大和三山(畝傍山/香久山/耳成山):圧巻!藤原宮跡の大コスモス畑、半袖隊長、秋の大和路を巡って追悼登山


- GPS
- 04:43
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 295m
- 下り
- 293m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:43
累積標高(上り): 253m / 累積標高(下り): 255m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
★EK度数:21.725=17.92+(253÷100)+(255÷100÷2)
→→→判定「●EK16〜24未満 比較的楽」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【参考文献



天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
★★★鉄道・バス利用で脱温暖化/カーボンゼロ ![]() 【前日】地元駅始発 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() (注)前を走る貨物列車の車両点検やトラック橋梁接触事故の影響で香久山駅には計画より約70分遅れて到着 【往路】王寺駅0806 ![]() 【復路】畝傍駅1316 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況【emj:158]![]() 平地(舗装路)歩きの長いハイキングコースで、三山登山も含めて、危険箇所は皆無。 ★水場 ![]() ★渡渉箇所 ![]() ★泥濘状況 ![]() ★残雪状況 ![]() ★蜘蛛の巣 ![]() ☆半袖 ![]() ★半袖 ![]() ☆半袖 ![]() ★入山者 ![]() |
その他周辺情報 | ★登山ポスト![]() ★駐車場 ![]() ★トイレ ![]() ★携帯 ![]() ★食料調達処 ![]() ★酒類調達処 ![]() ![]() ★お土産処 ![]() ★飲食店 ![]() ★温泉 ![]() ★宿泊施設 ![]() (前夜)東横イン奈良王寺駅南口 https://www.toyoko-inn.com/sp/search/detail/00321.html/ https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/180146/180146.html (当夜)神戸ルミナスホテル兵庫駅前 http://www.luminous-hotel.co.jp/kobe/ https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/3156/3156.html |
写真
感想
【記録登録日:2021年11月10日】…もはや過去レコの部類_(._.)_
昨年の暮れ、かつて職場で公私ともにお世話になった先輩が急逝されたとの悲報が届きました。
以前から持病を抱えていらっしゃる身でしたが、まさかお亡くなりなるとは…。
既に準備していた年賀状の束の中から抜き取り、折を見て弔問に伺うことにしたものの、行先は奈良県橿原市。
首都圏でも関西圏でもコロナ禍がなかなか収まらず、行くに行けない状況が続きました。
そして菅首相退陣と共に疫病神も消え失せたのか…なぜか感染者数が激減。
全国的に緊急事態宣言が解除された今こそ…と弔問に赴きました。
たまたま秋の青春18きっぷ(鉄道記念日を記念しJR全国普通列車が3日連続乗り放題パス)が有効期間中でしたので、乗り鉄旅も兼ねることにしました。
初日夕刻に(ダイヤ乱れで計画より70分遅れでしたが)無事に橿原市に到着し、霊前にお線香を備えて合掌。
先輩と出会ったのは、ちょうど拙者が神戸で青春を謳歌(=六甲山を歩き回って)していた頃…時折り涙ぐみながら話される奥様…あれからもう35年くらい経ちました。
当日は近場に宿を取り、翌日に大和三山を歩くことにしました。
その先輩宅は耳成山にほど近いところで、山好きの拙者に対してよくその(=耳成山)話をされました。
そう言えば、奈良を歩いたのは1986年に「山の辺の道」を歩いたことがあるだけ。
他には修学旅行でバスに乗り寺社巡りをしたぐらいです。
そうだ!先輩を偲んで大和三山を歩こう!!
当日は実に好い天気に恵まれました。
当初は近鉄橿原神宮(橿原神宮前駅)を出発する王道コースを計画していましたが、列車ダイヤ確認不足から、急遽、JR高田駅となってしまいました。
当初計画より歩行距離が5キロほど多くなりますが、無駄な電車待ち・乗り換え待ち時間を考慮し、苦渋の決断です。
…とは言え、知らない街を歩くわけですから、永六輔さん流に解釈すればOKでした。
畝傍山も香久山も耳成山も登山口から山頂まではあっという間です。
登山と言うには簡単すぎるかもしれませんが、いずれの山頂にも先客が陣取っておられ賑わっていました。
今こうして標高グラフを見ると…う〜ん、心電図のようだ。
いつもこんな規則的な波を打っていたいものだ…と、これは個人的な感想です。
そうそう…二つ目の香久山を前にして、軽自動車がスーッと停まり、いきなり車の中から(その昔はお姉さん)おばちゃんに話しかけられました。
「兄ちゃん、兄ちゃん、コスモス…見たん?どこ、行くん?」
「香久山に登ります」
「そんなんええから、はよ、コスモス、見に行って…」
拙者は最初、何のこっちゃ?状況でしたが、話を整理すると
「香久山に行く前の細道を左に真っ直ぐ行くと、藤原宮跡のコスモスが満開だ。駐車場に停められないほど大勢が見に来ている。香久山なんかに行くより、コスモスを見に行く方がいいですよ!」
と言うことらしい。
しかし今回の拙者は三山を巡ることが重要…でもコスモスも見たいし…。
結果として「香久山⇒コスモス(藤原宮跡)⇒耳成山」と巡ればさほど歩行距離に差はないので、有難くその情報を利用させて頂きました。
結果として、拙者が見たコスモス畑では圧巻の最大級の広さでした。
おばちゃんは最後に「アメちゃん、上げる」で締め括るのではないかと期待してしまいましたが、今回はありませんでした。
あっ、奈良のおばちゃんは大阪のオバチャンとは違うんですね。
ゆったり大和三山を巡ると、「日本の山岳標高1003山」リストを三つも消し込めることに驚きましたが、実に素晴らしい青空の下、追悼登山を終えることができました。
藤原宮跡からぐるりと周囲を見渡すと良くわかります…大和三山と呼ばれる訳が…。
ついでながら、今回は平坦地(街歩き)で10kmほど歩いて慣らしたつもりの新靴を履いて歩いたのですが、途中から爪先が痛いこと、痛いこと。
靴が大きすぎるのでは懸念から、靴下2枚履きしたことが逆効果となったようで、両足とも爪先(特に中指)が流血騒ぎを起こしておりました。
【今回登った主な山】
★畝傍山(うねびやま)198.5m:初…日本の山岳標高1003山
★香久山(かぐやま)152m:初…日本の山岳標高1003山
★耳成山(みみなしやま)139.7m…日本の山岳標高1003山
お疲れさんどしたm(_ _)m
/
隊長
【個人用過去レコリンク:なし】
コメント
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日にちは違いますが、部分的にニアミスですw。
ー 香久山辺り 私は11/2日に飛鳥資料館訪問しました。位置は香久山の南、橿原神宮前駅から東に約4キロ。添付の地図で言うと奥山辺りです。明日香は昨年の10月に熊野古道の前にも訪れています。今回で4度目。
飛鳥資料館辺りにコスモスはありませんでした。季節が終わったのでしょうか。
ー 神武天皇陵 ここは11/4日に大和八木駅から橿原神宮前駅に行く途中に。橿原神宮の北側から北西にかけてはいくつかの天皇陵があり、鬱蒼とした森で、歩いていても気持ちいいですね。橿原神宮は11/2日に訪問。初代の神武天皇を祭神とするだけあって立派です、最も継体天皇までの天皇は実在していたのか疑わしいようですが。
ではでは。
こちらこそご無沙汰しております。
今も遺跡や城趾を精力的に回られているようですね。
飛鳥資料館…奥山辺りに博物館らしき地図記号がありますね。
藤原宮跡のコスモスは、橿原市が植栽しているもので、季節によって異なる種類の花を植えているようです。
きっと飛鳥資料館周辺では、そのような植栽事業を行っていないのでしょうね。
橿原神宮の北・北西には4つほど天皇陵の名前があります。
さすが大和路の面目躍如ってところでしょうか。
久しぶりに大和路を歩いて(…と言ってもまだ2度目ですが)、我々が住んでいる関東とは歴史の重みが全く違うと思いました。
奈良県は歴史があるので、山の名前からして百人一首にあったような気がします。優雅でいいですね〜
史跡とか街並みもすてきです。
コスモスがすごい!おばちゃんに、いい情報を教えていただいてよかったですね!
関西は、まったくわからないので、いつか行って、のんびり歩いてみたいです。
さすが目の付け所がシャープです#
香久山と耳成山は、畝傍山をめぐって恋争い(三角関係?)をする仲だったと。
中大兄皇子が詠んだ歌が有名…だそうです。
https://www.pref.nara.jp/miryoku/aruku/masumasu/koisuru/fujiwarakyo/
藤原旧跡に立ち周囲をぐるりと見まわすと、「大和三山」と呼ばれる意味合いがよく分かります。
コスモス畑のことは全く知らなかったので、オバチャンに呼び止められなければ、まず行くことはなかったと思います。
そう言えば…何年か前に行かれた吉野千本桜レコを思い出しました。
1号隊員は桜の季節になると常々一度は行ってみたい…と申しております。
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