巻機山
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- GPS
- 09:28
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,548m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
日本海側にドカ雪が3日間降り続いたあとのピーカン予報。雪崩リスクなどを考えると選択肢はもうここしかない。
激ラッセルを想定し午前1時過ぎに駐車地点を出発。国道沿いの雪壁はちょうど板と同じ高さだった。ふわふわの新雪なので乗り上げるのに一苦労。
1時間かけて桜坂駐車場。1週間前にはクルマでここまで入れたそうだが、今となっては夢のまた夢である。ただまだ下部の藪は埋まっていないのでショートカットせずに夏道を登ることにした。
藪をかき分けて井戸の壁に入る。今日は気温が上がる予報なので早く通過してしまいたい。最大で腰くらいまで埋まる雪を黙々とラッセルしていると、下から後続のヘッドランプがひとつ見えてきた。すぐに追いつかれ、ラッセルを交代してもらう。おかげで予想よりも早く井戸の壁を通過する事ができた。
その先はラッセルも大したことはなく高度を上げていく。ちょうど森林限界付近で明るくなってきた。写真を撮ったりしながらニセ巻機山へ。予報通りで寒くなかった。
まだ8時なので今日は山頂を狙う。シール滑走で避難小屋まで降りると、小屋は8割以上埋まっていた。山頂直下はパックされていたがシールだけで登れた。後続の方とほぼ同時に山頂。
ここはニセ巻とは違って冷たい風が吹き荒れて寒かった。こんな場所に長居は無用なのでちょっと記念撮影してから、すぐにシールを剥がして滑走開始。山頂付近だけガリガリしていたが、すぐに滑りやすい雪に変わる。
避難小屋まで降りると風もやんで快適環境に戻った。シールを貼り直してニセ巻に戻ると次の後続の方がちょうど登ってきた。入れ違いにエントリーする。上部はパックされていたがその下はやや重いパウダー。足を取られそうになりながら滑っていくと1年ぶりの感覚が戻ってきて快適に滑れるようになった。
下部はスキーヤーや登山者が次々と登ってきていた。井戸の壁までかっ飛ばし、その下は後続とまだまだ多い藪に注意しながら速度を落として夏道沿いに降りる。それでも藪が増えてくると足を引っ掛けて2回ほど転倒してしまった。桜坂駐車場の直上だけはショートカットした。最後は完璧に整備された高速道路を通って駐車地点に帰還。まだ午前中だが大満足の1日だった。
途中までトレース有難うございました。井戸の壁までに余力を残せたお陰でラッセルを進めることが出来ました
藪の滑走はoecさんのシュプールが所々現れては、ライン取りを助けられました(私のレベルでは滑走というより只歩いて横滑りでしたが…)
ありがとうございました!!
こちらこそありがとうございました。おかげで途中から楽できました。藪滑走は私も厳しかったです。
またどこかでお会いしましょう。
私のラッセルは途中までですが…笑
後続が多くてちょっとびっくりしました。
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