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記録ID: 387638
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ハイキング
富士・御坂

第38回定例山行 菊花山〜御前山〜日本三奇橋・猿橋

2013年12月28日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:00
距離
6.0km
登り
531m
下り
550m

コースタイム

大月9:50-10:45菊花山-1240御前山-JR猿橋駅-1420猿橋-猿橋駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路=JR大月駅
復路=JR猿橋駅
コース状況/
危険箇所等
 大月駅周辺の路面も凍結していて、山に登る前に転倒注意でした。
 山中は、北側斜面ではたっぷり雪があります。菊花山山頂直前には、岩場と痩せ尾根が続き、雪と氷のおかげで難易度はいきなりアップしました。ここを軽アイゼンを装着せずに通過しました。
 しかし、山頂直前に幅20センチ程度の切り立った痩せ尾根が一か所あり、通過する際に久しぶりに肝を冷やしました。軽アイゼンを付けておけば…と反省しました。
 菊花山山頂で軽アイゼンを装着。この後も雪の岩場、急降下があったために活躍してくれました。
 全体的に起伏にとんだ、面白い山です。手軽に登れますし、雪のない季節にも来てみたいですね。菊花山、御前山からの富士山や丹沢の眺めは素晴らしいものがありました。大月の市街が箱庭のようです。
 当然ながら、初心者のみでの山行はお控えください。特に冬は。岩と落ち葉、その上に雪が乗った急傾斜地を何度も降りたり登ったりしないといけません。それなりの技量が必要となります。
 トイレは、大月駅前のみです。日本三大奇矯・猿橋まで足を伸ばせば、公衆トイレがあります。
富士山一号。指定席を取りましたが、自由席でも早めに来れば座れますね。
2013年12月28日 07:56撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
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12/28 7:56
富士山一号。指定席を取りましたが、自由席でも早めに来れば座れますね。
大月駅です
2013年12月28日 09:44撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 9:44
大月駅です
この神社の先に登山道入り口がありました
2013年12月28日 09:52撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 9:52
この神社の先に登山道入り口がありました
登山道の途中から、北側の奥秩父の山がきれいに見えます。
2013年12月28日 09:55撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
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12/28 9:55
登山道の途中から、北側の奥秩父の山がきれいに見えます。
指導標識はいたるところにあります
2013年12月28日 09:55撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 9:55
指導標識はいたるところにあります
冬枯れの道を登ります
2013年12月28日 10:01撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
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12/28 10:01
冬枯れの道を登ります
菊花山の急坂が終わるころ、ことさら端正な富士山が
2013年12月31日 04:07撮影 by  URBANO PROGRESSO, KDDI-KC
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12/31 4:07
菊花山の急坂が終わるころ、ことさら端正な富士山が
痩せ尾根には数センチの積雪がありました
2013年12月28日 10:41撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 10:41
痩せ尾根には数センチの積雪がありました
慎重に歩く
2013年12月28日 10:44撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 10:44
慎重に歩く
菊花山頂直前のやせ尾根
2013年12月31日 04:09撮影 by  URBANO PROGRESSO, KDDI-KC
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菊花山頂直前のやせ尾根
菊花山山頂。
2013年12月28日 10:49撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 10:49
菊花山山頂。
ドアップ
2013年12月28日 10:55撮影 by  NIKON D610, NIKON CORPORATION
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ドアップ
岩殿山を撮影
2013年12月28日 10:56撮影 by  NIKON D610, NIKON CORPORATION
12/28 10:56
岩殿山を撮影
快晴の富士
2013年12月28日 10:57撮影 by  NIKON D610, NIKON CORPORATION
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12/28 10:57
快晴の富士
雪道を歩く
2013年12月28日 11:33撮影 by  NIKON D610, NIKON CORPORATION
12/28 11:33
雪道を歩く
御前山への尾根道。左側は植林地[S]
御前山への尾根道。左側は植林地[S]
富士山
2013年12月28日 12:42撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
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12/28 12:42
富士山
今シーズン初めての軽アイゼン装着です
2013年12月28日 12:43撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 12:43
今シーズン初めての軽アイゼン装着です
御前山山頂は切り立った崖の上です。私・ネギは高所恐怖症なので崖には近づきません
2013年12月28日 12:43撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 12:43
御前山山頂は切り立った崖の上です。私・ネギは高所恐怖症なので崖には近づきません
同じく
2013年12月28日 12:43撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 12:43
同じく
御前山頂から富士を拝む
2013年12月31日 04:10撮影 by  SC-06D, SAMSUNG
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12/31 4:10
御前山頂から富士を拝む
富士山(左後方)と富士山の眺望で有名な三つ峠山(右後方)を同時にのぞむ(御前山山頂)[S]
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富士山(左後方)と富士山の眺望で有名な三つ峠山(右後方)を同時にのぞむ(御前山山頂)[S]
急傾斜の雪道を下る
2013年12月28日 12:52撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 12:52
急傾斜の雪道を下る
御前山からの下りの尾根道。左の先には広葉樹。針葉樹との植生界は歩きながらのいい目標物になります[S]
御前山からの下りの尾根道。左の先には広葉樹。針葉樹との植生界は歩きながらのいい目標物になります[S]
猿橋駅はもうすぐ
2013年12月28日 13:47撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 13:47
猿橋駅はもうすぐ
アスファルトも真っ白に凍ってました
2013年12月28日 13:49撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
12/28 13:49
アスファルトも真っ白に凍ってました
猿橋駅横の階段は凍結シリーズ最後の難所でした(笑)[S]
猿橋駅横の階段は凍結シリーズ最後の難所でした(笑)[S]
猿橋です。駅から遠いっ
2013年12月28日 14:20撮影 by  COOLPIX S210 , NIKON
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12/28 14:20
猿橋です。駅から遠いっ
猿橋その2[S]
猿橋から川をのぞむ。高所感はかなりあります[S]
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猿橋から川をのぞむ。高所感はかなりあります[S]
反省会を終えて八王子駅。
さあ帰りましょう[S]
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反省会を終えて八王子駅。
さあ帰りましょう[S]
八王子の反省会だけでは帰れなかった三人。秋津~新秋津間にある立ち飲み屋へ。その後ややへべれけ[S]
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八王子の反省会だけでは帰れなかった三人。秋津~新秋津間にある立ち飲み屋へ。その後ややへべれけ[S]

感想

 大月に近づくにつれて線路にじわじわ雪が増え、まずいなと思っていたら、上は予想以上の(といっても3センチほどの)雪でした。私は昼飯後に4本歯の簡易アイゼンを付けて、岩場も泥坂もなんのその。その分空気は澄みまくっていて、くっきりきれいな富士山に大満足でした▲昼飯は成り行きで道の途中の寒風の中で取ることになりましたが、狭くて少し早めながら菊花山頂で済ませた方が良かったかも。食べられれば基本どこでもいいのですが▲下山後は奇橋・猿橋をながめた後、近くの鉱泉に寄って汗を流すつもりだったのに、「本日から年末休み」とは調査不足でした。冷えた体をあっためたいと、しつこく八王子まで行って銭湯に入りましたとさ。

 中央線沿線の山は、陣馬山や高尾山のように、歩きやすくたおやかな山がある一方、高柄山のように急こう配の続く、手ごわい山もあります。小粒だがピリリとくる山椒のような存在というべきか。今回の菊花山、御前山もそんな山でした。
 菊花山は駅から近いのですが、急登が続き、最後は岩場+痩せ尾根。雪と氷があったために難易度は一気に上がりました。山頂直前の、幅20センチほどの痩せ尾根は、雪もあり、怖いな〜と思いました。何しろ両側が切り立っています。落ちたら…と思うと気が気ではない。初心者のころ、鎖のついた岩場を見てため息をついていたのを思い出しました。良い意味で初心に帰れたといいますか。
 菊花山山頂で軽アイゼンを付けました。今シーズン初めてです。6本歯とはいえ、あるとないとでは、大違い。雪面をガッチリとキープしてくれました。
 ただ、落ち葉と泥、雪の団子がすぐに下駄の様についてしまい、何度も足を降ることになりましたが、仕方のないことです。
 御前山までも、その後の下山道でも雪はふんだんにありました。急斜面もあり、歩行注意です。
 菊花山と御前山からの大展望は、見ごたえ十分。堂々とした富士山、奥秩父と丹沢の峰々が青空に浮かんでいました。素晴らしいの一言でした。

「岩殿山のお向かいを登りますよ」と誘われて、気軽なハイキングでやってきました。新宿発の8時14分のホリデー快速ものんびりムードで乗車。ところが、大月が近づくにつれ、線路や民家の屋根には雪が・・・・。アイゼン忘れた!!どんな山でも12月以降の山には軽アイゼンをザックに入れてなければなりませんね。さてさて、大月駅前の観光案内センターで、菊花山と御前山コースの地図をもらってスタート。清々しい山行となりました。快晴の中の富士山も申し分なく、山の会の皆さんと忘年登山を楽しみました。

中央線沿線(も)初心者につき、様子はわかりませんでしたが、高尾山プラスアルファ程度?と思い臨みました。
北斜面の残雪と凍結は、新調シューズの履き心地の悪さとあいまって手ごわかったです。重いからとアイゼンは携行せず、ストックさばきで歩きました。こんな時のために、翌日超軽量の四本爪アイゼンを買いました。
密かに面白い山だと感じました。というのも、富士山に加えて三つ峠山を見ることができる。百蔵山など中央線北側の山並みも素敵。ちょっとした岩場や御前山山頂南側の絶壁は変化があって楽しい。道標があり、迷うことはないでしょうが、地形が特徴的だったり微妙なところがあって地図読みの参考になる。だれにも会わない秘境のような様相。などの特徴があったからです。菊花山、御前山とも地形図には名前もなく全く無視されていますが。。。
お風呂、反省会含めて楽しかったです。企画して頂きありがとうございました!

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