綱附森
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- GPS
- 05:53
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 680m
- 下り
- 676m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
感想
折宇谷山に続き徳島1000m峰の未踏峰、綱附森を計画。天狗峠からのルートもあるが、アリラン峠からピストンとする。高知県側からの道が良さそうであるが、ここはあえて国道439号線からの京柱峠、林道を経由してアリラン峠に行くことにする。ki氏は今回も別車両、別テントで参加したいとのこと。初日は、アリラン峠で幕営のため遅めの時刻に出発。ha氏、taka氏をピックアップして藍住ICから徳島道に乗る。貞光付近で剣山方面の山に雪があることにnaは驚く。ha氏は天気予報で雪だった知って雪山用の準備をしていた。大歩危から山道に入り県道45号、32号を経由し国道439号へ。2004年12月に土佐矢筈山に行ったとき439号は、通ったが記憶が無く、酷道ぶりに心が折れそうになる。京柱峠からの林道は途中の現場小屋からの奥が、一般車両進入禁止と看板があるが、今更引き返すわけにも行かず、自己責任で進入する。とくしま林道ナビのページにはそんな記述が無かったのでこの計画をした。凍結したアップダウン激しい林道をそろそろと慎重に進みアリラン峠に到着。強風のなか苦労をしてテントを張る。鍋で宴会をしていた頃、ki氏は進入禁止地点まで来ていたようで、翌日携帯の電波の通じるところで、自宅のki氏と話ができた。アリラン峠では圏外なのでki氏の安否が分からなかった。就寝中も強風が吹き荒れ、taka氏などは体が浮き恐怖を感じたようだ。naは夜中に息が激しくなり目が覚める。何度深呼吸をしても、激しい息が収まらず、ようやく酸欠に気がつく。シュラフとシュラフカバーで空気が遮断されていたためである。翌朝は6時に出発するため、4時30分起床、いつものとおり雑炊の朝食をすませ、テントを撤収、カバーに入れずに車に収容し出発する。林道が凍結しているのでスリップしないように登山口まで。taka氏は体力と腰痛のため残って林道散歩をするとのことで、ha氏とnaで出発。まだ暗いなか、いきなりの急登、しばらくしてha氏は6本爪アイゼンを装着。naはずるずる滑りながら登る。途中、夜が明け、左側に朝日を浴びた土佐矢筈山が快晴のためくっきりと見える。何個かこぶを超え、1421m峰。天狗塚、牛ノ背が素晴らしい眺望である。ここから、遠くに綱附森が見えているが、naは西熊山だと勘違いをしていた。あんなに遠いとは思わなかった。途中は緩やかなアップダウンで快適な笹原歩きである。綱附森への最後は雪の付いた笹をつかみながらの足下が雪の登りでアイゼンの無いnaの体力を奪う。やっとの思いの登頂である。頂上の眺望は素晴らしく遠くは三嶺、剣山、石鎚山、足摺岬、おそらく九州の山まで望め、近くは土佐矢筈山、牛ノ背、天狗塚が快晴のなか展望できた。そうこうしているうちに夫妻の登山者が登頂してくる。横浜から高知空港へ昨日着き白髪山に行ったとのこと。なぜ四国のマイナー山ですかと問うと、名だたる山は制覇済みとのこと。下山を開始するが、naは雪を想定していなかったのでウールの手袋が笹をつかんで雪で濡れて凍傷になりそうである。平坦なところで予備の軍手に履き替え事なきを得る。体力を奪われ、足を踏ん張る力もなくなり、途中何度も雪で転ぶ。ズボンの裾もびしょびしょである。途中もう一組の夫妻の登山者とすれ違う。急坂の登り返しにうんざりしながら、急な下りで雪に足を取られながらやっとの思いで林道の登山口に到着。taka氏が出迎えてくれた。林道を慎重に歩き車まで。帰路は林道を帰らず、高知側の県道を使い国道195号で帰る。べふ峡温泉で入浴、昼食をとり帰る。
写真は下記
http://kiadan.sakura.ne.jp/2021/20211204/index.html
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