ぜーんぶ見えた快晴の燕岳
- GPS
- 25:27
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,493m
- 下り
- 1,500m
コースタイム
11/24(日)燕山荘7:30→8:36第二ベンチ8:46→9:10中房温泉
天候 | 両日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中房温泉までの林道は所々凍っていて冬タイヤでも何回かハンドルを取られた。 週中に降った新雪により中房温泉から雪。第一ベンチでアイゼン装着。出発が遅かったので相当数のトレースで踏み固められていたが、すれ違いでトレースを踏み外すと50cm程もぐった。前日は皆さんワカンでラッセルしたと聞いた。 |
写真
感想
林道閉鎖前に行こうと1か月前から計画。結局一人となり、あわよくば大天井ピストンしようと予定したが、出発が遅れ途中で断念。その後は景色を堪能しつつゆっくり登山となった。
中房温泉の駐車場は第一第二が既に満杯で第三に停める。相当入ってるな。登山口からすぐに積雪。第一ベンチでアイゼン付ける。半数の人がワカンを持ってる。大天井はワカンが必要かもしれないが車に置いてきてしまった。調子良く幾人かに道を譲ってもらう。第三ベンチで9時過ぎ、ここで大天井を諦めた。合戦小屋を過ぎると木々がまばらになり、ついに槍が現る。合戦沢の頭で真っ白な稜線が見え、燕山荘に行っても天気は持つとわかっていながら、カメラに収めないではいられない。今日は雲一つない。富士、八つ、南ア・・・。燕山荘は見えてから中々近づかない。何十人も登っているのが見える。最後の急登でふらふらになり12時に山荘着。
山荘はまた景色がいい。ここへは学生時代GWと年末に来たことがあるが、ここまで晴れなかったのかもしれない。望遠に替え撮りまくる。槍穂、笠、三俣、鷲羽、水晶、野口五郎、烏帽子、針ノ木、蓮華、爺、鹿島槍。燕山頂ではさらに剱と立山が。真砂岳で雪崩があったとこの後山荘で聞いた。
山荘に戻り、時間的には下山もできたのだが、モルゲンロートも望めるかなと思い宿泊とした。今日は一体何人が登ってきたのだろう。山荘の食事は三回戦だというので200人位は宿泊するのだろう。食堂でまずビールを、次いでウィスキーを。4時に食事準備で追い出されるまで、前に座っていた名古屋の方と山談義しながら・・・。思い起こせば約30年前のクリスマス、当時は営業しておらず、冬季小屋に5泊か6泊、最終日とうとう晴れて大天井をピストンできたのだが、とことん寒かったのだけを記憶している。
夕食を2回目17:50にとり、その後また飲んでいたが多分19:00過ぎには寝たはずだ。朝は5:00に起きたが外は雪がちらついている。ところが朝食後準備をして外に出ると丁度日の出前に快晴となった。泊まってよかった。完璧な日の出だ。歓声が上がる。やがて槍や裏銀のモルゲンロートが・・・。うううっ。写真を頼むとプロっぽい方でポーズ指導付で何枚も撮っていただいた。昨日は燕山頂でプロ写真家にとってもらったし最高だったなあ。満足したのでこのまま降りることにする。と言いつつ、何度も立ち止まり、槍と燕との別れを惜しんだのだった。下りは黙々と1時間半で下りた。
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