百蔵山・扇山(猿橋駅〜百蔵山〜扇山〜四方津駅)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,159m
- 下り
- 992m
コースタイム
歩行時間 6時間30分 (標準6時間) (休憩を含めた)所要時間 8時間
天候 | 快晴 気温(新宿8時11℃〜百蔵山12時12℃〜扇山15時4℃) 午後より風あり |
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過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復】四方津駅17:54発(高尾乗換え)新宿駅19:20着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山道の入口に登山ポストがあります。 百蔵山山頂直下(扇山方面)は急坂になっていて要注意です。 大滝不動周辺は崩壊箇所あり。鉄梯子など慎重さが求められます。 君恋温泉は17時まで立ち寄り入浴(500円)出来るそうです。 水場は百蔵山への山道へ入ってすぐにあります。 |
写真
感想
山梨県中央本線沿いの百蔵山と扇山へ行って来ました。新宿駅から中央線に乗り、高尾で小淵沢行きに乗り換え、猿橋駅で下車。快晴の日和なので、電車の中は登山客で一杯でしたが、猿橋で下りたのは少数でした。駅近くのコンビニでホットコーヒーを買い、のんびりと歩き出します。桂川の橋を渡り、中央高速の下をくぐって、さらに葛野川を渡ります。左手には岩殿山が見えていました。
道は次第に坂道となり、春日神社や市営グランドを横目に見ながら、登山道入口へ入ります。右手に紅葉狩りが出来そうな敷地が見えてきますが、非公開の和田美術館だそうです。その先から山道に入ります。すぐに水場があり、冷たくて美味しい。ヒノキ林や広葉樹林の中をひと登りすると、突然、富士山を眺望出来る日当たりの良い場所に出ます。ここで小休止、眼下には大月の街が見えていて、なかなか良い眺めでした。
更に一汗かくと、907m地点の稜線に出ます。10分ほど歩いて百蔵山山頂に到達。
広い山頂では多くの登山者がのんびりとくつろいで昼食をとっていました。南面がひらけ、富士や道志の山々が遠望できます。さっそくIwataniのコンロでお湯を沸かし、カップ麺とおにぎりで食事。しかし防風衝立を持参しなかったためなかなか沸騰せず苦労しました。カフェオレで仕上げ、体が温まる。
扇山方面へは百蔵山山頂直下が急坂になっており、下るのも要注意ですが、逆に登る方は大変労力を使うものと思われます。扇山へは200mほど下り、300mほど登り返しますが、途中小ピークが幾つかあり、落葉を踏みしめながらの晩秋の稜線歩きを楽しめました。紅葉は終わりに近づいていますね。
扇山は遅い時間(15時過ぎ)だったせいか、山頂には誰もいませんでした。陽が沈みつつあり、気温は4℃、手が冷たくなってきました。富士は霞に包まれ、冬の到来近しを感じました。扇山案内図にも引っかき傷があり、心無い人の行為に残念な想いをしました。
さて急いで下山しなくては! 分かりやすい分岐を経て、大滝不動へ。もうすっかり暗くなっていましたが、昔修行僧がいたのでしょうか、想いを馳せました。大滝を経て、鉄梯子を登ると、君恋温泉の一軒宿が見えて来ました。やれやれ。
すぐそばの車道を15分も歩くと、犬目宿に出ます。昔漫画家つげ義春の追体験のため訪れたことがあり、懐かしく思い出されました。ここから大野貯水池を経て、四方津駅まで歩くつもりでいましたが、犬目のはずれにある安達野のバス停近くで、通りがかりの乗用車の方が四方津駅まで送ってくれるとのこと。思いもかけない申し出だったので、有難く乗せて頂きました。あらためてお礼申し上げます。心温まる体験でした。
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