【噴善作戦】雲仙岳（普賢岳・国見岳・妙見岳）〜野岳【丁25.1】

2021年10月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 11.1km
• 登り: 990m
• 下り: 978m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:08
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:49

距離 11.1km 登り 990m 下り 989m

11:20 野岳駐車場
11:23 池ノ原園地
11:49 11:52 仁田峠
12:17 紅葉茶屋
12:18 鬼人谷口
12:40 12:41 風穴分かれ
12:53 立岩の峰
13:06 13:07 霧氷沢
13:15 13:26 雲仙岳
13:43 13:44 紅葉茶屋
13:45 鬼人谷口
14:02 14:09 国見岳
14:29 14:32 妙見岳
14:36 14:38 展望台
14:42 14:44 妙見岳駅
15:01 仁田峠
15:15 15:18 野岳
15:26 15:27 野岳電波塔ピーク
15:31 15:37 野岳岩のピーク
15:48 仁田峠
16:07 池ノ原園地
16:09 野岳駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

野岳登山口駐車場

コース状況／危険箇所等

概ね遊歩道。風穴巡りは岩が多く一方通行。国見岳は岩登りあり。妙見岳はロープウェイ駅が近いこともあり、遊歩道の延長線上か。

写真

10/23 12:18

山行開始から約1時間、撮った画像が保存されないアクシデントに気づきスマホに切り替え。仁田峠からの絶景を残せなかったのは残念だ。

10/23 12:26

かつては蚕が保存されていた西の風穴。噴煙上げる活火山の間近でよく活用できたものだと感心する。

10/23 12:35

ヤマグルマ群生地

10/23 12:37

柱状節理の垣間見える北の風穴

10/23 12:38

苔生した岩がゴロゴロしている。

10/23 12:40

水音の全くしない湯江川源流

10/23 12:48

鳩穴分かれから有明海と島原半島北側

10/23 12:51

立岩の峰辺りで噴煙の上がる平成新山に最接近する。

10/23 12:53

火山ならではの奇岩が立ち並ぶ。

10/23 12:53

立岩の峰から普賢岳

10/23 12:58

溶岩ドームに囲まれたところで雲が晴れてきた。

10/23 13:03

噴火の後でもきっちり登山道を造っているのは凄い。

10/23 13:06

霧氷沢

10/23 13:07

海からの冷たい風が吹き込んで、霧氷ができるのも納得の寒さだ。

10/23 13:09

道標がどれも次の名所までせいぜい数百mなので、心理的にも歩きやすい。

10/23 13:14

普賢岳近くの小ピークにある、何かのモニュメント。

10/23 13:15

普賢岳山頂到着。

10/23 13:18

辺りは仄かに紅葉。この日も大集団が何組か来ていたが、11月にはさらに人が増えるだろう。

10/23 13:19

普賢岳標柱と平成新山

10/23 13:21

車で向かう途中、「山頂からなかなか雲が取れないなあ」と思っていたが、雲ではなくて噴煙だった。

10/23 13:22

内蔵メモリには画像の保存ができたので、ここぞという時は、画質を落としつつ、カメラで撮影する。

10/23 13:23

天草諸島

10/23 13:23

妙見岳

10/23 13:23

国見岳とその奥に多良岳

10/23 13:24

軍神・橘中佐の名を冠された橘湾。日本で地名に人の名前を付ける例は稀有なこと。戦争に負けても改称しなかった所に長崎県人の芯の強さを感じる。

10/23 13:30

鎖の垂れている所は慎重に。

10/23 13:34

先行の大集団に追いつく。

10/23 13:40

紅葉の奔り

10/23 13:43

紅葉茶屋

10/23 13:45

再度、鬼人谷口へ。今度は国見岳に向かう。

10/23 13:46

山頂付近でヘリがホバリングしている。山頂付近で見かけた人が遭難したとすると来るのが早すぎるので、恐らく火山活動の監視ではないだろうか。

10/23 13:47

国見岳への登り・第一弾。まずは稜線まで。

10/23 13:56

国見岳と平成新山

10/23 14:00

結構大きな岩登り箇所あり。

10/23 14:03

国見岳から有明海。対岸は熊本県玉名市の辺り。強風吹き荒れる普賢岳に対して、陸側にある分風が無く、過ごしやすい。

10/23 14:06

紅葉と妙見岳、天草諸島

10/23 14:06

多良岳

10/23 14:08

平成新山と普賢岳

10/23 14:10

国見岳から下山開始。

10/23 14:12

ミヤマキリシマって秋にも咲くんだな。

10/23 14:16

妙見岳に向かう。

10/23 14:19

普賢岳と妙見岳の狭間

10/23 14:29

妙見岳山頂・妙見神社

10/23 14:31

妙見岳からの眺望は限定的。

10/23 14:32

宇土半島

10/23 14:32

妙見神社前の参道は最近歩いた中では最上の部類に入る心地よさ。

10/23 14:33

この頃には空を覆っていた雲はほぼ消え去った。

10/23 14:36

妙見岳山頂展望台から橘湾、長崎半島、天草諸島。手前の鴛鴦ノ池は濁って見える。

10/23 14:36

妙見岳の本当の山頂

10/23 14:37

平成新山、普賢岳

10/23 14:37

手前が野岳、その奥が高岩山、その右の小高い山が矢岳。

10/23 14:38

細長い宇土半島

10/23 14:42

ロープウェイ妙見岳駅

10/23 14:43

山頂展望台まで行かなくても駅の段階で十分展望が良い。

10/23 14:53

赤色のロープウェイが音もたてずに上っていく。

10/23 15:01

仁田峠に戻る。ミヤマキリシマや紅葉の最盛期には早々に満車になり、峠への道は大渋滞するというので敬遠したが、余裕十分だったな。

10/23 15:04

妙見岳、普賢岳と平成新山

10/23 15:04

橘湾の奥は、目を凝らせば大村湾も見える。

10/23 15:05

最後に野岳を目指す。野岳登山口駐車場に車をとめたので。

10/23 15:06

道はほぼほぼ平坦で歩きやすい。

10/23 15:12

野岳休憩所

10/23 15:13

山頂直下は本格的な山道

10/23 15:15

小さな野岳山頂標識

10/23 15:16

野岳から妙見岳、普賢岳と平成新山

10/23 15:23

野岳山頂の先、電波塔の立っている所まで歩を進めてみる。

10/23 15:31

そして見つけた、穴場の岩場。

10/23 15:32

電波塔の林立する野岳の先端部分

10/23 15:34

岩のピークから雲仙岳主峰群

10/23 15:34

海の見える山は良いな。

10/23 15:38

予定の峰を全て巡った。あとは下るのみ。

10/23 15:49

仁田峠から駐車場への道はよく整備されている。

10/23 15:51

が、「通行注意」の掲示があるのは落石や土砂崩れが頻発するのだろう。

10/23 15:59

3合目標識。仁田峠から先もあるのかどうか。道中ほとんど気づかなかった。

10/23 16:01

舗装路になったので、

10/23 16:03

冒険広場や、

10/23 16:05

子供広場といった舗装されていない箇所を通るようにする。

10/23 16:07

妙見駐車場。来る時も余裕があったので、こっちにとめても良かった。

10/23 16:08

2合目標識。1合目標識は温泉街との間にあるのだろう。

10/23 16:09

木の葉の色づき始めたばかりの野岳駐車場に帰還する。キャンピングカーがとまって車中泊の準備中。

10/23 16:10

雲仙は良い山々だった。矢岳は取り残したが、また来ることがあったら、合わせて歩いてみよう。

10/23 19:20

どこに宿泊するか迷ったが、初の長崎なので、長崎市のど真ん中に泊まることとした。

撮影機器：

XQ2 FUJIFILM

SHV45 SHARP

感想

narodniki

私は、仕事や家族・修学旅行も含めれば、今まで全国いろんな所に行ってきたが、今もなお未踏の所が4県ある。
その地に立つことが私の当面のテーマであり、今回、そのうちの一つ、長崎県を訪れる。
事前の天気予報では、長崎県は北部雨、南部晴れと、場合によっては曇りか雨にもなりかねない微妙なところだったが、今回歩いている最中にどんどん雲が晴れてきて、素晴らしい山行となった。
唯一、最近使っていなかったカメラを使おうと持っていったら、SDカードに画像が保存されず、約1時間撮影したものが記憶以外に残らなかったのが悔やまれる。
ただ、島原半島を巡る海原、群島、平野に半島、吹き渡る風、そそり立つ岩等々、画像に収めずとも、何度も何度も眼前に立ち現れた爽快な展望は、そうそう忘れるものではない。画像を撮れなかった分、この記憶を大事にしまっていきたい。

これにて未踏の県は4⇒3となった。