妙義山 金洞山 中岳/東岳/鷹戻し 焼肉喰って藪岩登ろう桃組企画第一弾

2021年10月30日(土) [日帰り]

• GPS: 07:31
• 距離: 9.5km
• 登り: 1,740m
• 下り: 1,743m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:00
• 休憩: 4:28
• 合計: 7:28

距離 9.5km 登り 1,744m 下り 1,743m

8:55 中之嶽神社
8:58 9:28 轟岩
9:36 9:40 第二石門
9:40 9:47 第三石門
9:50 10:53 中ノ岳
10:58 11:01 こぶ岩
11:08 11:21 東岳
12:12 13:21 鷹戻し
13:47 14:36 堀切
15:00 15:01 鷹戻し
15:11 15:15 妙義山第四石門
15:22 15:39 天狗の評定
15:44 15:47 妙義山第四石門
15:48 15:49 第三石門
15:53 15:57 第一石門
16:23 ゴール地点

妙義山の一般登山道、金洞山のショートルートでハイキングしてきました。
明日の登攀前、初顔合わせメンバーのコミュニケーション構築に、絶好の山行でした。

※各自カメラの時間設定がずれているので、実際の時間軸とずれて前後する写真があるかも知れませんのでご了承くださいませ。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山道なので、鎖や梯子整備され、岩にはステップが切って有り、安全に高度感の有る岩場が楽しめます。

その他周辺情報

翌日の予定ルートに近い南相木村「立原キャンプ場」のコテージを借りました。
4人用、6人用、10人用が有りますが、5人なので6人用です。
6人用は\12000〜\16000の種類が有り、他に入村料\300とレンタルストーブ\800がかかりました。男女混成メンバーなので、二段ベットが独立して分かれている\15000の部屋にしました。二段ベットにはカーテンも有ります。
寝具、風呂、キッチン、炊飯器、電子レンジ、トースター、コーヒーメーカー等の設備が付属します。
焼肉コンロ二台は持ち込みです。

温泉は近隣の滝見の湯。
清潔で広い内湯と露天風呂にサウナまで付いて、\450と格安です。

写真

(桃)さあ、出発です(*^^)v
(S)メンツ的、山的に面白くなることは約束された感。
(ka)場違い感、ハンパない……

(ka)今日はここから！
どうも！カスティーナです！

あ、今日はね、控えめに行くからね……

しかし、なんというか、妙義日和？
すんごい青空だよー( ^ω^ )

10/30 8:52

(桃)まずは、入山を中之嶽神社に御報告しないと・・
(S)いつものやつ。

10/30 9:04

(桃)入山の御報告をするには、御神体の轟岩に乗らねば出来ません！
(S)この方ワタクシお初にお目に掛かります、kastinさん。岩はまだ慣れてはいないというお話でしたので、皆でフォローしていきましょう。宜しくお願いします。
(ka)慣れてない、どころかバージンですが……

10/30 9:05

(ka)ほこらがあると撮っちゃう人、カスティーナ。それがどんな場所であっても……

10/30 9:07

(S)この岩に登ろうと思った時期もありました（＾ω＾;）

10/30 9:08

(S)轟岩トップの直下に掛かっている梯子ですね。

10/30 9:09

(ka)ふぉーーーーーーーーーーーーーい*\(^o^)/*

こんな開けた景色、はじめてだーーーー！

*/

10/30 9:10

(ka)ふわあ……ほんと、すごいよ。ここに立ってようやく妙義を歩くという事実に胸がいっぱい。

……だれ？リードにつながれた震える犬のようだって思ったヒト……

10/30 9:12

(ka)そしてこちらがわたしをここへ連れ出してくれた桃奈々さん♡

10/30 9:16

(ka)この先、試練の連続になるとは思いもせず、いや、思ってはいるのだけれども、現実逃避の満面の笑み。

(桃)あら、あの岩・・
私よりスマートかしら???
(S)いやまぁ、pi-tiさんもかなりの細身ですよ。
(ka)めっちゃ岩が似合う！かっこよかったあ( ´ ▽ ` )

(桃)御神体轟岩から奥社の屋根を見て、「これから入山させていただきます(*^^)v」と御報告しました。

10/30 9:39

(桃)東壁に弱点は無いか・・
(S)薮つなぎのS字はいかが？

10/30 10:18

(S)賑やかに登ってくるkastinさんですが、結局はなんだかんだと文句を言いつつ、登ってきてしまうわけです。やる気はいつか、才能を追い抜くのだ。
(ka)おほっ！ほめてる？ほめてる？

10/30 10:25

(桃)pi-tiさんルートミス！
変なとこ登っている〜(*_*;
(S)これは意図的でしたよね（＾ω＾）

10/30 10:25

(桃)と、思ったら、pi-tiさんそのまま登り切り〜!(^^)!
更に、上の壁を目指そうとしているので、止めました・・(*'▽')

10/30 10:30

(ka)いきなり意味不明の壁にぶち当たる。ひえー！

10/30 10:35

(桃)石垣特訓で技術的には全く問題ありませんが、高度感と傾斜にやられてしまったので、最初はビレイしました。
(S)高度感は身体を硬直させて、いらない力を消費しますね。
(カス)この辺から、ほぼほぼ、泣いてましたね……

10/30 10:44

(S)抜群の高度感と眺望は妙義の醍醐味！

(ka)やったー！中之岳！
この山頂標識を見たとたん、こわかったのと、緊張の糸が切れたのと、うれしかったのとで大号泣。スライドした方に「子どもがいるのかと思った」と言われました……はい、じゅうぶん熟女ハイカーです。
でもね、これが見たくて、ここからの景色が見たくてがんばったんだ！

……うん、ここまでこられればいいやって思ってたんだよね、このときは。

10/30 10:48

(ka)号泣するカスティーナの図。新雪の赤城でも、高尾のヤマシャクヤクでも、雷雨の鈴ヶ岳でも、このように号泣に号泣を重ねておっきくなりました。

今日はなにがちがうって、生暖かい目で見守ってくださるエキスパートの方々がいること。

ほんとうにわたしは恵まれた山人生を送っています。

(S)こんなところ来るなんて頭おかしい、を連発していましたが。
あなたももうその一員ですよ。
(カス)えっ？((((；゜Д゜)))))))

10/30 10:53

(桃)浅間山

10/30 10:54

(S)紅葉も1,000m以下で割とイイ感じになってきています。岩と紅葉、相性良いですね。
(ka)シビれる……

10/30 10:54

(ka)名残惜しいけども次へ！

10/30 10:59

(S)kastinさん速くてついていけないんですが、岩稜はさすがにペースが落ちるので助かった。
(ka)一般登山道なら強いんです♡……てか、ぜんぜん気が付かず、ぶっちぎってて申し訳ない……あれでもかなりペース落としてたんです(*´-`)

10/30 11:00

(S)The Myogi !
(ka)*・゜゜・*:.。..。.:*・'(*゜▽゜*)'・*:.。. .。.:*・゜゜・*

10/30 11:04

(S)そろそろ慣れた頃？
(ka)んなわけない(；ω；)

10/30 11:05

(ka)「こんな道が大好きー♡」と、あやうくスキップしそうになったとこ。

10/30 11:06

(S)最高の紅葉ですね。

10/30 11:06

(S)スーパーマンが今回のナビゲーターでした。

10/30 11:08

10/30 11:08

(桃)慣れてきましたが、私と連結してランヤードは私が付けています。
(S)momo7nanaさんが常時フォローし、pi-tiさんもスポットで支援しています。このルートでこのメンツならとても恵まれています。
(ka)ほんと、恵まれている以外、言葉が見つからない！

10/30 11:10

(S)だがまだ進む！

10/30 11:11

(S)これもThe myogiですね。

10/30 11:11

(S)彼女を見ていると、人間やれば出来るんだと心底思いました。怖がりだけど、頑張り屋さん。
(ka)そうなのです。こわいんだけど、進まないと気がすまない！今回の山行でたくさん勉強になることがありました。

10/30 11:11

(S)これは良い絵だなー。
(ka)わたしも大好きー(〃ω〃)

10/30 11:14

10/30 11:20

(S)ナナカマドの紅葉は痛みがちですが、遠目に見る分には全然おっけー。

10/30 11:20

(S)微妙に藪混じりのクライムダウン。

10/30 11:26

(S)ぴーすぴーす（＾ω＾）

10/30 11:33

10/30 11:34

(S)いい赤出てます。

(S)1段目ほぼ垂直、鎖を使って被り気味の壁を越える部分あり。
2段目の方が簡単ではあるけど高度感が増し、一手一足を出すのがなかなか大変であったはず。ってことで…
(ka)事前の予習ではここらがいちばんこわいかなって思ってた。つーか、どこもかしこも、おっかないっつーの(´ー｀)

10/30 11:49

(S)ワタクシはビレイのためにロープ引っ張って先に登り、支点を作ってから→いざチャレンジタイム。

10/30 11:44

(桃)石垣の10倍も有るスタンスなのに・・
(S)物理的要因ではなく、心理的なプレッシャーですね。
(ka)でも、こうやって見直すと笑っとる……

10/30 11:57

10/30 11:57

(桃)ビレイしているので、問題ありません。
(S)灌木支点でビレイ完璧であります。
(ka)至れり尽せりで、恐縮デス。

10/30 11:57

(S)まったくもって、良い日になりましたなぁ（＾ω＾）

10/30 11:57

10/30 12:15

(桃)最後は自力で這い上がる(*^^)v
(ka)こーゆーのは、いつもの山にもあるからね、
たのしー♪

10/30 12:24

10/30 12:24

10/30 12:29

(ka)わたしの予想ではこの標識を見ることになるとは思ってなかったよ。とんでもないことになったもんだ( ；∀；)
(S)ワタクシも初めて来ました『鷹戻し』。どんだけオソロシイのか楽しみであります。
(桃)↑意外と一般登山道から登った事無い山が多いSM100Cさん(*_*;

10/30 12:43

10/30 12:43

10/30 12:49

(S)下まで何もない、ということはなく、そこそこ楽に立てるステップも多くて、高度感を克服出来れば特に難しいことはなく。

10/30 12:53

(S)それでも岩に慣れていなければ怖かっただろうなー。
(ka)たいへん恐ろしゅうございました！

10/30 12:55

(桃)奈々ちゃんも出演していた、欽ちゃんの「遊び座」

10/30 12:55

(桃)え〜い(*'▽')

10/30 12:55

(桃)踊ってしまえ〜(*^^)v
「鷹戻しで踊ってんじゃねーよ(# ゜Д゜)」と、怒られそう・・
(S)こんなこともしていたのか。

10/30 12:56

(ka)たぶんここらでpi-tiさんの顔面に足をぶつけてしまいました……
つまり自分の足元をまったく見ていなかったというわけで……
いちばんやっちゃいけないことだし、人を傷つけてしまったことに、ひどく反省しています(-_-)

10/30 13:00

(S)こんな垂直だと鎖があるよりロープで確保した方がよほど安全ですわな。時間が掛かるのでランヤードでしたけども。

10/30 13:05

(ka)そういえば山のハシゴは今回が初めてだったかも。これができたから、御岳のロックガーデンからの『難路』指定されてる上高岩までやれるかも！と妄想しながら歩いてました♪

10/30 13:18

(ka)こーゆーとこはフツーに楽しい！

10/30 13:43

(ka)だがしかし、ここは妙義。すぐにこんな岩々トラバース！
(S)妙義の洗礼を受けるのだ(´_`)

10/30 14:07

(桃)堀切でおでんと

10/30 14:06

(桃)ビアリー(*^^)v
(P)どちらも美味しかったです。ご馳走様でした。

10/30 14:07

(ka)軽量化のため火器は持たなかったからあったかいおでん、沁みる(о´∀`о)
ありがたいことです♡

(ka)だけど、やっぱりコロッケパンもね♡
初めての岩山で食べるコロッケパン、感無量なのであります(*'▽'*)
(S)静かになるのは食ってる時(´_`)
(P) 同感 ('ω')ノ

11/1 9:16

(桃)卵・・
嬉しそう(*'▽')
後ろで・・
羨ましそ( ゜Д゜)　　
(P) 美味しかった。遠慮しないでいただいてよかったです。
(S)桃奈々さんにはお世話になりっぱでお礼のしようがありません。足向けて寝れませんが、住んでいる方向もわかりません。
(桃)この日、コテージの二段ベッドで、見事に足向けて大イビキ▪▪だったのは、ナイショです😅

10/30 14:30

(ka)お分かりいただけるだろうか。わたしはへっぴりごしのクライムダウンなのに、エキスパートたちは前向き歩行……
(S)ここは手も使わないぞー(笑)

(桃)一般登山道に出ました。
(ka)ふいー。もう、どこもかしこも、おっかなかったー！しっかし、この後の登り返し、なかなかシビれましたねー。
(S)「もうヤバいところない？ねぇない？」てのを何回か聞いた気がするー。

10/30 14:55

(ka)憧れの下ノ廊下みたいー(*´∇｀*)

10/30 14:57

(桃)岩が薄くはげ落ちて、刺さっています。
(S)アレを取付きにすれば登っていけそう。

10/30 15:12

最後にみんなで観光処へ

10/30 15:21

＜胎内くぐり＞
生まれたんだから
『おぎゃー』か？！

(S)なかなか心をくすぐる岩があるじゃないですか！

10/30 15:23

(S)ホントこの方々は高いところに登りたい派。

10/30 15:23

(ka)（´-`）.。oOあのひとたちあたまのねじどこかにおっことしてきちゃったのかなー。でも！でも！ほんとにかっこいい！いつか、わたしも！
(S)登っている本人も意味わかんないしー。

10/30 15:24

キメ☆彡
(S)登るのも降るのも少し工夫がいるんですよ。

10/30 15:30

紅葉が夕日に照らされ黄金色に輝く

10/30 15:31

＜大砲岩＞
後方には　四又山、鹿岳、荒船山

10/30 15:31

(S)大砲岩も初めて来ました。妙義に初めて来た時、買った山バッジが大砲岩の絵柄なのに。

10/30 15:32

＜天狗のひょうてい＞
で　これまた踊る人
(S)天狗と大差ないですから。
(P)　爆！！

(ka)ふう。今日いちにち、あんなぎざぎざを歩いのね。

(桃)飯炊いて、ジンギスカン〜(*^^)v
そして、スパークリングワインを開けました〜😊
気持ちよく思いっきり飛ばしました(*^^)v
(ka)温泉にも浸かって、すっきりできて、山後の肉、しあわせ(о´∀`о)
(P)　温泉にも寄らずに宿直行の桃さん。　宴会準備をありがとうございました。至れり尽くせり。ごちそうさまでした。

(桃)ホレホレ！
肉もっと焼け！
(P)　掛け声サイコッ🍺

10/30 20:12

(桃)絞りニンニクマン(*^^)v
ニンニク醤油が旨いのよね〜(*'▽')
(S)ニンニクの皮むき&つぶしが楽しくってやめらんない。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

DSC-RX100 SONY

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

装備

共同装備

8mm x 20m 一本

感想

pi-ti

SMさんの感想を読み　色々思うことがありました。
今までの色々なことが頭を巡り　何を伝えたらいいかわからなく。
ただ　もがいていた自分を思い出す。

岩がやりたい、沢がやりたい　やりたいことがはっきりしていても、
どう努力したらいいのかわからない人は沢山いると思う。
おかれた環境は人それぞれ。チャンスも出会いも縁とタイミング。
それが掴めたのなら　謙虚に、まじめに　感謝の気持ちでそれに応え努力する。
そして、いつか得たものを同じように望む人に少しでも返せれば素晴らしいと思う。

Damstar

初めてのメンバ−で快晴の妙義山に行ってきました。
とても近い境遇のカステ−ナさん
久々のSM100Cさん
そして今回一番お世話になった桃奈々さん
ありがとうございました。
焼肉パ−ティ−とても楽しかった🙆

SM100C

「初心者の来るところではないよ」
kastinさんを伴って登ってきた我々にそう言った登山者もいたが、ワタクシから見ればあなたも熟練したようには見えないよ、と言いたかった。

熟練度で言えばワタクシなど人のことを言えないのは重々承知だが、momo7nanaさんをはじめとして、連れて行ける自信がなければ決して行かない山域なのは間違いない。

当然ながら、誰もが初めてチャレンジする時は初心者であり、助けが必要な時期は時としてあって、その機会に恵まれず、ついにはこういった山を経験することが出来ないまま登山人生を終えていく人も多いと思う。
だけど機会に恵まれたなら、それは是非チャレンジすべきだと思うし、人によってはしない選択もまたあるとも思う。
しかし、したいと思いながら出来ないというのは、とても悲しいことであろうと思う。

アルパインでは使えるものは何でも使い、行きたいところに到達することを目標とする。藪や灌木を掴み、残置にスリングを通し、場合によっては同行者が膝や肩を借して全員で突破していく。鎖があったって、安全を思えばそれとは別にロープも出す。

こう言うと気恥ずかしさもあるが、そういった一連の結束が、全員で一つの目標を成し遂げ得るのがアルパインの一つの大きな魅力なのであろうと思っている。

一般登山道を歩き、お花を愛で、絶景の眺望に言葉を失うのも素晴らしい山なのは言うまでもないが、また別の次元でこういった感動もあることを多くの人に知ってもらえれば嬉しいと思っているのだが、まぁ人には好みというものがあるし、そこは個人の趣向でそれぞれでしょう。

ただ、新しいことに勇気を持って踏み出す人を応援出来ないような登山者にはなりたくないものです。

「戦う君の歌を　戦わない奴らが笑うだろう」
そんな曲が一瞬、頭の中をよぎった山行でありました。

がんばれkastinさん。
いつかリードする姿を見せてくださいませ（＾ω＾）

桃奈々

鎖場の多い山に連れて行ってあげるよ〜
と、連れ出したkastin52さん、石垣特訓の成果を上げて大満足(*^^)v
お初のpi-tiさん、Damstarさんとも、あっという間に馴染ませていただき、ありがとうございました。
SM100Cさん！
ニンニク剥き、ご苦労様でした(*_*;

今回は、桃奈々のおごりでジンギスカンだ〜(*^^)v
と、焼肉コンロ二台用意して!(^^)!
しかし・・
冷凍した生ラム1.5kg、チョリソー500g、豚ハツ500gを・・
なんと、忘れてきた〜(*_*;
と〜っても残念( ;∀;)
仕方が無いので、佐久のスーパーでジンギスカンパック1.6kg、牛肉500g調達です。

kastin52

まさか、わたしがこのルートを歩くことになるとは思わなかった。

桃奈々さんにご指導を受けたとはいえ、まったくもって自信はなかった。

でも。
終始、いっしょに歩いてくれた方のサポートをカラダいっぱい受けて念願の鷹戻しまでも。

桃奈々さんは常に気遣い、要所要所で確保をしてくれ、わたしを安心安全に導いてくれた。
SMさんは、いきなりの絶壁にたじろぐわたしに、肩を貸してくれ、わたしはSMさんの肩を乗り越えて壁を登った。
pi-tiさんは、ほんとうにかっこよく手本を見せてくれて、ルートを見失うとスタンスを指差して教えてくれた。
Damさんは、独特の話し方ですぐに同郷だと分かり、ひとみしりのわたしを心をすーっと軽くしてくれた。

誰が欠けても、成せることではなかったと思う。

紅葉の海に溺れて、クサリに喘ぎ、岩場を越えるごとに現れる絶景に涙した。

わたしは、でもきっと、下界からこの山を眺める誰かの景色に溶け込んでいたのだと思うと、それがちょっぴり誇らしいことだと思えた。

コメント

masa-com

こんにちは
メット、似合ってますヨ。良き指導者、仲間が大切ですね。

kastin52

masa-comさん、こんばんは！
ありがとうございます。
もっと高いところ、だめなのかと思ったけど、もうちょっと自信が付いたらもう少し登れる気がしました。

ほんとうに、良き指導者に恵まれて最高の岩デビューになりました。

SM100C

masa-comさん初めまして。
kastinさんはヘルメットどころか、普通にアルパイン装備がサマになってましたよ。
これからが楽しみですねぇ(´_`)

まっすー

カスティーナさん、ここに繋がるのですね(^^)

クライミングしたことないのですが、ちょっとだけ興味覚えました。
このレコに出会えてとても良かったです?

kastin52

まっすーさん、こんばんは♡

ふふ。
そうなのよ、このための特訓だったのですよ。
これはクライミングってよりか、ちょっと高度なハイキングだけど、岩を登るのってほんとに楽しい！

まっすーさんの俊足と長い手足は武器になると思うんだけどなー。

SM100C

n_massuさん初めましてです。
クライミングでもいろんなジャンルがあるんですが、アルパイン系は過酷な環境に入って行くことが多いので、登山道を歩くのと較べると、始めるのには勇気が要るかもしれません。
が！興味を持たれたのでしたらぜひ。
やり出すとやめられませんよ！
まぁこのレコはアルパインではないですけども(´_`;)

tomhig

SM100Cさん、momo7nanaさん、初めまして。
カクネ里のレコが強烈でした。
pi-tiさん、万太郎谷遡上された同じ日に私らは茂倉新道やら吾策新道縦走してましたがあそこ遡上したら気持ちイイだろうなぁと記憶にあります。

kastin52さん、普段のレコ顔出しされてませんから何とも言えませんが滅茶苦茶楽しそうですね。
メット、体形なんか見た限りではゲレンデで岩トレしてる面子に紛れ込んでいて何ら違和感ないような雰囲気。
低山の里山歩きも良いですが、やっぱりアルパイン、一度はやらないとせっかく山やっているのに絶対損だと最近私も思います。
私なんかもマルチピッチ初めて正味1年足らずの鼻水垂れですが、春先まで腰据えて岩トレやマルチピッチシステム身に付ければ私が勝手に自己満してる北岳バッドレス4尾根や一ノ倉沢南稜、中央稜なら案外手の届くもんなんです、いわば初心者向けのマルチピッチのルート…ってこのメンバー方だと沢中心になるんですかね…。

このご縁大切にしてクルマの免許取るように根詰めてみてはいかがでしょう？
ちょうど私と同じ世代、こういうの覚える最後のチャンスじゃないですかね、身に付いてさえしまえば細く長くアルパイン出来、隙間時間で里山の花散策と山の楽しみ格段と増すと思います。
SM100Cさんが「戦う君の歌を　戦わない奴らが笑うだろう」とイイこと書かれてます。
かくいう私もなかなか物覚えが悪く山岳会のご歴々の面々に苦言呈されること幾多。
やったもん勝ちだと思います。

せっかく山岳会入ったのに会の雰囲気合わず辞める人が多い中、楽しそうな雰囲気、こりゃーやるしかないですね(笑)
kastin52さんにあそこの沢どうなの？あそこの岩場は？と教えを乞う日がそう遠くない日に来たりして…。
応援しております、ガンバです。

kastin52

トムさん、こんばんは！
もう、ほんとに、おっかなくて、楽しくて、アタマがどうにかなりそうでした（いや、たぶんなってました……）

アルパイン。
まず入口が見つけられませんでした。
昨年、日和田山の男岩女岩に連れて行ってくれた友人はほんとうに「気分転換にお試しね」って言って、指導をしてくれる風ではなく。

ずっと、もんもんと、わたしの山って、なんだろう、どこにあるんだろって考えてて。
山岳会へも顔出してみたりしたけど「藪岩？でかい壁やるのがアルパインでしょ？」みたいなあしらいされて。

今回、ひょんなことから桃奈々さんに拾われて、ほんのちょっとその気分を味わわせていただき、救われた気持ちです。

今回のサポートをしてくれたみなさまはそんなわたしの「わかんないし、おっかないし、でもやってみたい！」って言う気持ちを、真剣に受け止めてくれたと思います。

「我々が一緒に行く以上は、絶対無事に帰すという気概を持って一緒に行くし、それが正統派アルパインだ」という気持ちで同行したと帰宅後知らされ、腰が抜けるほど号泣しました。

今回の師匠たちが許してくれるのならついて行きたいと本気で思っています。
年齢的にもほんとに、最後のチャンスでしょうし、のんびりしてる暇はないのかな。

わたしが、ほんとにいつか、いっぱしに登れるようになったらトムさんとも登ってみたいな。

ま、これまでとはちがう、つらくきびしい修行になりそうですけどね。

ちなみに車の免許はあるのですよ。
波乗り時代は車中泊とテントで何日も海岸線を渡り歩いていたものです。

そんなふうに山や沢を渡り歩く日がきたらいいな。

SM100C

tomhigさんこんにちは、カクネ里のレコで情けない姿をさらし、お恥ずかしい限りです(・ω・ ;)
kastinさん、岩に登るには軽そうなので理想的だと思うんですよね。
なによりあれだけ楽しそうに登るんで、一緒に歩いているこっちもテンション上がりまくりですよ。
ご存知のように岩・沢などは一般登山道を歩く人口と較べればとても少ないので、始めるにはなかなかハードルの高いジャンルではないでしょうか。
そしてアルパイン初級と言われるルートでも本当に始めたばかりの人にとってはなかなか難しいところも少なくなく、取付く場所の選定に苦労しますよね。
ルート選定の引き出しをどれだけたくさん持っているか、というのも重要な気がします。
だがしかし！
初めてみると病みつきになるのはこれもご存知の通りであります。
華やかなイメージにはなり難いアルパインですが、それでもやってみたいと思う人がいるというのがうれしいところですし、楽しさを少しでも伝えられたらいいなぁと思っています。
仰る通り、一連の考え方や技術さえ覚えれば、あとは経験値を増やしていくだけでそれなりに長く楽しめる（ルートにもよりますけども）アクティビティですので、本当にやったもん勝ちだと思います。
まぁ遭難と隣り合わせみたいな部分もありますけども、逆に考えると遭難しない技術の習得という意味では有意義な気がしています。