信州からは登れない？ 八嶽山

2013年10月27日(日) [日帰り]

• GPS: 05:40
• 距離: 6.4km
• 登り: 873m
• 下り: 841m

コースタイム

10：40駐車場所
10：35ニギンジ
12：50八嶽山山頂13：40
14：15東又集落跡
16：20駐車場所

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道「天竜峡IC」降車、
国道151号を南下し、国道244号線で阿南町に向かい
右折して県道1号線を更に南に走ります
県境を越えると「富山」集落はすぐ、
村内の道路余地に停めさせてもらいました

コース状況／危険箇所等

登山口は熊野神社の右手、鬱蒼とした杉林の中にあります
植林帯で急坂です
急斜面を左に巻く道が分かりにくいのでご注意ください

尾根からは雑木林と植林帯が入り混じり
緩急の繰り返しの後、山頂です
山頂を少し下った所に展望台があります
天気の良い日曜日で、賑やかでした

東又峠まで尾根歩きです
峠の下りは緩やかなトラバース道で、「東又」集落跡に着きます
集落跡を過ぎ、崩壊地手前で踏み跡が分かりにくくなっていて
沢に下ってしまい、急斜面を登り直しました
その後も、道の分かりにくい箇所が幾つかあり、歩きにくい箇所もありました
道迷い、滑落に注意ください

写真

10/27 8:46

駒ヶ岳SA
中央アルプス稜線もすっきり見え、良い天気が期待できそう♪

10/27 8:47

里山も紅葉が進みました

10/27 10:38

完璧な青空

10/27 10:38

高台にある富山中学校

10/27 10:39

佐久間ダム湖

10/27 10:39

民家脇に取り付けられた「大谷登山口」案内標識

10/27 10:42

熊野神社入り口

10/27 10:43

詳しい説明書きがありましたが、失礼して写真に収め、登山口に急ぎます

10/27 10:45

お魚くわえたどら猫…♪ではなく鳥

10/27 11:07

いきなり急坂(T_T)

10/27 11:24

こんなプレートが

10/27 11:27

倒木ごろごろの急斜面の歩きにくいこと！

10/27 11:31

数字は延々！幾つまであるのでしょうか？

10/27 11:32

空が近くなり、尾根が近付きました♪

10/27 11:32

杉古木

10/27 11:33

ニギンジ
どんな漢字を書くのでしょう？きっと難読なのでカタカナになってしまったんでしょうね。

10/27 11:55

随所にプレート

10/27 12:07

また植林帯の急坂(T_T)

10/27 12:08

良い感じの標識。斜め上向きの建て方も頑張るぞという気にさせます。

10/27 12:18

ハナノキアラシ
やはり難読なんでしょう。

10/27 12:44

またもや急坂、今度は岩混じり

10/27 12:51

「制覇おめでとうございます」と書かれた山頂標識には初めてお目にかかりました(*^^)v

10/27 12:52

こんな人工物が

10/27 12:53

紅葉の脇に立派な展望台

10/27 12:53

目の下に佐久間ダム湖

10/27 12:54

南アルプス南端方面

10/27 12:54

曲がりくねるダム湖

10/27 12:55

向かいにそびえる高い山は、ひょっとしたら「日本ヶ塚山」？

10/27 12:57

紅葉が華やかな山頂付近は賑やかでした。

10/27 13:35

久々の好天に心浮き浮き、記念撮影!(^^)!

10/27 13:37

秋の山は本当に素晴らしい風景に出会えます。日は短くなって寂しくなりますが、最も心軽やかに山に登れる季節。

10/27 13:47

静岡県方面

10/27 13:55

快適♪尾根歩き

10/27 14:14

人家のあったような僅かな平坦地。大きく茂った木が、遥か昔に家がなくなった事を物語っているよう。

10/27 14:15

東又集落跡
石垣が人の営みを伝えるのみ

10/27 15:03

沢に下ってしまい、急斜面を登り返し、このプレートを発見した時はほっとして、嬉しかったです

10/27 15:18

こんな旗が、二箇所に立っていました

10/27 15:25

シャジン
岩の隙間に群生しています。なにもこんな窮屈な場所に生えなくてもと思うのですが…

10/27 15:42

ベンチが方々にあります。朽ちかけていますので腰を降ろす際はご注意ください。

10/27 15:43

振り返った「31」地点
緩やかなトラバース道

10/27 15:44

明日登る「日本ヶ塚山」だと思います。わくわくして来ます(^^♪

10/27 16:06

振り返った「36」地点

10/27 16:08

富山集落が見えてきてひと安心

10/27 16:09

夕暮れの佐久間ダム湖

10/27 16:09

最終の数字です

10/27 16:11

お茶の花
清楚ですね

10/27 16:12

東又コース登山口

10/27 16:12

振り返った登山口

10/27 16:14

富山中学校
無事下山できました。有難うございました。

撮影機器：

Canon IXY 210F Canon

感想

kyom4

南信州の里山を歩く、恰好の季節がやって来ました。
「八嶽山」「日本ヶ塚山」は南北に長い信州の最南端付近の山々で
計画に名前は以前から上がっていたものの、
遠くてなかなか実行する機会が来ず、じっと待っておりました。

この辺は県境が入り組んでいて、八嶽山は静岡県境とばかり思っていましたが
地図を良く見ると「富山（とみやま）」集落は愛知県の豊根村、
当然、集落の裏山ですから愛知県境なのですね、お恥ずかしいです。
200km近く離れていますが、県境ですから…

10月は次々にやって来る台風に怯えて暮らした感があり
雨具のお世話にならなければ良しとする山行ばかり続いていましたから
定番の「駒ヶ岳」SAからの中央アルプス稜線を見た時には胸騒ぎを覚えるほど、
期待通りの天気の中、県道1号線で佐久間ダムの入口に差し掛かり、
そうですか、県道の一番は最南端を走っているのですかと妙に感心してしまいます。

登山口は取り囲む杉林からして、歴史のありそうな神社の脇。
登りのきつさは覚悟しておりましたが、緩急交互にあって、
なかなか一気に登らせてくれない山です。
標識等良く整備され、大谷コースは一箇所の巻き道を除けば危険はありません。

山頂付近で下山してくる方々数人に会い、
結構マイナーな山と思っていましたから、登山者が居ることに軽く驚きました。
なんと山頂付近は7人パーティも居て、大賑わいでした。
のんびり日向ぼっこ（もうこんな季節なんですね）をしながら昼食を摂り、
さてどこを下ろうかと見回すと、先程のパーティの下山方向が気になります。

最近どうもCLは道なき道志向が強まっているらしく（人の事を言えませんが）
周回コースを辿ることに相成りました。
注意書きでは何が危険なのか見当もつきませんので、恐る恐る行きます。
東又集落跡地までは道標に困らず順調に下りました。

問題は集落跡の先にあった大きな崩落地の迂回でした。
テープ類を見落としたと思われ、杉林の中を激下りして沢に出てしまい、
また急斜面を難儀して登り返しました。
名刺大の「東又コース」標識を見つけた時にはほっとしました。

その後も腐りかけた桟橋や、浮石注意の崩壊した沢、踏み跡の薄いトラバース道を
慎重に通過しなければなりませんでしたが
危険箇所というより、道標への注意を怠ったのがいけなかったかと反省です。
時間を30分以上ロスしましたが、無事周回出来てほっとしました。
明日は、向かいに凛と聳える「日本ヶ塚山」に登ります♪

コメント

sansongene

お会いしてたかも
東又コースももう少し整備してあるといいんですけどねぇ…。無事下りられて何よりです。これからも良い登山を楽しんでください。