晩秋の両神山 〜秋風のとおり道〜

2013年11月08日(金) [日帰り]

• GPS: 05:54
• 距離: 5.4km
• 登り: 713m
• 下り: 713m

コースタイム

●往路
八丁峠登山口9:51→10:26八丁峠10:26→11:10西岳11:18→11：50東岳11:56→12:22両神山
●復路
山頂に居る時に誤操作でGPSのロギングを止めてしまったと思われる。時刻データなし。(13:10に出て、15時過ぎに駐車場着)

天候

雲ひとつ無い快晴(・・・ひとつくらいはあったかも？)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

藤岡IC⇒R462⇒R299⇒林道

コース状況／危険箇所等

八丁峠までは特に危険個所は無いが、落ち葉が多いため、濡れている時は危険。
あと、経験上あの雰囲気の斜面は積雪時やミックス時にはルートが分からなくなるタイプなので特に注意。

西岳手前から東岳までは岩場が散発。
岩場初心者は単独行は止めた方が良さそう。
また、小学生や体が小さい女性などもおそらく苦労されると思います。

東岳から両神まではそれほど危険な個所は無いでしょう。

●ワンポイント
下山時、作業道を通って上落合橋方面に下り、八丁峠登山口まで林道を歩いている方も多いようです。
それでもピストンよりはかなり早いようですが、その場合八丁トンネルを歩いて抜けることになります。
現在トンネル内の照明が壊れているらしく消灯しています。
自動車で通行時に立ち止まってヘッドライトを消してみましたが・・・古びたトンネルで、薄黒く、真っ暗で水はしみだしているし風が抜ける不気味な音がして。車でも恐い。
複数人いても私はあそこを歩いて抜ける勇気はありません(苦笑)
ああいう場所が苦手な方が作業道で下りるなら素直に上落合橋Pの駐車した方が良さそうです。

注意！
※全体的に不必要な踏み跡が多く、岩場が多いせいか巻道も多くあるようです。
道迷いはしやすいルートだと思います。
※下側にアンカーもエンドピースもない鎖(鎖の下側がそのまま切れてる)が多いので、特に下山時は注意しましょう。

注意！
首都圏から比較的アクセスしやすく、入門山のようなイメージもありますが、岩場、鎖、登りっかえしが多く、ボトム付近は道迷いもしやすい感じです。
経験の浅い方が単独行で易々と登れるルートではありません。
この山域は重大事故が多く、また毎年数名の方が亡くなっているとのことでした。

写真

おねーさまたち(後述)が見とれていたと思われる林道の紅葉。

入山。たまには車の写真も！

体温まっていないのにいきなり初盤から心臓破りの急坂！

スグに明るい尾根道に出る。

結構痩せ尾根だ！

鎖場多し・・・

第一休憩ポイントからの眺望
甲武信ヶ岳方面が良く見える

どこまでも青いソラ！

展望良好！

浅間山と先週登った東篭ノ登山

関東平野が良く見えていた。GPSによると群馬方面。

ホント、今日は終日最高に良い天気だった。

神流湖の彼方に沈みゆく夕陽

感想

Beloved Sky

今回はまずトラブル2回から始まる。
いずれも登山中ではなく、道中。
その1：ナビの設定をミスっており、曲がり角をスルー。10km行き過ぎて気づく。
その2：戻りルートをナビに設定していたら谷の下の道で落輪して動けなくなっている車を発見。
助けようか迷っていたら、トランクを押し始めた。あんなことやっても絶対に出られないのは遠目に見ても明らかだったが、それを試みてしまっている時点で「ありゃ駄目だ」と思い、女性だけのようにも見えたので2キロくらい迂回して谷に下り、救助に向かう。
キレイな感じのアラフォー女性二人組、年上姉さん好きの自分にはラッキー♪
紅葉に見とれて落輪したらしい。
人里離れた谷底で、ケータイも通じず不安になっていたとのこと。
牽引ロープを掛けるスペースは無いので、ジャッキアップして付近の石をタイヤの下とその手前の側溝に詰め込んでフルステアで脱出というJAFもビックリの荒業で救出。
おねーさんたち、ちゃんと前見て運転してくださいね〜！

そんなこんなで、予定より1時間遅れて登山口へ。
天気はヤバいくらいの快晴。強風を心配していたけど、不思議なことに尾根に出てもそよ風程度。
昨日の雨の影響もほとんど感じられず、暖かかく最高の山行だった。

やっぱ秋はいいねぇ。癒されました。
でももう冠雪している山もあったね。
真っ白帽子だったのは八ヶ岳かな。
北アは冠雪まだかな？冠雪したら今年は西穂高に行ってこよう。