比叡山（四明岳）南斜面の石切場を訪ねて・・・

2021年11月01日(月) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 12.5km
• 登り: 874m
• 下り: 867m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 0:09
• 合計: 5:55

距離 12.5km 登り 874m 下り 886m

7:31 北白川仕伏町バス停
7:49 7:50 茶山
8:14 8:15 瓜生山 東山三十六峰
8:27 8:28 白鳥山
9:10 9:11 掛橋石鳥居
12:27 掛橋石鳥居
12:36 12:41 水飲対陣跡碑
12:49 修学院山
13:04 雲母坂登山口
13:26 修学院駅

天候

腫れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　市バス　北白川仕伏町
帰り　叡山電車　修学院駅

写真

11/1 7:32

市バスの北白川仕伏町で下車して日本バブテスト病院の脇を通って東山トレイルに入る。

11/1 7:37

大山祇神社。村上水軍を思い起こさせる神社だが何か関係があるのだろうか？

11/1 7:46

直ぐに尾根道に入る。

11/1 7:49

やがて茶山山頂に着く。

11/1 7:56

更に登って行くとモチツツジ。

11/1 8:05

そして今日の目的地の四明岳南面が見える。今からあそこまで行くんだ。

11/1 8:11

瓜生山山頂。

11/1 8:12

プレートはこれだけ。

11/1 8:19

う〜ん、何年経ったらこうなるんだろうか。

11/1 8:25

白鳥山にも寄ってみる。

11/1 8:26

瓜生山と同じ作者のプレートが残っている。

11/1 9:09

石鳥居。

11/1 9:12

石鳥居を過ぎてすぐ谷に降りる道に入る。

11/1 9:20

道路の終点の対岸に踏み跡がある。

11/1 9:21

踏み跡左側の谷に入る。この谷の上流に石切場がある筈。

11/1 9:23

園庭に到着してこれを超える。

11/1 9:27

すぐ左岸の尾根に入る。

11/1 9:32

おお！ヘビちゃん。まだ朝も早く体が温まってないのか動きは鈍い。何とか避けて貰って先に進む。

11/1 9:37

右側から広い道が登って来た。ひょっとすると石を運搬した道か？

11/1 9:45

所々に気になる轍。バイク？自転車？いずれにしてもご苦労な事だ。

11/1 9:59

広い尾根は

11/1 10:00

歩き易い。

11/1 10:02

更に東側の谷から別の道が合流して来た。

11/1 10:04

最初の目的地、花ヶ谷の方へ向かって道は続く。

11/1 10:06

その道には石垣も出て来た。

11/1 10:07

いくつかの小さい谷と尾根を越えると

11/1 10:13

明らかな加工跡のある花崗岩があった。

11/1 10:13

積み重なった石。

11/1 10:13

そして石垣。

11/1 10:13

古いヤカンも。

11/1 10:13

丸かったり

11/1 10:14

四角だったりの石がゴロゴロ。

11/1 10:15

多分、こんな岩や

11/1 10:15

こんな岩から石を剥ぎ取ったのだろう。

11/1 10:16

回りにはこんな石が。

11/1 10:19

この岩の辺りから京都の町が望めた。

11/1 10:21

次の石切場を探して東へ。

11/1 10:30

谷に降りて

11/1 10:32

登って行く。

11/1 10:38

この谷にも石がゴロゴロ。

11/1 10:40

矢穴跡の残る割石。

11/1 10:41

何処だ石切場は？

11/1 10:46

登って行くがそれらしい物は見つけられなかった。

11/1 10:52

更に東へ向かう途中、山躑躅が咲いていた。

11/1 10:53

蕾もあるし

11/1 10:53

花も沢山咲いていた。

11/1 10:56

割れた瓶の欠片がある道跡らしいのを辿って行く。

11/1 11:03

この上だろうか？

11/1 11:07

石垣はあるものの石切場は見つからなかった。

11/1 11:15

単発の加工された石はあるのだが？

11/1 11:20

途中にムラサキシキブの実があった。流石にこれを囓ったことが無いが毒なんだろうか？

11/1 11:21

多分、4ヶ所目となる筈の石切場を探して登って行く。

11/1 11:25

やがて石があり

11/1 11:26

加工された石が出てくる。

11/1 11:26

こんなのや

11/1 11:27

こんなのがあった。

11/1 11:27

積み重なった石があるが

11/1 11:29

母岩らしい大きな岩は見つからない。

11/1 11:30

石垣はあるんだが。

11/1 11:39

酒瓶？手掛かりになる様な文字は確認出来なかった。

11/1 11:41

石切場が見つからぬままに尾根に出たのでこの先の探索を諦めて下山することにした。

11/1 11:46

尾根を降りて行く。

11/1 11:49

テープもチラホラ付いていた。

11/1 11:53

見覚えのある林道に降り着く。

11/1 11:54

林道を降りて行くと

11/1 11:55

ここにも樒の花が。

11/1 11:56

隣の木には今にも弾けそうな実もなっていた。

11/1 12:04

降りて来た道路はこの神社辺りに降りてくる林道だった。

11/1 12:05

石鳥居に向かう道は荒れていた。これなど1m程の深さに抉れ車は通れない。

11/1 12:11

ガマズミの実、余りにも小さくて食べる気は起こらなかった。

11/1 12:15

更にこの辺りでも樒の花が満開の来があった。

11/1 12:31

石鳥居からトレイルを辿って

11/1 12:40

ここへ出た。

11/1 12:46

更に尾根道を修学院に向かう。

11/1 12:48

修学院山山頂。

11/1 12:48

キララ城跡とも呼ぶらしい。

11/1 12:48

修学院山のプレート。

11/1 13:05

登山口まで降りて、これから叡電修学院駅に向かう。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

感想

yjin

四明岳南斜面の石切場探索について。

satsuki_ttjさんに教えて頂いた情報によると石切場は明治から昭和まで使われていたらしい。（江戸時代については記録が無く解らないそうである）運搬も一度、音羽川に降ろしてから修学院の方の村へ運んだらしい。目的は良質な白川砂を取るために品質の良い石を採取したらしい。そして南斜面にはそれを運んだであろう道が幾つか残っているらしい。

何時までも宿題を残しておくのも気になるので、一度行ってみることにした。多分、この辺りだろうと地図に落とし込んで持って行ったが何故か今日はGPSが不調だった。ログは取れて軌跡は表示するが地図が出ない。折角持って行った地形図と現在地を照合出来ない。最初の石切場跡までは良かったが尾根を越へ谷を渡りしている内に細かい起伏が読み切れなくて現在地を失ってしまった。多分この辺だろうと表示する標高値だけでウロウロしたが2ヶ所目以降は、石を運搬したであろう道も見つからずさっぱりだった。

おおよその感覚は掴めたので改めて天気の良い日に再訪してみよう。でも今日はまだ暑かった。今度は少し寒いくらいの日が適当かもね。