室堂〜薬師岳〜黒部五郎岳〜三俣蓮華岳〜新穂高温泉
- GPS
- 104:00
- 距離
- 46.1km
- 登り
- 3,564m
- 下り
- 4,912m
コースタイム
5/3 5:04越中沢岳手前コル−越中沢岳−9:05スゴ乗越小屋−13:10北薬師岳−14:38薬師岳15:00−16:35薬師峠−17:05太郎兵平小屋(C2)
5/4 5:03太郎兵平小屋−7:10北ノ俣岳−7:50中俣乗越−9:55黒部五郎岳10:30−11:31黒部五郎小屋12:00−14:45三俣蓮華岳−16:35双六小屋(C3)
5/5 6:00双六小屋−大ノマ乗越−わさび平小屋−新穂高温泉
天候 | 5/2快晴 5/3晴れ 5/4曇り 5/5曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
初日
まずは室堂から一ノ越へずっとトラバースしながら向かう。山側の足に負荷がずっとかかっているためかなりきつい。しょっぱなからやばいなーという感じでした。一ノ越からは槍ヶ岳まで見えていました。ホンとにあそこまで行けるのかと不安になりながら滑降開始。久しぶりのためあまり上手くいかない。
獅子ヶ岳からは斜度40度以上の斜面の滑降。下が全く見えない。監督と辻さんはさすがに上手くドンドン先に進んでいく。この斜面で何度頭からこけたことか。
五色が原山荘では水もらう。ここから越中沢岳手前の台地までは楽勝だろうなーと思っていたら鳶山からのスキートラバースがかなり危険。
ミスったら死ぬだろうなーと思いながらなんとか通過。幕場に着いたときは生きててよかったとほんとに思った。
2日目
越中沢岳では関学の方と会う。この日は太郎兵衛平小屋まで一緒だった。
ここからは、アイピンをつけシートラで行動。ここもかなり危険で緊張。リアルな滑落停止を経験できた。
Lは正確に10分しか休まずメンバーから非難続出。このワンダリングを通じて休憩引き伸ばし作戦がおこなわれる。
北薬師まで行けば薬師岳までは楽勝だと思っていたら明らかに地形図と距離が違う。北薬師の山頂で嘘だーと叫んでしまった。
「薬師岳まで、勝負しませんか」と監督に言うと「そんなことするわけないだろ」とおっしゃったのでゆっくり行くと明らかに監督のペースがおかしい。
あぶなく出し抜かれるとこでした。
薬師岳から太郎兵衛平小屋まではウインドクラストの斜面もありましたが滑降を楽しむことが出来ました。この日は、12時間行動。幕場に着いてから体中が痛くて辛かったです。錬成でもこんなことはなかったのに。
3日目
赤木岳からは超ロングスキートラバース。足と腰がかなり辛かった。
黒部五郎の急登、三俣蓮華への500アップ、歩いていればいつか着くんだなとしみじみ感じる行程でした。
歩きながら泣き笑いしそうでした。
双六小屋まではまたスキートラバース。最後まで辛い。この日も12時間行動。
4日目
この日は200アップしかないから楽勝だろうと思っていたらシートラで30度以上ある斜面を登る羽目に。
最後は超快適な斜面でしたが、ボロボロの体には辛い。最後は、シートラでの林道歩きのおまけつき。最後の最後までハードな行程でした。
車の運転やルートファインディングなどをしてくださった監督、辻さん本当にありがとうございました。
多くの方の協力があって活動が出来ているということを再認識しました。感謝の気持ちを忘れず一生懸命活動していきたいと思います。
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