【過去レコ】舟伏山 ヤマザクラ・カタクリ・スミレ
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 710m
- 下り
- 724m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
麓の神埼から見上げると,船を伏せたような形に見えることが名前の由来となった舟伏山.
快晴,絶好の山行日和である.美山C.Cの前を通り過ぎ,夏坂林道からあいの森へと入る.あいの森には,大きな駐車場,トイレ,ログハウスがあり,小学生が使用する研修施設も設けられている.駐車場には10台弱の車が既にとまっており,人気をうかがわせる.
今回は東ルートから山頂へ立ち,西ルートを下ることにする.登山口脇の箱に登山届けを提出し,歩き始める.スギの人工林は陽射しが当たらず,少し肌寒いが10分も歩けば,汗ばみだす.前回,汾陽寺山に登ったときにくしゃみ,鼻水がひどかったので,今回はマスクを着用しての登山である.山腹をジグザグに登り,稜線に着くと,舟伏山の山頂部が樹間に顔を出す.ホトトギスの鳴き声もよく響いている.夏坂林道入口からのルートが合流すると一投足で桜峠.半分が朽ちたような桜の木に花が咲いており,傍らに石仏が安置されている.
桜峠からは雑木林の登りとなる.ガイドブックには「急登」と書いてあったが,それほど苦にならない.路傍に咲き乱れたスミレが心を和ませてくれるからか?時間的にもあっけなくみのわ平に着く.ほどなく,「←水たまり場50m」の道標があり,ガイドブックに載っていなかったところであるが,立ち寄ってみることにする.ここに3〜4つではあるが,カタクリの花が咲いていた.
正規のルートへと戻り,10分ほど尾根を上がると,傾斜がゆるくなる.コナラやミズナラの雑木林を進み,バイケイソウが足元に現れると山頂は近い.木が伐採された山頂はだだっ広い.しかも,あれだけの車が止まっていたにも関わらず,誰もいない.大きな展望図が二つあり,舟伏山に咲く花の写真もある.山頂からは何と言っても,まだかなりの雪を被って神々しい能郷白山.他の奥美濃の山とはやはりスケールが違うのである.
山頂の広場から樹林のなかを進むと,小舟伏山.ここから急勾配の斜面をジグザグに下っていく.ヤマルリソウなどの小さな花が咲いているが,東ルートに比べて単調な感は否めない.途中の展望台を経て,郡境の阿弥陀如来像まで一気に下る.瀬音が聞こえてくると夏坂谷の流れを徒渉する.あとは沢沿いに進めば,ヤマザクラに迎えられて,あいの森の駐車スペースに帰りつく.
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