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記録ID: 3827332
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ハイキング
京都・北摂

桟敷ヶ岳〜夜泣峠

2021年12月11日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
18.6km
登り
891m
下り
1,024m

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:00
合計
5:45
9:11
14
スタート地点
9:25
9:25
39
10:04
10:04
48
10:52
10:52
39
11:31
11:31
92
13:03
13:03
69
雲ケ畑岩屋橋
14:12
14:12
24
14:36
14:36
20
14:56
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
行き:雲ヶ畑バスもくもく号 地下鉄北大路駅前08:40 - 雲ケ畑岩屋町09:10 料金700円
帰り:同バス 雲ケ畑岩屋町15:10発 地下鉄北大路駅前行き(休日ダイヤ、本日は使用せず) 
コース状況/
危険箇所等
桟敷ヶ岳の登山道は、道案内の標識はほとんど見つけられない。木枝に添付されたテープが登山道の案内となるが、迷いやすいポイントが何点かあった。
桟敷ヶ岳の登山口である雲ケ畑岩屋橋には、地下鉄北大路駅前から1日2回発着のもくもく号(乗り合いジャンボタクシー)を使う。この便以外に、最寄りのバス停はない。
2021年12月11日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
1
12/11 8:31
桟敷ヶ岳の登山口である雲ケ畑岩屋橋には、地下鉄北大路駅前から1日2回発着のもくもく号(乗り合いジャンボタクシー)を使う。この便以外に、最寄りのバス停はない。
もくもく号、雲ケ畑岩屋橋に到着。
2021年12月11日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 9:11
もくもく号、雲ケ畑岩屋橋に到着。
バス停脇が登山口。
2021年12月11日 09:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 9:11
バス停脇が登山口。
登山口にある惟喬神社に、道中安全を祈願。平安時代の皇子、惟喬親王を祀る。皇位を得られず雲ケ畑の山中で詫び住まいをした、敗残の風流皇子であった。だが罪を得たわけではなく、怨霊とは化さなかったようだ。
2021年12月11日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 9:14
登山口にある惟喬神社に、道中安全を祈願。平安時代の皇子、惟喬親王を祀る。皇位を得られず雲ケ畑の山中で詫び住まいをした、敗残の風流皇子であった。だが罪を得たわけではなく、怨霊とは化さなかったようだ。
志明院。惟喬親王の寓居跡だという。拝観料を払わなかったので、境内撮影禁止であった。
2021年12月11日 09:35撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 9:35
志明院。惟喬親王の寓居跡だという。拝観料を払わなかったので、境内撮影禁止であった。
境内に入る前の駐車場前に、説明板がある。その左上に登山道が続いている。ちょっとわかりにくい。
2021年12月11日 09:38撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 9:38
境内に入る前の駐車場前に、説明板がある。その左上に登山道が続いている。ちょっとわかりにくい。
朽ちた案内板。右と左とどちらに行けばよいのか・・向こうにテープが見える右を行く。
2021年12月11日 09:52撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 9:52
朽ちた案内板。右と左とどちらに行けばよいのか・・向こうにテープが見える右を行く。
渓流に沿って登る。人通り少なく、案内は木枝のテープをたどるしかない。
2021年12月11日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 10:02
渓流に沿って登る。人通り少なく、案内は木枝のテープをたどるしかない。
六体地蔵。道はまちがっていなかった。
2021年12月11日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 10:04
六体地蔵。道はまちがっていなかった。
正面から。
2021年12月11日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 10:04
正面から。
六体地蔵がある地点が、薬師峠。
2021年12月11日 10:06撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 10:06
六体地蔵がある地点が、薬師峠。
山はもう冬枯れ景色。
2021年12月11日 10:35撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 10:35
山はもう冬枯れ景色。
岩茸山登り口。
2021年12月11日 10:40撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 10:40
岩茸山登り口。
岩茸山。
2021年12月11日 10:52撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 10:52
岩茸山。
これが、電波反射板か。
2021年12月11日 11:11撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 11:11
これが、電波反射板か。
向こうに見えるのは、比良山?いや近いから、比叡山地か。雪の季節ならば、さらによい風景となるだろう。
2021年12月11日 11:17撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 11:17
向こうに見えるのは、比良山?いや近いから、比叡山地か。雪の季節ならば、さらによい風景となるだろう。
都ながめの石、だとか。これも惟喬親王ゆかりのスポット。親王がここから京都を眺めたというのであるが、今日は天気がよくないためかそれとも樹木に隠れているのか、よく見えなかった。
2021年12月11日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 11:19
都ながめの石、だとか。これも惟喬親王ゆかりのスポット。親王がここから京都を眺めたというのであるが、今日は天気がよくないためかそれとも樹木に隠れているのか、よく見えなかった。
送電線の鉄塔に着いた。
2021年12月11日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 11:24
送電線の鉄塔に着いた。
ここから眺めると、丹波高原の山々を延々と見晴るかすことができる。
2021年12月11日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 11:26
ここから眺めると、丹波高原の山々を延々と見晴るかすことができる。
桟敷ヶ岳山頂に登頂。ここからは、とくに風景は見えない。
2021年12月11日 11:31撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 11:31
桟敷ヶ岳山頂に登頂。ここからは、とくに風景は見えない。
山頂から降りて、鉄塔の脇から作業道が下に降りている(山頂から何の気なしにテープに沿って降りたが、上の写真の鉄塔の東にある次の鉄塔だったのかもしれない)。作業道は急であるが確実に一本道のテープに誘導されるので、登山道よりも進むのは容易。
2021年12月11日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 11:48
山頂から降りて、鉄塔の脇から作業道が下に降りている(山頂から何の気なしにテープに沿って降りたが、上の写真の鉄塔の東にある次の鉄塔だったのかもしれない)。作業道は急であるが確実に一本道のテープに誘導されるので、登山道よりも進むのは容易。
作業道を降りた先に、舗装道があった。府道京都京北線。
2021年12月11日 12:13撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 12:13
作業道を降りた先に、舗装道があった。府道京都京北線。
舗装道に出ようとしたら、ネットでふさがれて通れない。下を通ろうとしたり飛び越えようとしたりと苦闘していると、別の登山客の人から「ヒモをほどけばいい」と教えられた。ネットをポールに結わえ付けているヒモをいったんほどいて通り、通った後で結び戻した。確かに、こうすればネットは通れるわけだ。それが思いつかなかった。
2021年12月11日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 12:17
舗装道に出ようとしたら、ネットでふさがれて通れない。下を通ろうとしたり飛び越えようとしたりと苦闘していると、別の登山客の人から「ヒモをほどけばいい」と教えられた。ネットをポールに結わえ付けているヒモをいったんほどいて通り、通った後で結び戻した。確かに、こうすればネットは通れるわけだ。それが思いつかなかった。
植林作業場のレール。なかなか興味深い。
2021年12月11日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 12:23
植林作業場のレール。なかなか興味深い。
この後は、北山杉の並木を通って降りていく。
2021年12月11日 12:29撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 12:29
この後は、北山杉の並木を通って降りていく。
雲ケ畑岩屋橋に着いた。だが復路のバスが来るまで、2時間以上あった。待つよりは、歩くことにした。
2021年12月11日 13:03撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 13:03
雲ケ畑岩屋橋に着いた。だが復路のバスが来るまで、2時間以上あった。待つよりは、歩くことにした。
大岩まで降りて、東海自然歩道の分岐に出た。せっかくだから、夜泣峠まで行こう。
2021年12月11日 14:12撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
12/11 14:12
大岩まで降りて、東海自然歩道の分岐に出た。せっかくだから、夜泣峠まで行こう。
夜泣峠もまた、惟喬親王ゆかりの地であった。今日は親王の霊に誘われた登山であったようだ。
2021年12月11日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 14:36
夜泣峠もまた、惟喬親王ゆかりの地であった。今日は親王の霊に誘われた登山であったようだ。
二ノ瀬駅に到着。
2021年12月11日 14:56撮影 by  Canon PowerShot SX420 IS, Canon
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12/11 14:56
二ノ瀬駅に到着。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ ヘッドライト ダウンベスト

感想

桟敷ヶ岳は、初登山。京都のマイナーな山道の例にもれず、登山道に標識はほとんどない。今日もピンク色のテープを伝って、登って行った。だが登山道で総計三か所、迷いかけてしまった。一回目は六体地蔵から登ってしばらくした地点で、テープを見失った。後ろから来た登山客の方がナビを作動させていたので、テープを見つけることができた。二回目は、岩茸山に進む地点。ここはベテランの登山客の方が先に進んでくれたので、クリアできた。三回目は、岩茸山を過ぎた地点。私じしんが間違って進んでしまい、この道はおかしいと思い直して引き返した。後から同じ道を進もうとしていた別の登山客の方に、この道は進めないことを教えてあげた。正しい登山道は、いったん脇にそれた先にあった。桟敷ヶ岳の登山は、体力的にはさほど大したことはなかった。しかし道がわかりづらく、初登山のために神経を相当に消耗した。もし平日に一人だけで登山していたら、もっと迷って時間がかかったかもしれない。

今は一年で最も日が暮れるのが早い。なので、初見の山で迷うかもしれないリスクを考えて、山頂で休憩も取らずすぐに下山した。下山ルートは、鉄塔の先にある作業道。こちらは一本道で、テープが明瞭に示されていた。なので、難易度で言えばこの作業道の方が簡単であろう。だがこの道は登山の大半が舗装路を通るために、登山の楽しさはぜんぜん味わえないだろう。

桟敷ヶ岳は、平安時代の皇子惟喬親王ゆかりの山である。帰りは時間つぶしに、夜泣峠まで足を運んで叡電を用いた。夜泣峠もまた、惟喬親王ゆかりの地。今日は親王の霊に誘われて進んだ登山であったようだ。

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