黒姫山
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- GPS
- 05:33
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 961m
- 下り
- 955m
コースタイム
08:00 黒姫山
09:30 大橋登山口
ブドウ糖50g
天候 | 風雪強い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 下山後の風呂は長野まで下りて裾花峡天然温泉宿うるおい館。 平日730円。地下駐車場が最高。サウナは6人用と10人用が毎日交互に入れ替わる。熱い。水風呂も冷たい。 |
写真
感想
今日も天気は大荒れなので森林限界を超えない黒姫山へ。大橋の標高が1,100mと高く、登りと下りしか無く、眺望も良い山として冬もよく登られているようだ。昨晩はゴン降りで道路の雪は除雪されておらず大橋登山口まで行けるかヒヤヒヤした。翌朝、4時頃には戸隠周辺の除雪は進んでいたので信濃の道の駅で車中泊してから4時前に運転してきたほうがよかったかもしれない。戸隠寒いし。
3時起床の4時出発。昨日のものと思われるトレースは佐渡山へ向かっている。黒姫山へ向かうトレースは消えていた。今日はおひとりさまラッセル。雪はかなり深い。179cm Pon2oonで来て正解だった。汗をかかないよう息切れしないように一歩一歩雪を踏みつけて前へ。1,400mを超えるとなかなかの風が吹く。木々がバッカンバッカン鳴いていて怖い。1,500mあたりの平坦地は夜でもブナの森が美しい。帰りが楽しみだ。
ひたすら息を吸って吐いて腕と脚を前に出すだけ。1,800mを超えて尾根に出ると時折突風が吹いて身体が持っていかれそうになる。雪庇の陰に入って耐風装備に身を包んだ。甘いコーヒーをガブ飲みして気合いを入れたらペースを上げて山頂へ。900m上げるのに4時間もかかった。歯応えのあるラッセルだった。気温は-15度。さみー。こんなところに長居は無用。山頂タッチしたら1,998mポコまでシール貼ったまま滑って登り返し。雪庇に身を隠してシールを剥がしたらあとは逃げるだけ。滑降準備をしていると一瞬だけ霧が晴れて太陽が見えた。嬉しい。
4時間かけて登った900mもシールを剥がせば一瞬だ。トレースが飛ばされているが視界はあるので尾根の一番高いところを落ちてゆくだけ。ここがパウダーだったら最高だろう。今日は風でパックされてガタガタで気持ちよくはない。1,500mの平坦地を抜けると登山道ボブスレー。トレースに沿って加速し、ふわっふわのパウダーをぼっふぼっふやっていたらあっという間に登山口。後続は来なかったので滑らないトレースをぺたぺた歩いてクルマに戻ってきた。今日も寒い一日だった。さあ温泉が待っている。神告げ温泉へ行こうと思ったが昨日寄った長野市の"うるおい館"がとても良かったので長野市まで下りてからサウナを楽しんだ。
寒波のピークは過ぎただろうか。明日は今日降った雪が沈んでもっと楽しめるだろう。降雪直後はテンション上がるが深けりゃいいってもんじゃない。
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