【箕作山・太郎坊山・繖山など】我が故郷の里山を縦走♫歴史と信仰の山々

2021年12月16日(木) [日帰り]

• GPS: 05:08
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,002m
• 下り: 1,017m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:42
• 休憩: 0:36
• 合計: 5:18

7:09 万葉の森 船岡山 駐車場
7:21 7:21 船岡山
7:34 7:34 十三仏登山口
7:58 7:59 十三仏
8:01 8:05 岩戸山
8:13 8:14 小脇山
8:27 8:29 箕作山
8:49 8:50 太郎坊山
9:17 9:24 清水山(北箕作山）
10:43 10:55 繖山
11:23 11:23 地獄越
11:32 11:34 雨宮龍神社
12:03 12:09 猪子山
12:27 JR能登川駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

○万葉の森船岡山の公園駐車場(スタート地点)を利用。無料、トイレ無し

○下山はJR琵琶湖線・能登川駅に
JR能登川〜近江八幡 200円
近江八幡で近江鉄道に乗り換え
近江八幡〜市辺 310円
市辺駅からスタート地点までは徒歩3分

コース状況／危険箇所等

綺麗に整備された参道・登山道・ハイキングコース

写真

12/16 7:10

東近江市野口町、近江鉄道の市辺駅すぐ近くの歴史公園・万葉の森船岡山の駐車場からスタート。

12/16 7:11

まずは阿賀神社の境内を通り抜けて。

12/16 7:16

本殿の横から丘の上に上がる。
万葉の歌碑がある。

12/16 7:16

額田王(ぬかたのおうきみ)の有名な歌。
「茜さす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖ふる」
茜さす、は紫にかかる枕詞。「紫草の生える野原を行ったり来たりする度に貴方がそんなに手(袖)を振るものだから、野守(番人)に見つかってしまうわよ〜、私のことが好きだってことバレてしまうじゃないの〜」って感じかな。

12/16 7:21

船岡山に。
山というより丘。公園。

12/16 7:24

一旦下って一般道歩き。
鈴鹿の山から朝陽が昇ってきた。

12/16 7:27

十三佛、岩戸山へ。
(左手奥は後ほど縦走する繖山)

12/16 7:33

十三佛の登山口。

12/16 7:36

美しい竹林から登り始める。

12/16 7:36

参道(登山道)には石仏が次々と現れる。

12/16 7:37

可愛い前掛けをされている。

12/16 7:40

大勢で。

12/16 7:51

少し展望が開けてきた。
眼下の集落は安土町内野(うちの)の町。

12/16 7:52

ミヤマシキミが咲き残っている。

12/16 7:56

十三佛に。
かなりデカい岩。

12/16 7:59

いちばん印象に残った石仏。

12/16 8:00

十三佛からの眺望。
登ってきた方面。

12/16 8:01

こちらは近江八幡方向。
パッチワークのような田園風景。
琵琶湖は霞んでいる。

12/16 8:02

岩戸山は十三佛のすぐ上だった。

12/16 8:03

岩戸山から繖山を望んで。
あとで行きます。

12/16 8:03

繖山の左手に見える八幡山(鶴翼山)や長命寺山・奥島山をズームアップ。

12/16 8:03

繖山の右手、彦根方向には荒神山。(ズーム)

12/16 8:09

しばらく進むと石垣跡が現れた。
小脇山城跡だ。

12/16 8:12

小脇山に。

12/16 8:12

三等三角点。

12/16 8:12

点名・老蘇。373.4m。

12/16 8:13

小脇山から八日市の街を俯瞰するも、霞と逆光でよく見えない。
手前の山は太郎坊山。後ほど行きます。

12/16 8:17

コウヤボウキの花後などを見ながら稜線を進む。

12/16 8:27

箕作山(みつくりやま)に。

12/16 8:27

箕作山山頂から繖山(左)と清水山(右)を望んで。

12/16 8:28

太郎坊山(左)と岩戸山(右)越しに見る蒲生野。

12/16 8:40

太郎坊山(赤神山)に。
東側が好展望だが霞が強い。

12/16 8:41

先ほど登った岩戸山を見て。

12/16 9:09

またまたコウヤボウキの花後を見ながら清水山へと。

12/16 9:18

清水山(北箕作山)に。

12/16 9:18

清水山山頂は鉄塔箇所だった。
歩いてきた山々(箕作山・岩戸山)を見る。

12/16 9:19

三等三角点。

12/16 9:20

繖山を目指して。
しかし一気に下降していく。

12/16 9:32

道端にルビーが落ちていた。

12/16 9:37

一旦着地した場所は貴船神社。(五箇荘町山本)

12/16 9:41

しばらく一般道を歩く。
正面に繖山。

12/16 9:48

国道8号を渡って五箇荘町清水鼻へ。

12/16 9:51

清水鼻の名水。

12/16 9:57

東近江市から近江八幡市へ。
安土町石寺の集落から繖山への登山道に入る。

12/16 9:58

ここも竹林から登り始める。
源三谷に沿って登山道がある。

12/16 10:00

途中に現れた稲荷神社。

12/16 10:28

急坂を頑張って登ると観音正寺への参道に出る。今回観音正寺はパスして佐佐木城跡に。

12/16 10:29

しっかりとした石垣が残っている。

12/16 10:41

繖山山頂に。

12/16 10:42

二等三角点。

12/16 10:42

繖山はあまり眺望は効かないが、
近江富士・三上山が望めた。(ズーム)

12/16 10:59

繖山の北尾根は明るく快適な稜線ルート。

12/16 11:01

東に鈴鹿の山並み。これは御池岳だな。

12/16 11:01

北へ。猪子山への稜線。
右奥は彦根の荒神山。

12/16 11:02

おぉっ！絶景展望テラスだ。
西側・琵琶湖方面が一望。

12/16 11:03

奥の山は長命寺山や奥島山。
西の湖を挟んで手前に安土城址の安土山。(ズーム)

12/16 11:08

腰に手をあてて淋しく記念写真。
何の記念やろ？

12/16 11:24

地獄越の峠に下ってきた。
ここから登り返し。地獄の階段ルートになる。

12/16 11:31

雨宮龍神社に。

12/16 11:32

なかなか立派な神社だ。

12/16 11:33

雨宮竜神社の山門と、奥島山。

12/16 11:36

更に進むとまたまた好展望岩があった！

12/16 11:37

展望岩から、奥島山をズームアップ。

12/16 11:55

名残りの黄葉はタカノツメ。

12/16 12:03

猪子山に。

12/16 12:04

おおっウリ坊！
イノシシの子の山だ。私の山じゃぁないですか！

12/16 12:04

しかし等級は四等でした〜

12/16 12:05

東側、横に(南北に)長〜い鈴鹿山脈を遠望。

12/16 12:06

北向十一面岩屋観音に。

12/16 12:07

ここは西側の眺望が抜群だった。
琵琶湖と比良山地は写真では薄っすら。
伊庭内湖がはっきり見える。

12/16 12:07

能登川の街を俯瞰。

12/16 12:07

彦根方向には荒神山。

12/16 12:07

広角で。青空が綺麗。

12/16 12:15

下山途中には天満宮があった。(上山天満天神社)

12/16 12:20

猪子山公園に下山。

12/16 12:27

JR能登川駅にゴール！

終わり。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

うり

多忙により大変失礼ながら感想欄は簡潔にさせていただきます。(多忙なら山へ行くな、ってか？)

今回は我が故郷・安土の町に隣接あるいは取り囲むような位置づけの低山・里山を繋いで歩いてみました。
生まれ育った地で普段から日常の風景の中に溶け込んでいた山々。ですが繖山以外は今回初めての登頂です。ちなみに地元では繖山とは呼びませんでした。観音寺山です。西国三十三所の観音正寺さんがある山だからですね。

レコの通り、歴史のロマンと古えの人々の信仰心を感じながら歩きました。そして比良や鈴鹿などの峰々や、琵琶湖・近江平野の美しい眺望にも恵まれた素晴らしいルートでした。
低山だと言って侮れない、色んな魅力たっぷり、そして小刻みなアップダウンたっぷり、さらに階段地獄たっぷりの濃厚な山行でした。
また機会があれば辿ってみたいものです。

コメント

no2

　ウリさんこんにちは。　昨日はどうも。お忙しい中LINEおおきにです。

この距離をサクッと登って５時間弱？　健脚ですこと。
観音正寺さんも通られたのですね。観音正寺さんと言えば、三十三か所の中でも難所の一つですよね。
石段がたくさんあるってことでしたが、地理院地形図にもバッチリ載ってる… そこは通らなかったんですね。
低山だけど景色もよく琵琶湖が見えるのもいいですね。繖山の北尾根もいい感じ。

このルート取りだとJRと日本一の「近江鉄道」にも乗れますね。まあ日本一と言っても運賃が日本一高いと言われるのはチョットね〜

うり

no2さん、まいどです〜

観音正寺さんへは今回登ったルートとは別に安土の石寺集落から本来の参道があります。
実は五箇荘町側(北東側)から車で上がる道もあるんですよ。有料ですが。
以前、私の母は観音正寺さんのお世話をさせていただいてましたので、母と一緒だと顔パスで有料の道も参拝料もスルー出来るのです😁

1993年の本堂の火災で、ご本尊の千手観音立像が焼失してしまったのですが、その後あらたに造られた千手観音坐像はインドから取り寄せた白檀で出来ていて、なかなか立派ですよ。まだ新しいですが次第に味わいが出てきました。ぜひ一度訪れてお参りしてみてください。

繖山の北尾根の好展望ルートには驚きました。西に琵琶湖や比良山地、東に鈴鹿山脈などが望めて、とても良いルートでした。
ただし、階段地獄には覚悟が必要です😅