ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 365286
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山

2013年11月02日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:26
距離
11.4km
登り
994m
下り
978m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:27裏磐梯スキー場入口駐車場〜07:54噴火口コース・銅沼コース分岐07:54〜08:16噴気口分岐08:16〜08:58三合目(天狗岩)08:58〜09:05黄金清水09:05〜09:13四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)09:13〜09:33磐梯山10:13〜10:32四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)10:38〜11:29中ノ湯跡11:29〜11:59銅沼12:17(休憩・食事)〜12:25噴火口コース・銅沼コース分岐12:25〜12:41スキー場入口駐車場
 
天候 快晴!
 
過去天気図(気象庁) 2013年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
裏磐梯スキー場(300台/無料/7時頃到着時駐車率は1割以下)
 
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
裏磐梯スキー場ゲート横にあり。

【コース状況】
●裏磐梯スキー場駐車場〜三合目(天狗岩)
スキー場内のゲレンデを歩いていき、ゲレンデ上部に着くと銅池方面との分岐があります。
分岐を噴火口方面に向かうと平坦な樹林帯に入ります。
小さな池を横目に見たりしながらしばらく進むとだだっ広く開けた火口原に出ます。
火口原から火口壁に取り付くまでは瓦礫の登山道となりますが、
付けてもすぐに流されてしまうのだろうかマーカーやペンキ類はなくなり、
ルートも不明瞭となるため悪天時はルートロスに注意が必要。

火口壁からは再び樹林帯の中となります。
この辺りから徐々に登山道は斜度を上げ始め、
中盤からは逆U字型の手すりが付いた急登となります。
この急登が終わりに近づくと森林限界を越え、ほどなく稜線に乗ります。
振り返ると檜原湖と吾妻連峰がきれいに見えます。

稜線に乗ってからは雄大な景色が目の前に広がり、
ゆったりした登山道を進んで行きます。
ほどなく猪苗代ルート・渋谷ルートと合流し、
天狗岩を望む場所に三合目と掘られた石の道標が現れます。


●三合目(天狗岩)〜磐梯山
三合目を過ぎると登山道は斜度を上げ始めます。
黄金清水を通過するとすぐに四合目(弘法清水小屋・岡部小屋)に到着。
ここからは八方台ルートとも合流するためグッと人が増えます。
四合目からあとひと登りで磐梯山山頂に到着です。
 
ICを降りるとモルゲンロートに染まる表磐梯が見えました。こんな景色を毎日見ながら暮らすってどんな気持ちなんだろう?
8
ICを降りるとモルゲンロートに染まる表磐梯が見えました。こんな景色を毎日見ながら暮らすってどんな気持ちなんだろう?
湖畔の近くは靄がかかっていて幻想的
4
湖畔の近くは靄がかかっていて幻想的
裏磐梯スキー場の駐車場はご覧の通りガラガラでした
6
裏磐梯スキー場の駐車場はご覧の通りガラガラでした
朝靄の中スタートです
4
朝靄の中スタートです
ゲレンデへ向かう林道は色付いていました1
6
ゲレンデへ向かう林道は色付いていました1
ゲレンデへ向かう林道は色付いていました2
2
ゲレンデへ向かう林道は色付いていました2
歩き出してすぐにガスが晴れました
1
歩き出してすぐにガスが晴れました
美しいですねぇ〜
11
美しいですねぇ〜
スキーセンターに到着
1
スキーセンターに到着
振り返ると背後には吾妻連峰。檜原湖の湖上にだけガス
10
振り返ると背後には吾妻連峰。檜原湖の湖上にだけガス
ゲレンデ脇を上がっていきます
1
ゲレンデ脇を上がっていきます
銅沼との分岐を噴気口方面に向かうと雰囲気の良い樹林帯となります
1
銅沼との分岐を噴気口方面に向かうと雰囲気の良い樹林帯となります
木漏れ日の中進みます
4
木漏れ日の中進みます
光を受けたすすき
4
光を受けたすすき
天狗岩と丸山方面を見上げます
2
天狗岩と丸山方面を見上げます
こちらは櫛ヶ峰
火口原を進みます。前方は櫛ヶ峰
1
火口原を進みます。前方は櫛ヶ峰
天狗岩と地質が剥き出しの裏磐梯山の斜面
3
天狗岩と地質が剥き出しの裏磐梯山の斜面
急登の途中から森林限界を越えて素晴らしい眺望が背後に広がります
急登の途中から森林限界を越えて素晴らしい眺望が背後に広がります
急登の途中で振り返ると檜原湖
4
急登の途中で振り返ると檜原湖
こちらは奥に飯豊連峰と眼下には銅沼
5
こちらは奥に飯豊連峰と眼下には銅沼
大迫力の櫛ヶ峰
前方に天狗岩が見えます
2
前方に天狗岩が見えます
太陽と青空1
太陽と青空2
稜線に出ると圧巻の景色が広がります
1
稜線に出ると圧巻の景色が広がります
飯豊連峰と銅沼
西吾妻山
櫛ヶ峰へ続く稜線
3
櫛ヶ峰へ続く稜線
デデーンと磐梯山の山頂が見えてきました
6
デデーンと磐梯山の山頂が見えてきました
左手に磐梯山山頂、右手に天狗岩
2
左手に磐梯山山頂、右手に天狗岩
すばらしい景色の中を進んで行きます
すばらしい景色の中を進んで行きます
右手に天狗岩
荒涼とした雰囲気が活火山ということを教えてくれます
1
荒涼とした雰囲気が活火山ということを教えてくれます
いや〜実に気持ちのいいルートです
3
いや〜実に気持ちのいいルートです
天狗岩はまるで穂高連峰のようです
3
天狗岩はまるで穂高連峰のようです
天狗岩はまるで穂高連峰のようです。縦位置で
1
天狗岩はまるで穂高連峰のようです。縦位置で
櫛ヶ峰の稜線の美しいライン
4
櫛ヶ峰の稜線の美しいライン
山頂が近づいてきました
3
山頂が近づいてきました
稜線の東側には沼平
稜線の東側には沼平
三合目に到着
黄金清水でガブリ。おいしい水でした
4
黄金清水でガブリ。おいしい水でした
ガレ場を登ります
1
ガレ場を登ります
天狗岩を振り返って。左手にはお花畑。背後には檜原湖
天狗岩を振り返って。左手にはお花畑。背後には檜原湖
四合目に到着。ここから頂上まではあとわずか
四合目に到着。ここから頂上まではあとわずか
四合目からは再び背丈までの灌木帯を登る
四合目からは再び背丈までの灌木帯を登る
磐梯山山頂に到着。頂上標は山頂より一段低い所にあります
1
磐梯山山頂に到着。頂上標は山頂より一段低い所にあります
山のポーズ
山頂より吾妻連峰。明日天気が保てば登る予定です。手前は櫛ヶ峰
8
山頂より吾妻連峰。明日天気が保てば登る予定です。手前は櫛ヶ峰
山頂より安達太良山。乳首もバッチリ見えてます
3
山頂より安達太良山。乳首もバッチリ見えてます
山頂より飯豊連峰。いつか行ってみたいです
5
山頂より飯豊連峰。いつか行ってみたいです
飯豊連峰アップで。まだ冠雪していないようです
4
飯豊連峰アップで。まだ冠雪していないようです
山頂より猪苗代湖1
2
山頂より猪苗代湖1
山頂より猪苗代湖2
2
山頂より猪苗代湖2
山頂より左に那須、正面は日光方面
4
山頂より左に那須、正面は日光方面
西側にはキレイな雲海1
1
西側にはキレイな雲海1
西側にはキレイな雲海2
2
西側にはキレイな雲海2
山頂より檜原湖と背後は朝日連峰
4
山頂より檜原湖と背後は朝日連峰
山頂より櫛ヶ峰と秋元湖
10
山頂より櫛ヶ峰と秋元湖
さて下山です
お花畑経由で中の湯跡に向かいます
2
お花畑経由で中の湯跡に向かいます
ゴーっという音とともに正面の崖から岩なだれが起きていました
ゴーっという音とともに正面の崖から岩なだれが起きていました
中の湯跡から銅沼に向かいます
1
中の湯跡から銅沼に向かいます
標高が低いところは紅葉でした
2
標高が低いところは紅葉でした
銅沼に到着。銅沼と正面に櫛ヶ峰
7
銅沼に到着。銅沼と正面に櫛ヶ峰
銅沼と天狗岩。中央2カ所から噴煙が上がっています
3
銅沼と天狗岩。中央2カ所から噴煙が上がっています
銅沼の縁は赤茶けた色をしています
2
銅沼の縁は赤茶けた色をしています
紅葉がきれいです。正面は西吾妻山と山腹に八の字型をしたグランデコスキー場
4
紅葉がきれいです。正面は西吾妻山と山腹に八の字型をしたグランデコスキー場
スキー場のゲレンデに到着
2
スキー場のゲレンデに到着
下山後は小野川の湖畔のキャンプ場で一夜を過ごすことにします
3
下山後は小野川の湖畔のキャンプ場で一夜を過ごすことにします
シーズンオフのためキャンプ場はガラガラでした
1
シーズンオフのためキャンプ場はガラガラでした
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り1
12
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り1
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り2
6
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り2
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り3
5
小野川湖の湖畔は紅葉真っ盛り3
夜ご飯までキャンプ地のまわりを散策。前方には磐梯山
1
夜ご飯までキャンプ地のまわりを散策。前方には磐梯山
夕暮れ時は光が当たってさらにキレイでした
7
夕暮れ時は光が当たってさらにキレイでした
重い鉄鍋持参ですき焼きです。こんなことができるのもキャンプ山行ならでは
8
重い鉄鍋持参ですき焼きです。こんなことができるのもキャンプ山行ならでは
できあがり

感想

またもや天気が良くない三連休です。
土曜日は期待できますが、日・月はペケ。
北アルプス方面を考えていましたが、
予定していたルートだと日曜日に稜線に立つ行程になるので泣く泣く却下。

さて、どうしよう。
せっかく遠出できる機会なので、普段行けないようなところに行きたい、
ということで決めたのが磐梯山と西吾妻山をキャンプしてゆっくりと登るプランです。
紅葉も期待できます。
ホントはこの2つの山は雪の季節に登りたかったのですが、
まずは下見ということでこの機会に訪れてみることにしました。

土曜日の山行は起きるのが辛い。予定よりも1時間遅れで出発。
猪苗代磐梯高原ICを降りるとモルゲンロートの表磐梯がドーンと出迎えてくれました。
裏磐梯の湖畔のキャンプ場でテントを張る予定のため、
裏磐梯ルートで噴気口から磐梯山、銅沼を周回することにします。

このルートは雰囲気の良い樹林帯、裏磐梯の荒々しい火口壁の景色、荒涼とした稜線など
変化に富んでいて距離が短いということもあるのでしょうがまったく飽きません。
特に稜線に出てからは圧巻の景色が広がります。荒涼とした様は、
まるでミニ槍穂連峰にいるような雰囲気でした。

約2時間であっという間に山頂に到着。
山頂から眼下に湖沼群を挟んで、お向かいの吾妻連峰や安達太良山。
そして遠くにはくっきりと飯豊連峰など360度の展望を楽しめます。

帰りに銅沼に立ち寄ったりしてお昼過ぎに駐車場まで戻りました。
ここからキャンプ場探しです。営業は10月いっぱいまでというところが多い中、
小野川湖の湖畔の庄助キャンプ場というところでテントを張りました。
もちろんキャンプ場はガラガラ。キャンプサイトのすぐ隣が湖というロケーション。
紅葉と相まってとても静かでキレイな景色を眺めることができました。

そして、夜の食事は普段の山行だと絶対にありえない
重た〜い鉄鍋を用意してすき焼きを楽しみます。
テントの横までクルマを乗り入れることができたり、
設備が整っていたり(何とお湯まで出ました)ととてもありがたかったのですが、
そんな場所に不慣れな自分たちはうろたえるばかりでした。

もう11月。夜は冷えるだろうとモンベルの#0シュラフを持っていきましたが、
暑過ぎて夜何度も起きてしまいました。ちょっと大げさ過ぎたようです。

2日目に続く。
 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2267人

コメント

すてきな山旅ですね
この連休もダメだな〜と思っていたら、こんなすてきな山旅に行っていたとは
まさに緩急自在ですね、夏の利尻遠征をコンパクトにしたような、見て居るだけで楽しさが伝わってきました。


厳し岩稜も良いけど、こう言ったゆったりのんびりの山行も良いですね。
悪天候予報を逆手にとって、普段行けない山にサクッと行ってしまうのは色々な山を知り尽くしていないとなかなか出来ませんね。

もう今年の紅葉は終わったと思っていましたが、最後に楽しませて頂きました。


当方は怠惰にも悪天予報に山行を中止して家でゴロゴロしていました、残念
2013/11/5 18:37
danyamaさん
写真が素晴らしいです。

感動してます。

凄いです・・
2013/11/5 21:36
磐梯山すばらしいですね!
danyamaさんkomemameさんこんばんは!

写真すばらしいですね
私はついつい北アルプスばかり行ってしまいますが、東北の山もまた別の良さがあるなぁ〜と感じました。
私もこんなすばらしい写真を撮ってみたい〜と思わずため息をついてしまいました
2013/11/5 22:19
まったり山行でした。
yamaya1127さん

こんばんは。

この三連休はずっと北アを予定していたので残念でしたが、
気持ちを180度切り替えて、まったり山行をしてきました。

でも、ここのところ緩急で言うところの「緩」ばかりの山行が
続いていて、もう目前に迫る雪山シーズン到来に備えて、
ここらでビシッと登っておかないといけないなぁと思っている次第です。

裏磐梯の紅葉ですが、とても綺麗で感動しましたが、
帰りに立ち寄ったお店のおばちゃんに言わせると
「観光で来た人はみんな綺麗キレイと言うけれど、
今年は異常気象のせいか色付きがあまり良くないね」とのことでした。

コメントありがとうございます!
2013/11/5 23:07
初めまして!
113さん

こんばんは。初めまして。

写真お褒めいただき光栄です。
写真の善し悪しはホント天気に左右されますよね。
この日は快晴だったので良かったです。

九州の山は登ったことがありませんので、
行く機会があったら、113さんの記録を参考にさせていただきます。

コメントありがとうございます!
2013/11/5 23:25
写真お褒めいただきありがとうございます。
hissyさん

こんばんは。

唐松岳のあんなに素晴らしい写真を撮られたhissyさんから
お褒めの言葉をいただき大変光栄です!

三連休はボクも北アを考えていたのですが、如何せん天気が期待できず…。
思い切って東北の山に行ってみました。

標高2000mにも満たない稜線で、こんなに視界が開けているのは
東北の山ならではですよね。
特に裏磐梯は風光明媚なエリアで、
下山してからも楽しむことができるのが良かったですね。
2013/11/5 23:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら