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Yamareco

記録ID: 3654
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

中山尾根

2009年02月07日(土) ~ 2009年02月08日(日)
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ken その他1人

コースタイム

09:00赤岳鉱泉発→10:30下部岩壁12:00→13:30上部岩壁14:30→16:25主稜線→地蔵尾根下降で赤岳鉱泉17:30
天候 7(土)快晴、風弱
8(日)09:00頃まで雪、のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図
コース状況/
危険箇所等
■美濃戸口からの林道は雪が少ない分凍結が激しい。
■帰路のメシは中央道境川PAがお勧め。
 ¥550境川もつ定食(激安!!)
 ¥780境川もつ定食特盛(自分はもちろんコッチ)
 今後はココにしよう。
ファイル
非公開 3654.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
下部岩壁
2009年02月07日 10:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 10:32
下部岩壁
1P目を上から
2009年02月07日 12:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:23
1P目を上から
2P目
2009年02月07日 12:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:32
2P目
2P目終了点
2009年02月07日 12:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:49
2P目終了点
中間部雪稜
2009年02月07日 12:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:49
中間部雪稜
2009年02月07日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:57
2009年02月07日 12:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 12:57
上部岩壁
2009年02月07日 13:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 13:34
上部岩壁
4P目上部岩壁終了点
2009年02月07日 14:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 14:56
4P目上部岩壁終了点
核心部をビレイ点から
2009年02月07日 14:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 14:56
核心部をビレイ点から
カブッてる
2009年02月07日 15:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 15:04
カブッてる
上部雪稜
2009年02月07日 15:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 15:46
上部雪稜
最後のトラバース
2009年02月07日 16:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 16:12
最後のトラバース
登攀終了
2009年02月07日 16:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 16:24
登攀終了
横岳西壁とお月様
2009年02月07日 17:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/7 17:13
横岳西壁とお月様
石尊稜の取付き偵察
2009年02月08日 08:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL L3, Canon
2/8 8:40
石尊稜の取付き偵察
撮影機器:

感想

アサケンです。

アルパインクラブ横浜の渡辺さんと中山尾根を登ってきました。

当初計画は2/7(土)に小同心クラックを登り、鉱泉でテン泊。
翌2/8(日)に中山尾根を登る予定でした。
しかし、7(土)のコンディションが素晴らしかったので初日に第一目的の中山尾根をヤッツケル事に。
これが結果的にナイスジャッジで大成功。


==================================
【ルート感想】()内はトポの通り
■取り付きまで
  鉱泉に8:15に着でテント設営。
  風もなく快晴。時間も十分ある。
  「今日中山尾根やりましょう!」とモチベーションが高まる。
  小同心クラックはどちらかというとオマケ?(グレードは上だけど)
  と考えていたので条件の良いうちに目的のルートを登りたかった。
  天気は約束されているので多少遅くなっても大丈夫という判断。
  中山乗越から樹林を上がると下部岩壁に着いた。
  先行には1パーティが丁度登攀準備中。
  壁の基部は狭いので手前の雪面で順番待ち。
  気温は高くは無いが風が少なく最高に気持ちよい。
  先行のPは『新人をしごく先輩』の様子で時間をかけて慎重だ。
  天気が悪ければ先行させてもらいたいトコロだが今日はゆっくり行きましょ。
■1P:下部岩壁凹角を左上(掘棔30M
  浅原リード
  先週の大同心で色々と影響受けたので珍しくモチが高い(`A´)
  先行Pはセオリー通り右下に降りてから凹角に入っていったが
  取付きに立ってみると正面から登るのが素直なラインと感じる。
  調べでは多少きわどいみたいだが、ハンガーボルトも打ってあり
  支点はしっかりしているので正面から取付く。
  ・・・・アレ?やっぱり難しい(**)
  傾斜はないがホールドが甘い。
  ピックをフッキングして体を上げ凹角に合流。ふー。
  振り返るとここが核心になってしまった。
  後は靴鬟薀鵐淵Ε箸靴弔頂絃紂
  ビレイ点はハンガーボルトで整備されている。
  2箇所あるので先行がいても大丈夫。
■2P:左の草付きを上がる 45M
   正面の岩は明らかに厳しそうだ。
   左の草付きを岳樺を跨いで上がる。易しい。
   リッジに出て潅木でビレイ。
■中間部雪稜:雪稜を上がる( )200M
   岩稜をロープを伸ばすが中途半端にコンテするよりスタカットで進む。
   易しい。
■4P:上部岩壁凹角を直上(検棔40M
   浅原リード。ルート中の核心ピッチに入る。
   先行Pが奮闘しているので難しさが伝わる。ドキドキ
   1時間の待ち時間があったが何度も言うように天気最高!
   順番待ちも気にならない(ホントは時間が気になりだすが顔には出さずクールを決め込む)
   天候の良さからか?不思議と緊張もなくモチは下がっていない。
   慎重に凹角下部を35M直上すると被ったチムニー状に突き当たる。
   抜け口にはビレイ点があるので一登りが核心のようだ。
   一見悩むが残置支点は結構あるので怖さはそれ程ない。
   「核心に入りま〜す!」とワタさんに声をかけて取付く。
   アックスをクラックに引っ掛け足は背後の壁にバックフット。
   足を拾っていくと傾斜を殺せて意外に安定して立てる。
   ピックでのフッキングを多用してフリーで越えれた!
   メチャメチャ気持ちいいい♪
   ビレイ点はここもハンガーボルト。
■上部雪稜:ピナクルを左の草付きから巻く( )100M
   意外に難しい岩稜をスタカットで2P伸ばす。
   ここに来ると疲労が出てきたので慎重に登る。
   最後の主稜線へのトラバースが見えた。
   ロープ着けたままトラバースして登攀終了。
   16:25→地蔵尾根→17:25赤岳鉱泉
==================================
今回は天候をバッチリ捕まえて快適に登らせてもらった。
楽しかった〜。
八ヶ岳は本当に良いゲレンデだと実感シマクラチヨコの最近です。

翌日は朝方降雪&強風。
天気予報だと晴れのハズだけど?
小同心クラックは早々に諦め、石尊稜の取付きを教えてもらいに行った。
今度登りたい。

ワタさん、お付き合い頂いてありがとうございました。

【反省】
 ・先行Pに割り込む図々しさも必要だろうか?
 ・先週の霜焼けを直せなかったのでさらに霜焼けた。
【収穫】
 ・石尊の取付き偵察で次に繋げた。
 ・2/8ハッピーバースデイ=俺

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