高1400〜1200m付近、特に1200m付近の樹木が所々色づいてきれいだった。しかし、色あせた感があって、昨日登った安達太良山のような鮮やかさではなかった。標高を下げるほど、ガスが濃くなって、登山口では霧雨のまま。出発時よりも、まっ白な世界だった。今回の栗駒山、条件が悪く、その良さを感じることができなかった。「また別の日に来なはれ」と山の神様が言っているのだろう。今度は、条件のいい日に登りたい。
今回の2泊3日の東北遠征は、あっという間に終わってしまった。本当に楽しい時間であった。若かりし頃は、北海道一筋だった私も、年を重ねるにつれて、味覚が変化するかのように、東北への興味が強くなった。毎年のように温泉巡りを主に訪ねていた東北だったが、これに山が加わり楽しみが増えた。次は来年。今から待ち遠しい。
帰宅して、朝から3日分の山行記録を休み休み記録。23時半、ようやく終了。「何やこれは?」という写真がいっぱいあって、整理するだけで疲れる。
最後に、今回の山歩きを計画するにあたって、多くの方の山行記録を拝見し参考にさせていただきました。ありがとうございました。私の山行記録がどなたかの参考になれば幸いです。
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