会津駒ヶ岳のクリスマスパウダー
- GPS
- 09:55
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,217m
- 下り
- 1,215m
コースタイム
天候 | 雪〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り8時間半 下り1時間半 合計登行 1200m 気温 朝−4度 夕方−4度 駐車場 公共P 道路 夜中も除雪ガンガン 山で会った人 0人 森林限界 2000m 登山道の様子 積雪の様子 前夜20センチ 桧枝岐アメダス1m パウダー多し 装備 k2sodo 169/133mm/94mm/122mm 都合によりいつもより狭い板 山の快適さ 晴れて最高 お勧め度 GOOD 日帰り温泉 窓明けの湯 大型 露天は熱くて入れない コンビニ 田島のデイリー セブンは高速出口周辺 桧枝岐になし |
写真
感想
NO83 冬の会津駒ヶ岳
この10年で、会津駒には7回くらい行ったのだ。スキー登行にこれほど向きな山はそうない。で、今週辺りは、全国アメダスの積雪で桧枝岐が、4位とかにいて、マジか。じゃ、パウダーシーズンだからこそ、今でしょ。しかもクリスマス高気圧を狙って。
東北道那須を降りても、80Kものロング(那須〜塩原〜田島〜桧枝岐)雪道。寒いかと思ったら、まだ曇りで小雪も舞っていて、−4度とは暖かい(翌日夜には−11度)。現地にコンビニないから、田島で朝弁買って、夜中のうちに着く。3時間ほど仮眠。
前夜に20僂らい新雪、いいね、いいね。暗いうちから知った道登りだす。うっすらとしたトレースだけ。
林道は夏道と分かれて、冬用に左へ。スギ植林の辺りから、どこ登ろうかと思ったが、うっすらトレースが一般冬道の沢沿いに上がっていたもんで、ま、大丈夫だろって。
林道まで上がって、さて凹状に入る。なるべく左から、大木のブナに寄り添って、ここ雪崩た過去もあるらしくて。上部は急になったが、ヤブもあるし、かなり上で、左の稜線にちゃんと上がれた。トレースないとき自力ここ上がったのは初めてだ。
ここまで1時間半。さて今日はどこまで行けるかと思ったが、なんと9時頃から期待通りに晴れてきた。青空じゃん。とはいっても、ブーツ深くまでのラッセルは、苦じゃないが、ちゃんと登っているのに、1時間で150mくらいしか上がれない。こんなノロマってあるか。
10時頃になると、快晴気分。右に主稜線も見えて、ミニモンスターもあるよ。こんな気分で途中敗退は嫌だよと。でも計算しても、いま高度1400mだと。頂上は午後2時半になる。う〜ん。
休憩といっても、毎度のように立ったまま、ドリンクと菓子パンで、またさっさと歩く。そのうちについにドピーカンになってしまった。燧が見えて、背後に田代〜帝釈も。日光白根に男体山。遠く安達太良も白いぞ。
後続誰か来るかと思ったが、誰も来ない。快晴の会津駒に一人で上がって誰もいないと、そしてこれ、一人で滑りまくりを考えると、狂気のエクスタシーだ。
1800mを越えたくらいで、稜線若干雪が堅くなって歩きやすくなった。森林限界近くなっても、無風状態で、これほどの条件はめったにない。コブは右から水平に越えて、小屋など無意味に寄らずに斜めに。最初はミイラモンスターだが、そのうちにホンモノモンスターになってきた。その間縫うように上がって、いよいよ頂上だ。頂上も過去とは違って標識も埋まって、ザグザグのモンスター群だった。へ〜こんなときもあるんだ。
向こうに平ヶ岳、越後駒みんな見えるぞ、北海道まで(うそ)。
さて斜めの低い太陽になってしまって、明るいうちに降りようと、しかし用心して。最初だけまっすぐ降りて、後はトレース通りに。けっきょく下まで1時間半ノンストップ。3時半過ぎに陰って、雪面若干見づらくて、やっぱ日の高いうちに降りないと。でも直射の斜面はすでに軽いガリに。日陰パウダー。過去最高のパフォーマンスだった。
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