遠見岳とバウムクーヘン
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- GPS
- 03:21
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 323m
- 下り
- 315m
コースタイム
09:25 伊野皇大神宮
09:45 尾根道
10:05 遠見岳山頂
10:20 遠見岳裏登山道へ下山
10:25 林道出合い
10:45 猪野ダム車道出合い
11:10 猪野ダム
11:40 茅乃舎
12:30 伊野皇大神宮駐車場
※写真等を撮りながら歩いているため、あまり参考になりません。
天候 | 曇り(下山後、運転中、降雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
伊野皇大神宮付近までバスが運行しているが、利便性を考えると自家用車利用の方が良い。 西鉄バス【猪野】http://jik.nnr.co.jp/cgi-bin/Tschedule/yuki.exe?pwd=h/yuki.pwd&from=600550&to=&tei=600550 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストはありません。 ・トイレは、駐車場から川を渡った向こう岸にあり。 ・登山者用雑記ノートが遠見岳山頂の展望所にあり。 ・伊野皇大神宮〜遠見岳の山頂までは、非常に良く整備されており危険な個所はありません。 ・猪野ダムへ向かう車道は、交通量が少ないせいかスピードが出ている車がいるため、歩行は注意が必要。 ・猪野ダムは事前予約で見学可能 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/d13/ino.html ・猪野ダム〜伊野皇大神宮に向かう車道の途中に「レストラン 茅乃舎」がある。 ・温泉は「レイクサイドホテル久山」で立ち寄り湯がある(大人900円) |
写真
感想
12月9日の月曜は午後から雨の予報。
午前中に下山する事を目標に先週に登るはずだった遠見岳に登った。
伊野皇神宮の駐車場は曇天模様。
辺りの紅葉もすっかり落ち寒々しい冬の気配を漂わせている。
そそくさと登山着に着替えているところへ。
「ニャー」との鳴き声が聞こえ、猫が2匹、こっちを見ている。
手を差し伸べると、すんなり寄ってきて体をスリスリしてくる。
人懐っこい。
飼い猫か?と思ったが、首輪もしておらず、辺りに飼い主らしき人もいない。
少し猫と遊び、いざ遠見岳を目指す。
まずは、伊野皇神宮へ礼拝し登山の安全を祈願する。
遠見岳への登山口は、神宮敷地の奥にある。
社の奥を見やると階段があり、その先が登山口となる。
遠見岳への登山道は、良く整備されており危険箇所は全くない。
登山道の全部ではないが、登山道に沿うように真新しい柵が作られており、それを掴みながらも登れる。
まさに、至れり尽くせり!
遠見岳への登りで会った登山者も、普段着にスニーカー、かつ室内犬のシーズー(犬種)を連れて下って来た。
気軽に登れるお山という事だろう。
遠見岳山頂は、風雨をしのげる屋根付きの展望所が設置されていた。
曇天で薄もやがかかったような感じだったため、あまり眺望は得られなかったのが残念。
展望所に置かれている雑記帳に、日曜に登られた方が「とても展望が良かった」との感想を書かれている。
次は晴れた日に出直そうと思う。
下山は、往路を戻らず、遠見岳裏登山口から猪野ダム経由で車道を歩き、出発点に戻る周回コースを採る。
遠見岳裏登山道は、あまり登山者が歩かないのか?伊野皇神宮からの登山道に比べると、標識等の整備が行き届いていない。
ただし、登山道というより舗装されていない林道歩きのため、道に迷うような事はない。
周囲を杉林に覆われた林道をひたすら下る、下る。
林道の終点は、猪野ダムへ向かうアスファルトの車道に出る。
ここからも、杉林の中のアスファルトをひたすら歩く、歩く。
車道が二股に分かれたら猪野ダムの湖畔に到着。
右側の道へ進み、15分程度歩くと猪野ダムに着く。
ダム横にある階段を下り、ダムの真下に降りる。
そこから見上げるダムは「偉容」
これだけ巨大な建造物を良くも作ったものだ、と感心してしまうと同時に、コンクリートが持つ無機質な冷たさも感じてしまう。
曇天模様であったため、余計にそう感じられたのかも知れない。
ダム直下から南に伸びる舗装された遊歩道らしき道を歩く。
遊歩道の横は、ダムからの水が川となって流れて行く。
夏は涼しそうだと思いつつ、てくてく歩き、遊歩道終点の車止めゲートに着く。
遊歩道終点から車道歩きになり、すぐ先に「山水荘」という、こじんまりした旅館がある。
ここからは人が普通に生活を営む地域。
人の気配でホッとするが、少し残念な気持ち。
更に車道を歩き、「茅乃舎」というレストランが見えてくる。
平日という事もあり、広い駐車場には数台の車しかない。
時間を確認すると、間もなく12時になる頃合い。
お腹も空いてきたので、少し寄り道をすることにする。
ただし、ザックを背負った登山者風の格好だったので、まずは店員さんに「この格好で大丈夫なのか?」尋ねた。
快く「大丈夫です」との返事を貰い、入り口右手の喫茶室へ。
ソファに腰を下ろし、バウムクーヘンセットを注文した。
やはり喫茶室は良い雰囲気。
ここでも、山と同じゆったりとした時間が流れているように感じる。
料金が少し高く感じられるが、雰囲気と料金はトレードオフだと思うようにしている。
暖炉も飾りではなく、ちゃんと火が入れられており、店内の雰囲気に合っている。
バウムクーヘン、ホットコーヒーを美味しく頂く。
気がついたら、入店して30分も経っており、ゆっくり休憩し過ぎでしまった(^^ゞ
支払いを済ませ、店を出る際、店員さんから「また、お越し下さいませ。」との言葉。
普通の何気ない一言かもしれないが、ザックを背負った登山者がレストランには似合わないと思っていたため、嬉しい記憶が残った。
茅乃舎から伊野皇神宮の駐車場へは、車道を更に20分程度歩く。
茅乃舎〜伊野皇神宮までは何度も車で通っているが、川に住む鯉を見つけたり、「愛子様誕生記念」の植樹記念碑を見つけたりして、新しい発見があった。
歩く速さでしか見えないものも結構あるんだなぁと改めて感じさせられた。
無事に伊野皇神宮の駐車場に到着。
今日も怪我なく山行を終えたことに感謝。
着替えを済ませ、車を発車させたところで雨が降り出した。
登山開始前に伊野皇神宮に祈願した効果があったのかも、と思いつつ帰宅した。
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