白木峰 八合目まで
- GPS
- 06:47
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 831m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 降雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
林道はこの二日間で降った雪が乗っている。ところどころ水が流れている。 まだ藪は埋まっていないので、林道か登山道しか登れない。 |
その他周辺情報 | 大長谷温泉。470円。 |
写真
感想
山スキーに行きたいねとシンモンさんと行き先を相談した。週末にかけて寒気が来て北陸平地でも雪になり、交通に支障の出る大雪の可能性もあると言う。金曜夜から土曜が雪降りの中心で、日曜日まで引きずる。確実にスキーが出来る雪があるのは平湯方面だろうが、気温と風速の予報を見て高所は控えることにした。雪量的にまだ不安もあるが、北陸の手頃な山として白木峰に行って見ることにした。
八尾から大長谷温泉に向かうと次第に積雪は増えるものの、道路脇が雪壁になるほどではない。早朝除雪車は出動していたが、それをパスして(その日の)未除雪区間に入ってもほぼ支障なく大長谷温泉の駐車場に入れた。
温泉裏から上の林道までの、出だしのショートカット。ここは若干藪だがさほど苦労せず林道に上がれた。林道上では積雪40〜50cm、ストックを強く突くとコチッとアスファルトに当たる。21世紀の森入口から林道を離れてショートカット。ここは藪と格闘になったので、帰りは回避した。
杉ヶ谷を越えてから、ヘアピンより手前で山腹に取り付いて尾根に上がって行くのがいつもの山スキールートだが、未だ藪藪なので五合目の登山口へとひたすら林道をラッセル。ショートカット後から登山口まで標高差200mを90分だった。
標高が高くなれば、登山道に関係なく好きに歩け、滑れる状況になっているのではないか。この期待は完全に裏切られた。登山道をハイクアップしていくことはできるが、垂れ下がる灌木とロープの張られた急坂では難儀した。強弱はありながら雪は降り続いているし、枝から落ちる雪も被り、体が濡れる不快感もある。
引っ掛かるスキーを外し、次の足場を確保する作業でいい加減足が疲れたところで、林道ゲートと駐車場が近くにある八合目標高1334地点に着いた。そこから見上げる、山頂に続く斜面はさらに藪藪していた。風の強い山頂近くはさらに着雪が減っている様だ。ここでシンモンさんも僕も気持ちは一致して、もう今日はここまでで良いよね、と。
登山道の下りは、道に合わせて無理やり曲がるスラロームか、ずるずる横滑りになる。スラロームは上手くいくと面白くもあるが、めちゃくちゃ疲れる。僕は曲がり切れずに急に止まろうとしてこけるパターンが多いが、その後立ち上がるのに手間がかかる。外れたビンディングを嵌めなおすのに苦労することもあった。気温は0℃を少しだけ下回る程度だったろう、雪がこびりつき易い温度で、靴の裏やつま先ピン穴で雪が固まると嵌められなくなるのだ。それでも登山道区間の標高差500m弱を40分ほどで下りられたから、まだマシだった。
林道に戻ると、トレース上に5cmほどの新雪があり、下りなのに自動で進むところは殆どなく、プチラッセル歩きに終始する。林道全区間を2時間かけて登ったのが、下りでも1時間半であった。下山直後の温泉がこの上なくありがたかった。
修行に終始した一日だったが、雪が増えたらリベンジし、大滑降を楽しみたいと思う。
土曜も日曜も動けるNishidenさんと山行へ。土曜朝は降雪状況も読めないことから日曜の山行とした。
土曜朝の金沢市の平野部は数cm、富山市の平野部は15cm。
里山で4-50cmほどだろうか。藪は埋まっていなくても登れる山ならばよいだろうと白木峰に向かってみた。
朝6時ころに大長谷温泉に入れたが、すでにしっかり除雪されていた。早朝からお疲れさまです。ありがとうございます(もちろん住民のためなのだが)。
ずっと降り続くため明るくなってから動こうということで、6時30分頃まで車内でうとうと。
温泉に向かって右奥から斜面に取り付いて林道に出てラッセル開始。
ストックはアスファルトに直に当たるがこのあたりでブーツラッセル。
ところどころ出る水を避けつつ登山口までただただラッセル。
5合目まで4kmに2時間近くかかった。
藪が多いことは承知の上で登山道に入るが、登山道を離れられるところがない。
ロープを掴んで登るところもあり。
高度が上がると徐々に深くなっていき、膝ラッセルに。
7-8合目は深い藪と雪で更に進まない。
もうひと登りなのだが、正面の斜面は笹が多く出ていて登りやすいとは言えない。とはいえ林道に降りてもただ深いラッセルが長々と続くだけ。
降雪で濡れて寒くなった体では先に進みたくはなくなっており、ここで本日は終了とした。
少しシールで登り返して滑走モードに変更。
そのままトレースを滑れるところはいいが、数多くの藪枝が邪魔をする。
急斜面になると幅もなくもう修行モード。
なんとか5合目に着地した。
ホットしたのもつかの間、林道のトレースには雪がどっさり乗っていて下りもラッセル。
ヒールフリーにしてここからはクロスカントリーです。
せっせと漕いで温泉へ。
この区間、上り1時間50分、下り1時間30分って…(下りでは途中もぐもぐタイムがあったけど)
13時を過ぎており営業中! これは幸せ! 下山して即ドボン!
しっかりと温まった。
帰りにジビエの聚楽によってラーメンで更に幸せになった。
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