甲武信岳・徳ちゃん新道から
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,620m
- 下り
- 1,618m
コースタイム
天候 | 2日間ともおおむね晴れました。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一部が工事の仮事務所・資材置場に使われており、若干狭くなっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はないが、マーカの間隔が若干粗く、ふと迷うようなところがいくつかありました。 登山ポストは西沢渓谷のゲートにあり。(用紙の備え付けはなく、当方はあらかじめ記入しておいたものを投函。) |
その他周辺情報 | 下山後は秩父側に抜け、大滝温泉道の駅で入浴するつもりでしたが、設備改修中で約2か月ほど休業とのこと。さらに少し走って両神温泉薬師の湯で入浴しました。 |
写真
感想
この夏、緊急事態宣言もあって7月の南アルプス以来山行に出ることができず、だいぶもどかしい思いをしていたのだが、10月になってようやく宣言解除となり、混雑するであろう週末を避け、泊で山行に行くことにした。いくつか行先を検討したのだが、久しぶりということで極端な遠方やハードな歩きは避け、ある程度展望も楽しめつつゆっくりできるところとして、甲武信岳を目指すこととした。
甲武信岳は20年近く前に一度歩いたことがあり、当時はオーソドックスな毛木平周回コースを歩いたのだが、今回はもう少し長めのコースとしたく、西沢渓谷から徳ちゃん新道をピストンするコースとした。前回は天気が良くなく山頂での展望はゼロだったので、その面ではリベンジである。
近丸新道と比べて傾斜が緩いということで選択した徳ちゃん新道であったが、確かに一部急登は含まれるものの全体的には緩く淡々と高度を稼いでいく感じで、前夜の寝不足で若干ペースが落ちる場面もあったが、結果としてはコースタイムを若干下回って歩けた。指導標を含めランドマークがほとんどないので、高度計と地形図だけが頼りであったが、そんな中、青空に映える紅葉や、展望が開けて富士山が見えたりすると、疲労も一気に吹き飛び、感慨深く眺めた。
山頂に着いた頃には残念ながら富士山側だけ雲が出てきてしまったが、長野県側は良好な展望で、他にほとんど人がいないこともあり、昼食をとりアルコールも入れ、静かな中しばし眺望を楽しんだ。わざわざ平日に休みを取って山に来た甲斐があったと感じる、至福の時である。
週末でないので小屋も混んではいないだろうと、テント泊ではなく小屋素泊まりとしたが、大部屋に10人ほどで、スペースがゆったり使えくつろげた。建物は古い小屋だが中は非常にきれいに清掃が行き届いており、薪ストーブがほのかに暖かく、好ましく感じた。
ということで、天気に概ね恵まれ、週末を避けたので人も少なく、久しぶりの山歩きは静かな中、大変満足のいく山行となった。
駐車場近くのトイレですが、国道に戻って「道の駅」側にほんの少し進むと左側にあります。和風のおしゃれな建物で皆さんトイレだとは気づかないようです。
私は9日に近くに行ったのですが、9時少し前に木賊山付近にヘリが飛んで来ました。樹林帯にいたのでちらっとしか見えず正確な場所はわからなかったのすが、今朝の新聞を見たら、8日に甲武信小屋に宿泊した登山者が、翌9日下山中に足を滑らせて骨折し、山梨県の防災ヘリで救助されたそうです。救助要請は7時35分ごろだそうです。
お節介ななコメント申し訳ありません、読んだら削除してください。
トイレ、仰る建物は私は気がつきませんでした。でも、国道側すぐに道の駅があるわけなので、近いトイレは確かにこちらになりますね。
ヘリコプター、私も下山中の樹林帯で気がつきました。山頂の方に飛んで行ってすぐ戻ってきたので、もしかしたら…と思っていましたが、やはりそういうことだったんですね。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する