鈴鹿の【奥山】⁉︎ 百々女鬼橋から薮こぎ三昧💦御池岳は雨で断念
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- GPS
- 06:33
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,152m
- 下り
- 1,126m
コースタイム
天候 | 曇り のち 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは破線登山道・一般登山道・一般道の組み合わせになります。 ◎どどめき橋〜奥山〜県境稜線との合流地点 どどめき橋〜奥山に続く稜線に上がるまでの尾根が結構ハードです。 取り付きの階段を登りきると、いきなりハードな藪こぎと急登が待っています。 落石防止用?のために地面にフェンスが敷いてある箇所もあり、滑りやすいので注意が必要でした。 奥山が近づいて来ると、今度はハードなシャクナゲ藪が待ち構えています。 山行前夜の降雨の影響や、藪を潜る際に這いつくばって歩く場面も多々あり、このシャクナゲ藪こぎ区間で皆子供みたいに泥んこになってしまいました。 この区間は一応破線登山道ですが、バリルートと同様に考えた方がよいかもしれません。 ルーファイ自体は、少しのトラバースこそありますがほぼ純粋な稜線歩きになりますので、それほど難易度は高くないと思います。 ただ、マイナーな区間になりますし、念のためGPS等でのルーファイは必須で。 ◎桜峠〜国道306号線の着地点 この区間は基本的には急斜面の植林地帯トラバースと快適な尾根道下りです。 急斜面をトラバースする場面では薄めの踏み跡と目印のリボンも付いており、特に危険を感じる様な場面はありませんでしたが、踏み跡が薄く細い道になりますので慎重な歩行とGPS等での確実なルーファイは必須です。 |
写真
(b)ウリさん、ハナさん、よろしくお願いします!
(u)どんなルートかな?ときめきますね!
(h)普通じゃないに決まってる…ドキドキです。お手柔らかにぃ
(b)ずっとこんなだったらな〜と一瞬思ったが・・・そうはいかないよねぇ。
こんなこと言ってたらウリさんに「軟弱者!」って喝を入れられそうだな・・・
(u)いやいや、こんな道がいいですぅ!
ここでランチにしましょ。
(b)ハナさん、おいしいデザートを、ウリさん、安定のウリさんコーヒーを有難うございます。
(u)ベジさんのミルク饅頭も美味かった。ご馳走さま。
(b)前を歩いていた自分とハナさんは全くだったので、自分達が奴らを起こしちゃった?
(u)かなり居ましたよ。今シーズン最高に遭遇した。
感想
8月に槍、穂高、ジャンダルムをご一緒して以来、山友beggioさんとの久しぶりの山行である。その後コロナの緊急事態宣言が発令されコラボ登山は自粛していたのだ。
今回は最近何かとご縁があるhanabana31さんにもご同行いただいた。この3人での山行は、春にヤマシャクヤクを探しに歩いた阿弥陀ヶ峰〜霊仙山以来だ。
鈴鹿300山踏破を目論むbeggioさんにお付き合いする形で、まずは奥山という山を目指す。
国道306号を多賀から鞍掛峠へ向かう途中の大君ヶ畑の集落東側が出発点。百々女鬼橋という素敵な名前の橋からの未踏の尾根ルートにトキメキましたが、取り付いた尾根は薮から棒に薮尾根だった。
唯一鉄塔地から眺めることができた展望は北西の高室山方面。西側は明るく晴れているように見えるが、こちらはどんより曇天である。
奥山の山頂は何もない平凡なピーク。しかしベジさんにとっては貴重な237座目。これからも頑張って!300山達成を応援している。
三国岳と鞍掛峠を結ぶ県境稜線に乗るととうとう小雨が降り出す。何とか下山まで降らずに、と願っていたが矢張り天気予報通りか。
霧雨の中を取り敢えず鈴北岳へ向かう。
雨が次第に強くなってくる。カッパを上だけ着込む。前回の横山岳では途中から劇的に晴れ間が広がって素晴らしい眺望に出逢うことが出来たのだが、さすがに今日は無理そうかな。ガスガスで何も見えなくなってきた。
普段から風が強い鈴北岳山頂へ上がると爆風が吹き荒ぶ。最近、山行も体調もレコの出来具合も絶不調だった私にとっては、正に爆風スランプである。
しかしこんな悪天候の日なのに鈴北岳へ到着するまでの間で5組11人ぐらいものハイカーさんにお出会いする。なんとまぁ物好きな人達がいるものだな、家でゆっくりしていたらいいものを。もちろん我々も同じ穴の狢なのだが。
日本庭園から御池岳、西側テーブルランドを周回しながらの御池巡り…の計画は断念する。ヒルコバから鈴ヶ岳へ登って桜峠へ向かうことにする。
ヒルコバや鈴ヶ岳への斜面、桜峠へ向かう尾根道などは悪天候の中でも独特の幻想的な風景を見せてくれる。苔むしたカレンフェルトの岩や苔についた水滴などがとても美しいと思う。
花は少ない。でもマムシグサの三色のグラデーションの実が綺麗だ。春に白いフワフワの花を咲かせていたサワフタギはブルーサファイアの如き美しい青い実を付けている。霊仙山で3人で観たポッコリ白い素敵なヤマシャクヤクの花、この日のこの山ではグロテスクな赤と黒の実を弾かせていた。
時が流れるのは早い。季節はあっという間に巡り巡ってゆく。年がら年中、山へ訪れて好きな花や植物を追いかけていると、特にそれを強く感じる。
今年の10月は人生で初めてかも知れないぐらい気温が高い。山もしかり。それでも確実に深まりつつある秋の気配を見つけながら、降り続く小雨や未だ活発な活動期にある大量のヤマビルさえ物ともせず、予定通り桜峠からの急斜面の下山路をワイワイ楽しく下ってゆくのだった。
健脚で明るく頼もしい山友のハナさん、ベジさん、有難うございました!
今回は山のスペシャリストのuriuri4211さんとbeggioさんのお二人に厚かましくも同行させていただいての山行。
beggioさんプロデュースのコースなので普通じゃないに決まってるとある程度覚悟して挑みました( ;∀;)
上りの尾根は急登&藪&名も知らないピーク。想像した通りでした。
泥んこも想定内でした。
ただ思ったよりもかなり早く雨に降られたのは想定外。
御池岳を断念する事になってしまいました。
このメンバーでの西ボタンブチや夕日のテラスからのヒルコバへのルートをとても楽しみにしていたのですが、仕方ありません(´;ω;`)
こんなお天気の日に歩いてもただの修行ですしね。
この日初めてヤマシャクの毒々しい実を見ました。
遠くからでも目立つ真っ赤な実。葉はどう見てもヤマシャクヤク。
こんな実が成るんですね。
今回も前回同行させていただいた時と同じく先頭をベジさんが的確なルーファイで導いて下さり、後ろでウリさんが見守って下さりとても安心して歩けました。
そして今回もお二人の楽しい掛け合いで本当に楽しくて。
またコラボして下さいね。絶対ですよ〜〜ヾ(*´∀`*)ノ
今回の山行は、ウリさんとハナさんと自分のトリプルコラボです。
ウリさんとは夏の北アルプスの遠征以来、ハナさんとは今年4月に阿弥陀ヶ峰〜霊仙山の登山でご一緒しているので、約半年ぶりのコラボとなります。
ルートは鈴鹿300山の奥山から県境稜線で鞍掛峠を通過、御池岳に登頂し西ボタンブチ・桜峠を経由し国道306号線まで下るという多少ハードなもの。
山行自体は、お二人のお陰でとても楽しい山行ではありましたが、何せ天気が残念でした。
途中、鞍掛峠付近でパラパラと雨が降りだし、何とか順調に鈴北岳まで歩いて来たものの風雨がどんどん強くなり、これ以上進んで御池岳まで行っても辛いだけで楽しめないだろうと判断、鈴北岳から鈴ヶ岳・桜峠を経由するショートコース?に変更することになりました。
せっかく楽しみにしてたコラボだったし、苦渋の決断だったがこの状況では致し方ないところなのですが・・・。
今回の山行は最後の御池岳周辺の好展望やお池めぐり、西ボタンブチ・夕日のテラスなどの見所がルート後半に多くあった上、ここまでほぼ藪こぎと鈴鹿300山の奥山登頂という修行のような行程しか歩いてないので、何だか自分だけ楽しんだ様でお二人に申し訳ない気持ちも正直ありました。
しかし、ウリさん・ハナさんはこの状況の中でも何だか楽しげで、見てて本当に山が好きなんだな〜と感じたし、植物や花々等に対する豊富な知識のおかげで、自分以上にいろんな角度・観点から山を楽しんでおられたのが印象的でした。
今回は、天候に翻弄されたちょっと修行っぽい?山行になってしまいましたが、これに懲りずにまたコラボして頂けたらなと思っています。
是非、今後もよろしくお願いしますね!
(鈴鹿300山 237座踏破 今回は 奥山に初登頂しました)
登られた尾根のピークは奥山と呼ばれるのですか?知らなかったです。
多分、769mの標高点の先のピークなんでしょうね。2018年の11月末に登ったのですが全く気付きませんでした。
その尾根の途中に、舞茸かと思うキノコ(その時にはカラカラに乾いて黒くなっていたので形だけでそう思っていた)があったのですが今回似たものは無かったですか。
私はコロナ過で県境を越えるなと言う道路標示に怯えて鈴鹿にはご無沙汰しています。でも解除されたのでそろそろ行きたいな。
コメントありがとうございます!
奥山は僕も鈴鹿300山をやってなければ、おそらく登ることは無かったかもしれません。
というか最近はそんな山ばかりですけどね😅
僕もキノコは気にして見てるのですが、舞茸は気付かなかったですね〜😓
今年は気候のせいか、カラカラで残念なキノコが多い気がします。
もう緊急事態宣言も解除されましたし、どうぞ鈴鹿にお越し下さいませ!
もうそろそろヤツらも元気が無くなってくる頃ですしね!
今回beggioさんが計画された未踏の奥山の尾根ルート、過去にyjinさんも着眼されて辿られたことがあると聞いていましたので楽しみにしておりました。が、地味な薮尾根では中々興味を惹くようなものに出会うことが出来ませんでした。
yjinさんのような鋭い目線や観察力を私も持てたらなぁと、いつも敬意を持ってレコを拝見しているのですが、未だ以前に教えていただいたエイザンスミレさえ見つけることが出来ず宿題になったままです。
またどこかの山で再会できますことを願っております。
私なんぞが雲の上の存在のyjinさんにコメントの返事をするのもおこがましいようで💦
私は誰かの足跡を辿る事しか出来ないんですよね。
yjinさんのような山歩きは本当に憧れます。
今回もベジさん、ウリさんの後についていっただけなのでした😅
キノコはナメコしか判らないのと、ベジさんに付いて行くのに必死で気がつきませんでした😌
何を仰いますか。
もう20年近く前になりますか鈴鹿には今は亡くなられた緑水さんとか御池杣人さんとか憧れのベテランの人々が自由に歩いておられました。少しでもそんな歩き方をしたいものだと思って今に至っています。
キノコは余り詳しくないですが御池岳で持ち帰った記憶のあるのは椎茸だけです。ただあの尾根で見たキノコ2株は全く図鑑で見る舞茸のようでした。再訪出来てないので思わず聞いてしまいました。
「どどめき橋」「奥山」 はて?何処かいな…
御池岳エリアのお山なんですね。このルートは知りませんで、早速カシミール3Dに追記完了です。
それにしても凄い橋の名前。漢字で「百怒女鬼橋」って?? ますます怖そうです。
巧い事、県を越えずに歩いておられますね。身体の左半分だけ三重県へ?(笑)
hanabana31さんは、このお二人の好きそうなMルートをよく歩かれるもんだわ。と感心しかり。hanabana31さんの「全ルート表示」を見たら只者ではない感じを受けますね。
山では「実」が色々となっている季節なんですね。ヤマシャクヤクの実は初めて見ました。凄い感じです。
他のヤマレコユーザーさんにコメントしていたのですが、「マイヅルソウの実」思わず口に入れたくなるような綺麗なサクランボみたいな実なんですが、熟す前の写真を見ると絶対口に入れない感じです。
ググっていると面白いサイトを見付けました。
樹の散歩道「さて、道端で何か食べられるものはないものか・・・」
見てみるといろんなものを試食されています。
ベジさんには、壁板の木目が等高線に見えるんですね。その感じ、今回歩かれたP794辺りに似ている様な??
自分的には、これから暫くはその山は何処かいな?っていう山々ばかりを歩いていく事になりそうです😁
呆れずにレコ見にきて下さいね😅
今回の山行はレコの通り生憎の天気でしたが、ウリさん・ハナさん共に植物や花々の知識がかなり豊富なので、自分より山々を楽しむ要素を沢山持ってるな〜とホント実感しました。
以前から木目調の家具や壁・床等を見ると、ホント等高線に見えるよな〜って思ってたんですよね〜😁
P749辺り・・・まぁ見えなくもないですねぇ😅
毎度まいどベジさんの提案されるルートは魅力いっぱいです😆
仰るように百々女鬼橋というスタート地点の橋の名前からして興味をそそられますよね。
結局未踏の尾根と奥山は地味なルートでしたが、山は行ってみないと分かりませんからね。また知らない尾根や谷を歩いてみたいものです。ベジさん、よろしく!
ハナさんはとても健脚なんですよ。訪れる山域が似てますので、同じ山、同じルートを歩いたレコを拝見すると、下手したらハナさんの方が短時間で辿っておられます。すごい元気なオバ…いやいや、お姉さまです😁
板の木目が等高線に見えるベジさん、雨でもバリルートが楽しいと仰るハナさん、お二人の明るく、山に対して真摯で前向きな姿勢に、とても刺激を受けているウリさんなのです。
そうそう、ヤマシャクの実は私も初めて認知しましたが、おどろおどろしい感じですね。匂いを嗅ぐのを忘れました〜😅
私もこの計画を聞いた時は何処??って思いました。
百々女鬼橋って仰るとおり怖そうな名前だし💦
このおふたりと一緒ですと変わったお山を歩けるので楽しいです😁
ののさんは食べられる実は噛じってみますか?
私は食い意地が張っているので噛ちゃうんですよねー。
育ちがいいウリさんは噛じらないそうです😁
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