白鳥山から犬ヶ岳〜栂海新道‟つまみ食い”〜


- GPS
- 09:29
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,823m
- 下り
- 1,820m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:28
天候 | 快晴🌞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・山姥コースはジメジメとしたぬかるみの多い道だが、迷うことなく歩ける(天気の良い日の午後は乾燥が進んで、そのぬかるみも殆ど気にならなくなる)。 ・とにかく、白鳥山〜下駒ヶ岳のアップダウンがきついという一言に尽きる。 ・数か所、痩せ尾根の登山道で崩壊しつつある場所があった。 |
その他周辺情報 | 富山方面に帰るときは、途中に「たから温泉」などがあるが、今日は金太郎温泉にした。 相変わらずの硫黄臭で大満足♨ 露天の方が濃いように感じた。 |
写真
装備
備考 | 💧持参水分💧 ・スポーツドリンク500ml×2 ・水1ℓ ・昼食用のお湯400ml 🥃消費水分🥤 ・ほぼ飲み切りました・・・。 |
---|
感想
快晴が約束されていたので、間近に剱を眺められる大日に行こうかどうしようかと迷っていたが、結局未踏の犬ヶ岳の方にした。
今日は坂田峠の先にある山姥ノ洞登山口からスタート。
朝の内は、日の当たらないジメジメした林の中を黙々と登る。ぬかるみ多数、蜘蛛の巣も多数😣
途中で山姥ノ洞を見学。大きな岩の間に、熊のねぐらになっていそうな深く暗い穴があった。この上路(あげろ)の山姥は結構有名人らしく、世阿弥の謡曲「山姥」のモデルとなっているらしい。息子の名前は金時。あれ、金太郎?? 坂田峠の坂田+金時坂の金時で坂田金時??
山姥の息子だから坂田金時というのは、さすがに後世の安直な後付けだと思うが。
先に進む。坂田峠からの登山道と合流する辺りでようやく日が当たるようになってきた。ここからは気持ち好い稜線歩きだが、それも白鳥山まで。
白鳥山からはずっと1100m台〜1200m台を下ったり登ったり。1300mの標高を見るのはようやく黄蓮山に至ってからだ。
(登りはまだ元気なので、白鳥山や下駒ヶ岳の激下りを体験しても、「帰りはきついだろうな〜」と心の中でげっそりするくらいだったが、下りの時にいざ対峙すると、想像以上に地獄の登り返しとなった。)
菊石山。菊石=アンモナイトが発見されたことから名づけられたという。化石が入っていそうな石を観察しつつ進んだが、見付けられず。
黄蓮山から栂海山荘までの登りは今回のラスボス的な存在で結構大変だったが、犬ヶ岳山頂ではその苦労が報われるだけの素晴らしい展望があった。特に朝日岳まで連なる長大な栂海新道の稜線と、谷を隔てて西側にある初雪山の眺めが良かった。
黒岩山も行ってみたいが、やはり栂海山荘で一泊して行くのが一番手頃かなと思った。実際、一泊で黒岩山まで行ってきたと言うご夫婦と山荘でお話させて頂いた。
山荘で昼食&充分休憩した後、下山。菊石山までは良かったが、予想通り、下駒ヶ岳と白鳥山の登り返しで急激にペースダウンしてしまった。足が上がらないったりゃありゃしない。それでも進まねばならないので、ストックやロープの力を借りつつ無心で登った。(ラスボス倒しても、簡単にクリアさせないよ😈ってことか😅)
今日は下界でも気温30度以上になる事は分かっていたが、水分はいつも通りしか持って来なかったので、普通に飲んでいると下山中に枯渇してしまう危惧が途中で生じた。なので、かなりチビチビ飲まざるを得ず、失敗したなと思った。いつもはあまり摂らない行動食・エナジージェルなども、今日は持って来た分を殆ど食べてしまうほどだった。
下山後には水は100ml程度しか残っていなかったので、やはり結構ギリギリだった。反省。
山姥つながりじゃないけれど、帰りは魚津の金太郎温泉で汗を流した(こちらの金太郎は、山姥とも金時とも無関係)。広い温泉なので、来客数の割にはかなりの距離を保って入浴することができた。
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